いとう由貴さんのレビュー一覧

囚われの花嫁 小説

いとう由貴  竹中せい 

攻めの魅力が最後まで伝わりませんでした

BL攻め様の中には、たまに「イケメンじゃなかったら犯罪者やんけ!」という男が出てきます(いや、イケメンでも犯罪なんだけどさ)が、こいつは中でもトップクラスのキ○ガイです。
攻めの名前が「ユベール・洸・ド・ラ・シャルティエ」だっていう時点で止めるべきでした。光源氏?食べ物の好みまで似させる?気持ち悪いよー!
どれくらい酷いかというと性コミのま○たんのヒーローくらい酷いです。
否、ヒロインに一途…

0

太陽の国で恋のバカンス 小説

いとう由貴  ムラカミユイ 

子供だけど男前な受け様ですね

両親の結婚30周年を記念した家族旅行でインドネシアに来た
両親と、三つ子の兄弟、そして主役の一人が三つ子の長男で
浮世離れしている両親に代わって家族のまとめ役をしている
健気で頑張り屋さんでしっかり者の受け様です。
三つ子と言っても外見も性格も違う兄弟で、一人は両親ににて
ぽやぽやした可愛らしい外見と同じ性格で、もう一人は
読書好きで唯我独尊タイプで根っからのインドアで受け様は
やん…

1

誘い 小説

いとう由貴  北沢きょう 

お兄ちゃん・・・

そうですね、なかなか面白くスラスラ読める小説でした。
お互いの気持ちとかもしっかりわかったし、矛盾することない小説で3日で読みましたwストーリーは王道で「お兄ちゃんと弟の禁断の愛!わかってはいるけれど・・・」みたいな感じです。読んでると「じれったい!!!」と思うこともありましたが二人の・・・というか弟(表紙で抱きしめてるほう)の子供で素直な気持ちが胸キュンさせることもありました。
ひっぱいとい…

2

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

攻2人×受1人

新書版で二段組、がっつり読みでがあるかなーと思ったんですがそうでもなくて意外とスラッと読めちゃいました。

ごくごく平凡な会社員・佳樹〔受〕は満員電車で痴漢されたのをきっかけにして2人の男に執拗に身体を狙われる事になります。
多少ツッコミところはあるにはあるんですよ、最初の内にバイブを挿れられて一晩過ごせと言われ、自分で取ろうとするのが怖くて取ってもらう事になるとか……いや、一晩バイブを入れ…

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禁断の罪の果実 小説

いとう由貴  みずかねりょう 

愛するが故の悲しくて愚かな嘘

新装版での文庫再販書籍になります。
小さな島でボランティア教師をしている受け様と
全てに恵まれ過ぎて、全てに興味を無くしまるで
人生にリタイヤしてしまったかのような攻め様との
センチメンタルなラブストーリーです。

受け様は最初に攻め様に出会った時には
あまり係りたくないと思ったのに村人からの願いで
自分がお屋敷にご機嫌伺いに行くようになり、
次第に二人の間で友情が芽生えて行くよ…

4

小説ショコラweb 2011年秋号 小説

  浅見茉莉  いとう由貴  犬居のすけ  さとむら緑 

狸といっしょの番外編がgood

洸 ill.葛西リカコ「運び屋恋愛事情」

カラダもココロも運びます!

会社が倒産してしまった安藤恭吾は、怪しい「運び屋」という仕事をすることに。だが恭吾の相方となった小野寺和哉は、見た目こそはカッコいいものの中身は他人に無関心の冷血漢。恭吾は毎日罵倒されながらも運び屋業を頑張るのだが、ある日とんでもない仕事が舞い込んできて――!?

浅見茉莉 ill.周防佑未「愛憎の縁(えにし)」…

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砂漠の月に抱かれて 小説

いとう由貴  せら 

アラブです、年上受です

一応「月と砂漠の眠る夜」の続編に当たるんですが、前作を読んで無くても問題なく読めます。
まあ何というかアラブです、年上受のアラブモノです。

今回は7歳年上で27歳の玲一〔受〕が仕事でアルディビル王国に駐在しているのですが、そこでナーディル〔攻〕に目を付けられ、一度はきっぱり拒否したものの、石油輸出的な問題が絡んできて、人身御供的にナーディルの元へと送り込まれてしまいます。
前作の直也はぽ…

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月と砂漠の眠る夜 小説

いとう由貴  せら 

アラブ入門にちょうどいいかも

いとう由貴さんの初単行本だそーです。
ちなみに同人活動をしていた所をスカウトされたそーで…。

基本的なアラブテンプレが一通り揃ってるけど、内容的にはそれ程ハードじゃなく読みやすいのでアラブモノ入門にはちょうどいいんじゃないかな、そんな感じ。

直也〔受〕は「儚げな秒年」風の容姿をしているんだけど普通に女の子が好きで彼女欲しいーとか言ってる外見以外は平凡な大学生。
そんな彼がバイトで行…

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恋の誘惑、愛の蜜 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

自分的には超ドストライクでした

帯『身体を重ねたら、親友とは言えない。』

いやーー、ともかく全てが自分の萌えツボにドストライクでした。
あまりにドストライクツボをバンバン突かれまくったので私的には神評価なんですが、他の人に神評価が当てはまるかどうかは正直ちょっと不明、でも自分的にはもう神!萌え神君臨ですよ!!

萌えツボ1、幼馴染成長モノ
萌えツボ2、美形攻×地味受
萌えツボ3、地味受が必死で突っ張ってるけど健気…

5

天涯の果て 小説

いとう由貴  北畠あけ乃 

それぞれがそれぞれを思う気持ち。

この方の小説を読むのは初めてですね。
CDの原作としては作品はしっていたのですが。

今回の舞台は明国。
室町時代のお話です。
寺で育てられた千歳がその後援者も失い絵のために明に渡り、そこで出会う人たちとの関わりを明国の政治情勢と共に描かれています。
明国の歴史については詳しくないのでよくわからなかったのですが、ちょっと調べてみたら実在しているので史実を元にされているんでしょうね。

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