仁嶋中道さんのレビュー一覧

鳴かぬ蛍は青に焦がれる コミック

仁嶋中道 

等身大の高校生たちの恋

男子高校生の二人の、友情が愛情に変わる様子を描いた作品。

地元から離れた高校で寮生活を送る宇佐美は、1年からのルームメイト・青凪に片想いしている。
宇佐美はもともと同性が恋愛対象だけど、何気なく性志向をカムアウトした結果、地元に居づらくなってしまった過去がある。
一方、ルームメイトの青凪には、腕に先天性の大きな痣がある。
本人は気にしていない素振りだけど、周囲や青凪の彼女は無意識に痣を…

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愛追うふたり コミック

仁嶋中道 

No Title

母親がママ活をしていると知った一樹は相手の青年圭吾に会いに。辞めてくれと頼むも断られ、なぜか自分ともママ活してくれとお願いしてしまい⋯。
美しい顔でミステリアスな雰囲気の圭吾の意外な優しい一面や、自分と同じゲイだという事を知り揺れる一樹の想い。
母親がなぜママ活をしようと思ったかの理由が泣ける。理解する事が難しくても、わかろうとするわかりたいと思う気持ちが大事で、知らないままだと怖いものになる…

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鳴かぬ蛍は青に焦がれる コミック

仁嶋中道 

優しさに触れて

高校1年、初対面の春。
あの時点でお互いどこか引き寄せられるような感覚があったのではないかな?と思わずにはいられないくらい、冒頭のシーンがすごく印象的でした。
感じたものがすぐ"恋"には結びつかないところも
その後の展開を期待させる始まりだったなと思います。

2年生になるまでに、失恋をしたり部活を辞めたりと様々な変化があった宇佐美。
苦しくてツラい時もたくさんあっ…

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俺のポラリス コミック

仁嶋中道 

代理旅行のエピソードをもっと読みたくなる!

代理旅行をはじめて知りました!
一歩踏み出す成長ものの物語として、とっても良かったです。

ゲームばかりしてまだ何もやりたいことが見つけられなかった主人公の受け巡が、一歩踏み出すために代理旅行のバイトを始めるところから始まります。
この一歩がまず勇気出して頑張ったのだろうなぁと思う。

思い出を巡る写真旅行やぬいぐるみ旅行、視覚障害者になってしまった方へ気持ちが前向きになるような旅行な…

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どちら様が愛を告ぐ コミック

仁嶋中道 

すごく深い

冒頭からもう何かがあることを決定だにし、そこからストーリーが流れていくのですが、すごい設定もしっかりしており、お、こっちの展開だったのかと拍子抜けさせられたこともあり、ありきたりな展開なようでそうではない、と、いうことをこの作品に感じられとても見ていて楽しまされました。BLドラマにして欲しいくらいに、なんだか深いものを感じられもした。
年上年下とかではなく同い年で片方は母とのことを抱え片方は重い…

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愛追うふたり コミック

仁嶋中道 

じわじわと心に沁みるストーリー

表紙の雰囲気がふんわりと優しく、ストーリーとマッチしていて、とても良かったです。

圭吾と一樹が2人でデートしてるときの会話が優しい。何気ないやり取り、互いにかける言葉選びが温かい。

一樹はお母さんにゲイだとカミングアウトできるほど、信頼関係があって、今の家族のように、自分も将来家族を持ちたいという。

一樹と圭吾のそれぞれの出自が、明らかにさりが、そこからがさらによかった。
圭吾…

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俺のポラリス コミック

仁嶋中道 

No Title

自分を変えたくて代理旅行のアルバイトを始めた大学生の巡。研修担当の南と旅する中で、初めて知る沢山の経験や想い。いつしか南の隣に立ちたいという恋心も芽生え…。
代理旅行業ってニュースで見た事があったけど、ぬいの旅とかすごく親近感があって面白かった。2人と一緒にこちらも旅してる気持ちになれる。
主体性のなかった巡が成長していく様子と、南へのすれ違う恋にドキドキした〜。強いて言えば、チュー止まりだっ…

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どちら様が愛を告ぐ コミック

仁嶋中道 

愛に溢れた作品タイトルに泣けてきます

恋より愛を深く感じるお話しでした(*˘︶˘*).。.:*

読み終わるとこの作品タイトルの秀逸さが沁みまくります
突然の訪問者のあなたは誰?という意味での「どちら様」
誰が言ってるんだか…という少し捻た意味での「どちら様」
もぅ分からなくなってしまった時の「どちら様…」
どの「どちら様」でも間違いなく精一杯の「愛を告げて」いるのですよね

泣けて仕方ないな…これは…
ホント、なん…

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鳴かぬ蛍は青に焦がれる コミック

仁嶋中道 

まぶしいアオハル!

高校の寮のルームメイトで親友の青凪に密かに想いを寄せている宇佐美。青凪に彼女が出来て内心穏やかではない日々。青凪には先天性の大きな痣が腕にあって、彼女がそれに否定的なのを知り気持ちが抑えきれなくなってしまい…。
若い頃は見た目で判断して人の目が気になるから彼女の気持ちもわからなくはない。でも他人の視線なんてどうでもいい位青凪を好きだって言い切れる宇佐美の想いの方が断然強かったし、それに青凪が呼応…

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さよならのモーメント コミック

仁嶋中道 

No Title

告げられなかった想い…。

事故で亡くなった親友亮輔が、ある日自殺しかけた青年司の姿を借りて春哉の前に現れる。そこから始まる3人の優しいバランスの共同生活は、ずっと続くかと思われたけれど…。

誰も悪くなくてみんなが幸せでいて欲しくて、とっても切なくてそれぞれの想いが胸に沁みて泣けた。亮輔と春哉に結ばれて欲しかったけど、亮輔がもうこの世にいない以上司と一緒になるのが最善だよね。事故の前に分…

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