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仁嶋中道
ジン・ジャン
ネタバレ
高校の寮のルームメイトで親友の青凪に密かに想いを寄せている宇佐美。青凪に彼女が出来て内心穏やかではない日々。青凪には先天性の大きな痣が腕にあって、彼女がそれに否定的なのを知り気持ちが抑えきれなくなってしまい…。 若い頃は見た目で判断して人の目が気になるから彼女の気持ちもわからなくはない。でも他人の視線なんてどうでもいい位青凪を好きだって言い切れる宇佐美の想いの方が断然強かったし、それに青凪が呼応…
告げられなかった想い…。 事故で亡くなった親友亮輔が、ある日自殺しかけた青年司の姿を借りて春哉の前に現れる。そこから始まる3人の優しいバランスの共同生活は、ずっと続くかと思われたけれど…。 誰も悪くなくてみんなが幸せでいて欲しくて、とっても切なくてそれぞれの想いが胸に沁みて泣けた。亮輔と春哉に結ばれて欲しかったけど、亮輔がもうこの世にいない以上司と一緒になるのが最善だよね。事故の前に分…
祖母から引き継いだカフェを営む千波。メニューはココアだけ。そこに金髪の青年渚が千波に話がありやってきたけど、なかなか伝える事が出来ない。それでもお互いゲイだとわかり少しずつ距離が縮まっていって…。 渚が秘めていた千波に伝えたかった事の真相が意外すぎて、そう来たか…と驚いた。性別不合って言い方馴染みがないと思ったら、今はそう言うんだね。GIDじゃ無くなったのは知ってたけどまだ少し慣れない…。 認…
Sakura0904
BLというジャンルに留めておくのはもったいないような、他人の人生の受け止め方、身内との関わり方について考えさせられる作品でした。話したいことがあるけれど、いつどうやって話そうか、そもそも話すべきか迷っているというなんとも不思議な目的で千波と出会った渚ですが、中盤でなんとなく事情を察し、理由が分かるとそれも納得でした。むしろ赤の他人だからこそ、気軽に手紙などでぽんと伝えてしまうやり方もあったでしょ…
ねこみみみ
キミドリ本編、最後の大人になった2人のその後ではなく、描き下ろしの瑛が菖真の家に遊びに来て…のその後です。本番してます。 30ページ弱で漫画とこぼれ話があります。 キミドリ本編がめちゃくちゃ大好きなので買いました。2人が本編と変わらず可愛くて大好きです。 特になにか大きな出来事があるわけでもないですがとにかく2人が可愛い。 大人になった2人の話も読みたいよ〜と思いつつこのキミドリの日々が読…
1740
高校の学生寮でルームメイトになる宇佐美と青凪は2年から仲良くなります。そのきっかけは宇佐美が部活を辞めたから。 顧問の先生が結婚したことでもう部活を頑張れないと話している時に宇佐美はうっかり自分がゲイであることもルームメイトの青に言ってしまいます。でも青凪は「あっそうなんだ」と一言。青凪の右腕の異所性蒙古斑に宇佐美が気持ち悪いと思わないのと同じだと伝えてくれます。 その1話を読んで、このふたり…
こずまる
祖母の店でココアだけを出す千波。ある日青年が訪ねてくる。渚は何かを伝えようとしている…。渚の目的は何なのかな。 渚が伝えようとしていたことがまったく予想外ですごく驚いた。でもそういうことだってあるよな。千波の衝撃は相当なものだったけど伝えたのが渚で良かったな。そしてあのお友達たちも 家族のいろんな形を感じました。とってもいいお話だったなぁ。渚が伝えようとした事を知ってもう一度読み直した…
kaya。
王道なのですが、二人の感情の揺らぎや変化が 丁寧に描かれていてとても沁みました。 高校生の宇佐美は寮のルームメイトで親友の青凪に片想い中。 けれど、青凪には恋人がいて…。 一見ありふれた片想いBLなのですが、 青凪に生まれつき目立つ痣があってそれがコンプレックスだったり、 宇佐美がカミングアウトにトラウマがあって青凪以外には言えなかったり、 事情は違えどそれぞれが周囲に理解さ…
しぐれ西瓜
ゲイである自分に密かにコンプレックスを抱いている宇佐美と、生まれつき腕に青アザがある事で、直接的な偏見だけでなく、間接的な偏見にも遭ってきた青凪。 密かに青凪に想いを寄せている宇佐美ですが、ゲイでは無い青凪に仲良く過ごす以上の関係にはならないでいます。 そして青凪には付き合っている彼女が居るんですが、この子の存在が2人の心を凄く揺さぶるんですよね、、 女の子が出てくると、どうしても女の子が敵…
UーMe
自分に合いそうな作家様としてお薦めしてもらった作家様です 新刊から拝読させて頂きました 教えてもらって本当に良かったです! そして先生の他作も順に遡って必ず読もうと、新年早々今年の目標がひとつ決まりました!! キャラの内に生まれる感情をとても丁寧に時に正面から、時に少し距離を取って掬い上げて描かれる作家様だと思います 台詞やモノローグ、そしてキャラの表情や指先や体に走る緊張などを…