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7/9(合計:83件)
miso
ノブタン
濁った目をした表紙から苦手かもと思いつつ、ポエティックなタイトルがどうしても気になり購入。 結果は思春期かつ未成年の暗さと明滅する衝動をよく描けている佳作。 行動ヤバめのお坊っちゃま×言いなり美人。 真似事でも続ければ本物になると言い放つ攻めの修羅がエスカレートするに伴い、受けの修羅も顔を覗かせる。 同級生達の一歩引いてる空気感もよく表現されてて、リアリティーがありました。…
gama
misoさんの作品は鵺のなく夜にも拝読しましたが、本当に「奇才」としか表現しようがないです。この方の作品にある、不思議な空気感がとにかく好きで引き込まれます。 暴力的なはずなのに時々妙に清らかに見えたり、なんでもない言葉が突然深くえぐるような力を持っていたり、この独特の感じがなんとも言えません。 特に私がこの方の作品で特徴的なのが「余白」だと思っていて、ウィットに富んだテンポの良い会話が多い作…
えすちゃん!
この方の作品は好き嫌いハッキリ別れるなと。暴力束縛モブなどを"エモい"と感じていそうな独特のセリフの言い回しがすこし臭いな〜と感じてしまって入りこめず…。絵はすごく綺麗です。
rr2rr
ネタバレ
空虚で透明な人間である「ハル」が、炎のような「篝」というカリスマに魅入られる1話から、加速するようにその関係性が歪んでいく展開が凄まじいです。 恋を知らない人間がその感情を例えるときに、暴力衝動のような危うさ秘めてしまう描写が美しく「星が燃え尽きて死ぬように激しく 俺のこと焼き尽くしてくれなきゃダメだ」というハルのセリフが印象的でした。 作中で篝がハルの瞳をガラスに例えた場面があります…
深瀬の嫁
1ページ目から読んですぐ思ったことは絵が少し雑だなと思いました(ごめんなさい) 読みづらくて見づらかったのが印象です。 あとストーリーがいまいちよく頭に入ってこなくて結局なんなんだ?と思うシーンが沢山ありました、、。 執着攻めとは?とほんとに思いました^^; 特にアルファとベータとオメガの関係 最後の方でそーなんだと思うような展開が多くて微妙でした それにリバ要素あってちょっと…
常闇
独特の輝きを持った作品。 かなり暴力的な描写がありますが、今にも壊れそうな危うさが堪らない味です。 表紙だけでは表紙の子が虐げられているようにすら感じますが、読めばそれだけではない狂った尊さに出会うことができます。 ひりつくような痛みがパチパチと弾けるような快感を与えてくれる作品です。 沢山のモブが出てきますが、彼らの登場により、普通の人よりは特別だという目安が分かります。ですが、それ…
あおなん
前作もそうでしたがやはり読む人を選ぶ内容の話だと思います。 常に少し影がある話ですが信仰と恋、狂愛みたいなものともまた違う主人公二人とその周りのやりとりがクセになります。 一見最初の方だけ読むとどうしてもとっつきにくい印象を受けますがこの話の中のテーマが一貫しているので意外と読みやすく、あとがきを読んだ後にもう一度読み返すとまた違った印象も受けて新鮮でした。 前作からの作者さん買いでした…
kurinn
カバー裏表紙のあらすじが長いと内容が難解ですよね。こちらの作品もそうでした。 特に篝と恒の兄弟関係が何を表現したかったのか意味不明でした。反対に春生は若さ故に周りを見て居なかっただけで分かりやすいと思いました。 兎に角、モブが多いせいかお話の焦点がハッキリしていないです。 宮澤賢治の作品を引用してましたが、上手く活かせていないようでした。 商業BLデビュー作の「鵺の啼く夜に」は評価…
まぎぃ
オメガバースもの。でも設定が凝っていて面白かったです。 表紙のように、三角関係、というか、最初は他人のものだったひとを好きになり、そうして。。。というお話でした。 以下、お話を読む上で重要な展開についてネタバレしていますので未読の方はご注意下さい。 アルファだが、オメガで淫乱だった母のトラウマをひきずっているニシキ。この物語の主人公です。 舞台はヤクザもので、登場人物はみな…
sbtiori
ヤクザ×オメガバースものです。複雑な設定でしたが、騙し合い、暴力ありで色々な意味でドキドキしながら楽しく読ませていただきました。miso先生のデビュー作と知り驚きました。ストーリーもキャラクターも好みすぎる。ちょっとグロい要素もあったので苦手な人は注意を。 マオ⇒黒崎組組長の次男でありα。 八坂⇒彼に忠誠を誓い、目的のためならカラダを使うことも厭わないΩ。 ニシキ⇒そんな2人に瀕死のとこ…