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仁嶋中道
藻とカレー
ネタバレ
亮輔のことを思って前を向けない春哉。 春哉にとっては全てが思い出なので捨てられない=幼い頃から家業の時計修理を手伝って継いでいる…古い物を大切にする性分であることがわかるキャラ設定がよかったです。 亮輔ができるポルターガイストの一つが時計の針を動かすこと、春哉の誕生日がエイプリルフール…この伏線が効いた展開にハッとさせられました。 春哉への未練があった亮輔が反対の言葉で思いを告げるのが粋です…
aynt
学生ものはあまり読まないのですが、何となく爽やかで読みやすく、絵も綺麗だったので購入しました。 学生の寮のルームメイトの同士のお話です。在り来りといえばそうですが、お互いの抱えてる物があり、それが上手くハマって、痛みがわかるもの同士が補い合う。そんなお話です。 えちえちはそこまで無いものの、夏っぽく爽やかで甘い学生の恋愛にどんどん読み進められました! あまり普段レビューを書きませんが、予想外…
ジン・ジャン
カメラが趣味の菖真は放課後に顔のない絵を描いていた瑛と出会い、涙が溢れていた美しい黄緑色の瞳に魅せられてしまう。(瑛はクォーターで宝石のような瞳の持ち主。) 写真のモデルを頼むけれど全力で拒否され、逆に心霊写真を撮って欲しいと頼まれて⋯。 瑛が抱えてた過去が悲しくて切なくて、菖真と一緒にそれを乗り越えていくのが胸熱。 写真って良いよね。見えないものもそこには思い出と共に写ってると思う。逝…
ぽよたくん
人気が高い作品だと知り、読んでみました。 高校生の話なので、本編の中で本番えっちまではいきません。 でも、えっちがないのはまったく気にならなかった。 受けの(将来受け予定)の青凪くんが、彼女がいて、 青凪くん、めっちゃ良い子だし、 彼女もめっちゃ良い子だったなぁ、と思った。 青凪くんは高校生と思えない包容力が良い。攻めのうさみくんは独占欲が強くて、青凪くん以外には態度も悪い、そして…
Lily2022
男子高校生の二人の、友情が愛情に変わる様子を描いた作品。 地元から離れた高校で寮生活を送る宇佐美は、1年からのルームメイト・青凪に片想いしている。 宇佐美はもともと同性が恋愛対象だけど、何気なく性志向をカムアウトした結果、地元に居づらくなってしまった過去がある。 一方、ルームメイトの青凪には、腕に先天性の大きな痣がある。 本人は気にしていない素振りだけど、周囲や青凪の彼女は無意識に痣を…
母親がママ活をしていると知った一樹は相手の青年圭吾に会いに。辞めてくれと頼むも断られ、なぜか自分ともママ活してくれとお願いしてしまい⋯。 美しい顔でミステリアスな雰囲気の圭吾の意外な優しい一面や、自分と同じゲイだという事を知り揺れる一樹の想い。 母親がなぜママ活をしようと思ったかの理由が泣ける。理解する事が難しくても、わかろうとするわかりたいと思う気持ちが大事で、知らないままだと怖いものになる…
おぶもいもい
高校1年、初対面の春。 あの時点でお互いどこか引き寄せられるような感覚があったのではないかな?と思わずにはいられないくらい、冒頭のシーンがすごく印象的でした。 感じたものがすぐ"恋"には結びつかないところも その後の展開を期待させる始まりだったなと思います。 2年生になるまでに、失恋をしたり部活を辞めたりと様々な変化があった宇佐美。 苦しくてツラい時もたくさんあっ…
magubo
代理旅行をはじめて知りました! 一歩踏み出す成長ものの物語として、とっても良かったです。 ゲームばかりしてまだ何もやりたいことが見つけられなかった主人公の受け巡が、一歩踏み出すために代理旅行のバイトを始めるところから始まります。 この一歩がまず勇気出して頑張ったのだろうなぁと思う。 思い出を巡る写真旅行やぬいぐるみ旅行、視覚障害者になってしまった方へ気持ちが前向きになるような旅行な…
はーたんたんたんたん
冒頭からもう何かがあることを決定だにし、そこからストーリーが流れていくのですが、すごい設定もしっかりしており、お、こっちの展開だったのかと拍子抜けさせられたこともあり、ありきたりな展開なようでそうではない、と、いうことをこの作品に感じられとても見ていて楽しまされました。BLドラマにして欲しいくらいに、なんだか深いものを感じられもした。 年上年下とかではなく同い年で片方は母とのことを抱え片方は重い…
yumyumyum
表紙の雰囲気がふんわりと優しく、ストーリーとマッチしていて、とても良かったです。 圭吾と一樹が2人でデートしてるときの会話が優しい。何気ないやり取り、互いにかける言葉選びが温かい。 一樹はお母さんにゲイだとカミングアウトできるほど、信頼関係があって、今の家族のように、自分も将来家族を持ちたいという。 一樹と圭吾のそれぞれの出自が、明らかにさりが、そこからがさらによかった。 圭吾…