いとう由貴さんのレビュー一覧

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

この胸のズキズキがたまらない…

ドラマCDでとても気に入り原作はどんなものかと読んでみましたが…想像以上でした。
CDもとんでもねぇと思ったがそれ以上だった…!!
瑞樹に降りかかる容赦ない不幸の連続は私のシリアス好きと健気受け大好きな心を存分に満たしてくれました。
ここまで徹底的に追い詰めてくれるのって、なかなか出会えないんですよね…。
これからというタイミングで結局助けが入ったり…いやいやまだまだいけるだろな手緩さを感…

3

たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

前作よりシリアスのインパクトは足りないけれど…

前作と打って変わって赤色がとても印象的で大好きな表紙絵です…!

今回も瑞樹ちゃんの健気さにキュンキュンきましたが、、胸をズキズキさせまくってくれた前作と比べてしまうと…シリアス好きな我が心はついインパクトが足りない…と思ってしまいました。
陰湿なエリクのやり方は許せるものではないですが彼なりの正当な譲れない思いがあってこそで…ズキズキを感じたかった私からしたら生温く感じてしまい…前作読み直…

1

犬だったボクがご主人様に愛されるまで 小説

いとう由貴  れの子 

今すぐリアル豆柴をお家に迎えたくなりました

マルがひたすらに可愛かったです…!
ワンコ系男子ではなくワンコそのものなところが新鮮で気を抜くとすぐにご主人様の足元にすり寄ってしまう…そんな全力愛がたまりませんでした。
健気で一途で何も疑わない…眩しいほどです。

レシト視点で見れば酷い仕打ちもマルにとってはなんのその…全てをまっすぐな愛へと変換し全身で受け入れ尻尾を振る姿にはひたすらキュンキュンきました。

全体を通して丁寧な言葉…

1

竜の妻恋 小説

いとう由貴  二駒レイム 

二度目のほうが楽しめました

溺愛モノが読みたいなと思って発売当時に購入し読んだのだけど、その時は「確かに溺愛してるけど、溺愛っぷりに浸れなかったな……」という感想を抱きました。
というのも、攻めのリュシーがときどき言う「どんな尚行でも愛するよ」という言葉が引っかかってモヤモヤして仕方なかったから。

「どんな君でも愛する」ってかなりの口説き文句だと思うんだけど、それって暗黙の了解として「どんな」の範囲が、寝起きで顔がパ…

4

犬だったボクがご主人様に愛されるまで 小説

いとう由貴  れの子 

とてもあたたかくて素敵なお話でした。

深読みするとすごいタイトルですが、素直にそのまま「元ペットだったワンコが異世界で犬の亜人として、ご主人様の生まれ変わりと結ばれる」と言うお話です。

こちら、ファンタジーとしても、とても面白いんですよ。
作り込まれた世界観に、ハラハラドキドキさせてくれるストーリー、そして気分爽快の痛快なオチ。
が、一番魅力的だったのって、主人公の心の救済なんですよね。
てっきり「マル(元ペット)が人間に…

6

凍える月影 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

よく出来た大作

「兄上、共に地獄に堕ちましょうぞ」ってなんて背徳的で淫靡で甘美な煽り文句でしょう。10年近く前の作品なのでよくわかりませんが、作中に出てくるこのセリフが絶対帯のキャッチコピーだったと思います。

時は鎌倉〜室町時代?位の日本。妖艶な美坊主のお話です。その上腹違いのガチ兄弟設定。美しい僧侶の月永はその体を寺での生活でエロ坊主達に差し出しながら生き抜いてきました。正妻の息子で国主となった兄への復讐…

1

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

調教ものはいいぞ

調教ものはいいぞー
これからも羞恥プレイ続けていくのだろうなって思えて
ちょっとほっこりしました

2

淫話~淫花シリーズ短編集~ 小説

いとう由貴  Ciel 

超特濃です。胸ヤケしそうなくらい、お腹いっぱいです。

こちら、「淫花」シリーズの短編集になります。
シリーズ未読だとサッパリ分からないと思うので、気になった方はシリーズ1作目「淫花~背徳の花嫁」からぜひどうぞ!!

ちなみに「淫花」シリーズですが、インドを舞台とした神子を作る為の秘儀がテーマとなる複数ものです。
超エロエロで、帯には「複数プレイの金字塔」となっています。
初めてこのシリーズを読んだ時はめちゃくちゃ衝撃を受けたので、確かに金字…

13

偽りに花は生まれし 小説

いとう由貴  門地かおり 

受けが健気な明治時代のお話し

明治時代のお話しなので、男爵家や下女の子など今と価値観や考え方が違います。

攻めの義高は新しい考えかたの設定で好印象です。
受けの遥は健気で見た目も中身も女性のようなところがあります。

2人の恋愛に義高の妻の存在が大きく関わってきます。
妻が義高に愛されないのは仕方がないところがありますが、不器用で最後は病気で亡くなり可哀想でした。

義高は別邸で女も男とも遊んでいたのですから…

1

禁じられた夜の詩 小説

いとう由貴  黒田屑 

複雑な感情の3Pもの

いとう由貴先生の作品は王道blとは少し違ったテイストのものが、あったりしてそれが展開を予測できない面白い作品にしたりしてます。

こちらの複数ものも受けが2人の攻めに愛されるという、王道ものとは違い感情が複雑に絡んでいる3Pです。

個人的には受けのシャヒルが健気で性格が良く、攻めの王も真面目で愛しい人には誠実な所があり、2人が想いあえばハッピーエンドのシンデレラストーリーになると思います…

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