髙月まつりさんのレビュー一覧

愛の躾はアメとムチ 小説

髙月まつり  志野夏穂 

義兄弟物は好きだけど~

義兄弟物は好きだし、今作みたいに幼い頃から兄が弟に目を付けてたパターンは大好きなんですがこれはちょこちょこと小さい地雷がありました。
高月さんの作品には登場人物によく腐女子が出て来てそれはまあいいんですが、亡くなった奥さんがそうだったっていうのはちょっと。
嫁姑で腐女子かーー仲良さそうだしお母さんの謎料理は魅かれましたが、亡くなってるとなるとなー。
しかも元気な奥さんだった訳じゃなく元々病弱…

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予告された恋の行方 小説

髙月まつり  サマミヤアカザ 

大切な約束を求めて

今回は代々美術品蒐集家をしている伯爵家の次男と
ハイレベルな私立保育園でも一番人気な保育士のお話です。

天然で鈍感な受様が忘れてしまった
一途で俺様な攻様との約束を思い出すまで。

何百年も続く伯爵家の遺伝を継ぐ攻様は
端正な容姿と長身で英国社交界でも花形ですが
なみいる花嫁候補の令嬢達にも目をくれず、
ただ一人の人を思っていました。

その人とは
世界を飛び回る通訳兼写…

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夢見るドラゴン・ハート 小説

髙月まつり  蔵王大志 

バカバカしさに拍車が

一冊目は設定にのりきれず、楽しみそこねてしまったので、続編のこちらはまったく期待せず、イラストを見るためだけでいいや、くらいで手に取ったせいか、意外と楽しんでしまいました。
これで楽しいということに、さらに負けた気持ちに。笑。

でも、設定は後出し、ご都合主義だし、次々と新キャラクターが出てきて、勝手に謎を説明していく展開で、すごくいい加減、デタトコまかせのノリだけで書いているようなかんじが…

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恋するドラゴンハート 小説

髙月まつり  蔵王大志 

バカバカしい

いろいろ言いたいことがあるんですが、こういう作品には言っても無駄というか、楽しめなかった自分の負けという気がします。非常に残念。
でも、こういったトンチキは大好きなので、ほんとうに残念です。

設定とかキャラクターとか、おもしろくなりそうなのに、いろいろ唐突だし、ご都合主義というか、設定だけってかんじでもったいないような?

蔵王さんのイラストはきれいだったし、爬虫類的なドラゴンもかわい…

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ロマンスの王子様 限定版 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

俺様な攻様がヘタレた事件

本シリーズはヨーロッパの小国の大公殿下の側近と
女王様を姉に持つ大公殿下の主従カプのお話です。

海外視察の最終目的地である日本視察で巻き起こる
受様の浮気疑惑騒動の顛末。

欧州の小国の国王と日本人の母の間に生まれた
女王がおさめる国は素晴らしい自然と遺跡
上手い料理で世界中から観光客を集めています。

彼女の弟が本シリーズの受様で
オマケの王子様と言われながらも前向きな性…

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予告された恋の行方 小説

髙月まつり  サマミヤアカザ 

愛され続けてほぼ20年。

コミカルで歯切れのよい会話が面白く、全体的にほのぼの~としたラブコメ感よく、ほんのりとした切なさもあって面白かったです。
登場人物たちもみんな面白いキャラで、ひと癖ふた癖あったり、ちょこっとの超・脇役なのにこのキャラ気になるぞって保育士さんがいたり。
髙月さんのこういう軽いティストの話はとっても読みやすく、面白いです。

雄介は保育士をしながら弟で大学生の宗介と、年下の幼馴染で今では同僚の…

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惑わすつもりはないけれど 小説

髙月まつり  海奈 

好きな気持ちが一番

今回はパワーストーンの聖地と呼ばれる石屋のオーナーと
男から痴漢行為に遭っている清掃会社の会社員のお話。

不運な痴漢から救ってくれた攻様に
徐々に馴染んでいって彼との恋に落ちるまで。

身長178センチで比較的長身で
筋肉質の身体を持つ受様は
清掃会社でお清掃のプロをしています。

受様にはここ一か月ほど前から
とても重大な悩みがありました。
それは通勤電車で痴漢に遭遇す…

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縛りたいほど愛してる 小説

髙月まつり  かなえ杏 

ストーカーも愛のスパイス

今回はスリーピングマスターの二つ名を持つご主人様と
彼の恋人で高級会員制SMクラブの支配人のお話です。

受様がストーカーされた事がきっかけで
二人の仲がやっと恋人ぽい関係に進展するまで。

攻様は普段はのほほんとした雰囲気を纏う
穏やかな癒し系オーラを放つ草食系眼鏡男子ですが

実の両親がSのご主人様と女王様で
本性を隠す為に掛けている眼鏡を外すと
縄を持たせれば米粒さえも…

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惑わすつもりはないけれど 小説

髙月まつり  海奈 

高月まつり祭?

ひと月に2冊発売ということで、思わず名前にひっかけてしまいました(スミマセン、、)
ここ一カ月、電車内で痴漢に遭いつづけている清掃会社社員のごく至って地味で真面目な修司が、助けてくれた男から水晶の石をもらった途端、痴漢に遭わなくなり石の御利益があったと思い込む。
その石をくれたのは、浅草橋で石の聖地といわれる「いなみ」という店のオーナー藍青だった。
それ以来、石の勉強と称して藍青と頻繁に合う…

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縛りたいほど愛してる 小説

髙月まつり  かなえ杏 

ストーカーにはお仕置きよっ☆

高月さんのSMモノはぬるいのが特徴ですかね?
好き同士だから、愛のある行為だとはしても、やけに文章中に”伝説のご主人様”だの”スリーピングマスター”だの”縄の素晴らしいテクニック”などと表現されても、全然ピンとこないし、そういう肝心のシーンは何故かすっ飛ばしてる感じが・・・
なので女性下着をつけさせたり、レースの胸筋バンドとかは付けさせても、胸攻めと、言葉責めしか目に付かないんですが、、、

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