いとう由貴さんのレビュー一覧

たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

これでもかの不幸に涙と萌と・・・

大分以前にドラマCDを聞いたのですが、理不尽な偏見やいじめに傷つけられるかわいそうな瑞希が痛々しくて、続きが知りたいのでいつか原作(続編)を読もうと思いながら機会がなかったのですが、新装で文庫化され『たとえ偽りの運命であっても』も出たのでまとめて4冊読んでみることにしました。

生後間もなく身勝手な母親に育児放棄された被害者なのに、母親と同様憎むべき相手と認定され肉親からも蔑まれ苛められる。

1

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

カーマ・スートラの世界に溺れてください。

★5つっていうのは、実はちょっと甘め。★4つと★5つの中間ぐらいです。
いとう由貴センセイというと、3Pや羞恥の心理をうまく描き出した「秘蜜」が複数モノの傑作だと思っているオレですが、ここにきて、また新たな地平線が見えてきた感じ。
この「淫月」は、インド風のオリエンタルな世界で4Pが繰り広げられる「淫花」のスピンオフ的な作品です。
インドといえば、「カーマ・スートラ」、性愛の経典です。
ラ…

7

そして、裏切りの夜が始まる 小説

いとう由貴  佐々木久美子 

助けたい人がいるから

翔は、たった一人の肉親、俊樹を助けるためだけに、彼の父親の家、資産家の幣原家に俊樹のふりをして乗り込むのです。
 俊樹は、幣原の愛人関係にある子なので、本家では決して歓迎されない立場ですが、それ以上に、俊樹のふりをしている翔が気の毒ですが、それ以上に、たった一人の家族だから、失いたくない、何としてでも助けたいという思いが伝わってくるようでした。

 一方、翔たった一人の肉親である俊樹はずっと…

3

いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

初めての恋にうろたえる研究一筋な留学生

表紙が素敵です。
『堕天使は姦淫する』で気に入った高崎ぼすこさんだったので手に取りました。
クロスノベルスの表紙は個人的な好みに合うのか平均的にレベルが高いと感じます。

この作家さんのいつもの流れで受けへの酷い仕打ちに涙し
かわいそうな状況からの救いでほっとする。
細かいところはまあおいておいて二人が幸せならいいじゃない
という王道な展開なのである意味安心して読めます。

受け…

2

真夜中の蜜約 小説

いとう由貴  小椋ムク 

先生!やっぱり受けは酷い目に!!

いとう由貴先生買いです!
やはり先生の作品、私が買うものがそうなのかもしれませんが
結構な感じで受け様が酷い目にあいます
ほんわかな話が好きなのですが、ついつい読んじゃう先生の作品w

受け様は両親はなくなり叔父の家に引き取られますが
仕事での取引用として体を売られ、酷い目に・・・
攻め様に出会い心も体も救われますが、
攻め様もちょっと酷いよ~~~!
受け様も攻め様も傷ついている…

3

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

これも一つの愛の形

読み終わった後の感想は。
これ、めっちゃ純愛やないの~!でした。
読む人によって感じかたは色々でしょうが、私には純愛。
とても面白かったです♪


簡単あらすじは
佳樹は、特に男前なわけでもないし、スタイルが良いわけでも仕事ができるわけでもない、普通のサラリーマン。
ある朝、いつもより数本遅い電車に乗るはめになり、そこで痴漢(英一)にあう。
後日、いつもの時間の電車で、今度は二人…

8

この恋が終わるまで 小説

いとう由貴  木下けい子 

ツッコミどころ満載ですが…

木下さんの絵に惹かれ手に取りました!今月二回目です(笑)
面白かったです。面白かったのですが…途中んん?って思うようなこともありつつイマイチのりきれない感じが…。
でもエロはサイコーでしたw
なんだかもーおなかいっぱいってくらいエロいです(笑)
もぅこの作品はこれらのHシーンの為にあって、あとは帳尻を合わせる感じです!と言うのは言い過ぎですが。
でも10年振りなのに…とか、躊躇してたんじ…

1

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

前回に続き

前作品「淫花~背徳の花嫁~ 」からの・・・その後の話ですが
攻め受け様共に全作品のからみはなかったですが
前作品キャラは登場してきますw

受け様は、抱かれる夢に悩まされている地方公務員、平凡な顔立ちで
美人とも言えないノーマル男子です
攻め様は一人は貴族様のお金持ち、もう一人は貧乏から苦労してからの金持ち

前作品からの「神の子」という世界観を引き継いでいるのですが
今回は前世…

3

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

初めて4P読みました!

いとう由貴さんの容赦ない感じが好きなんですが…
今回はまた容赦なかったですw

受け様は平凡で平均的な大学生ですが、
旅行先に付いた空港ですぐ拉致されて怪しい宗教団体へ連れて行かれます
そこで神の子とあがめられるのですが
それがまた結局のところ、回されてしまう恐ろしい事態に・・・

全体的にはエロまみれでずっとしている感じでしたw
受け様は最初は嫌がっていたのですが、神の子という…

5

砂漠の月に抱かれて 小説

いとう由貴  せら 

ひたすら・・・

攻め様に目を付けられてしまった受け様・・・
最初は抵抗はしていたのですが、抵抗も無駄だと知りマグロとはいきませんが
抱かれるがまま・・・抱かれまくって・・・ひたすら抱かれて・・・
気がつけば抱かれてますw

攻め様はかなりの受け様に対して執着していて
受け様がかわいそうでした
最後の本当に最後でお互いの気持ちを打ち明けて、おめでとう!なのですが
受け様から攻め様宛の手紙がよかったで…

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