いとう由貴さんのレビュー一覧

太陽と月の欠片 小説

いとう由貴  城たみ 

(;-ω-)ウーン…寧ろ初代皇帝の方が気になって仕方ない

フランス革命+ファンタジーって感じですかね。
因みにファンタジーっていうのは、受けのセフィルが神術(手の動き+呪文)を使えたり、神様降臨したりしてました。
うーん…期待していたいとうさんと違う…。

ぶっちゃけ主役2人よりも初代皇帝とか、ユーミル皇子の方が気になるんですが!
そう、むしろ神×皇子か神×初代が読みたい。
特に初代皇帝は不毛な土地から人々を救うためにアルガルト神と契約を交わ…

1

哀しみは雪のように 小説

いとう由貴  上田規代 

最後がもうちょっと欲しかった

この作者さんの作品では王道パターンの作品でした。

主人公(受け)が別世界に連れて行かれて、悲痛な環境の中、優しくしてくれた人(攻め)に心を許したら、裏切られて、哀しみつつも好きでいることを止められず、攻めがそれにほだされて最後には恋人同士になるという。

ラストはお風呂エッチで終わっていますが、後日談が欲しかったです。
頬を二度もぶったその日に抱いて終わり、ってちょっと酷くないかい?と…

1

春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

籠の鳥がたどり着く幸せまでの長い道のり

いとうさんお得意のこれでもかと虐げられる不幸でかわいそうな受けが最後にやっと好きな人と結ばれるお話しです。
もともと同人として発表された作品を加筆訂正したものだそうでコピー本らしい設定や展開でした。

大店の跡取り息子である秋信が下男の子で世話係として付いた10歳の少年 深を手篭めにして毎夜行為を強要して壊れていく様が、大雑把に描かれていますがショタとか幼い子へのあれやこれやはあまり好きなシ…

4

いつか恋に落ちる君へ 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

だんだんと

夢中で本を読み、気づけば10時間も経ってる。声をかけられても気付かない。
クラウスに肩をポンと叩かれて、やっと気付く春希。
そのシーンと高崎ぼすこ先生のイラストが好きです。

クラウスはスキンシップが激しく、春希はここは外国だからだと思っていた。
春希を陥れたいテオドール。良い友達を装い春希に忠告、「侯爵は春希が欲しいだけだ、見返りもなく援助しない」的なことを言います。

春希はクラ…

2

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

3Pの終着点

こちら、いとう由貴さんの花嫁シリーズの2冊目にあたる作品です。
1冊目を読んだのがかなり前だったので、何となくの流れしか記憶にないのですが、それでも初めて読んだときの設定のインパクトは覚えています。

なのでこの2冊目は、設定自体が前と似たようなものなのでさほど衝撃もうけずさらさら読めそう…と思ったのですが、前回よりも数段面白く感じました。
失礼ながら前回の作品はぶっ飛んだ設定と4Pという…

3

ふしだらな束縛 小説

いとう由貴  亜樹良のりかず 

山藍作品のモチーフのいとう由貴版

弱みを握られての強姦からの執着攻めに身体から落とされるお話でした。
読みながら、なんとなく山藍作品に似てるな~と思っていたら、最後の展開まで似てました。これが王道、ということなんですかね?

タイトルにもちょっと違和感。インタビューで始めは「君はなんでも知っているけど愛し方だけは知らない」というタイトルを考えていたそうですが、だったら「愛し方だけを知らない」とかにしてもよかったのかな、と思い…

7

砂漠に舞う蝶 小説

いとう由貴  せら 

泉水が健気

今回はマリクの話。
今までのいとう先生の話はなかなかうまくいかない話ばっかりだったから最初の方でラブラブになるなんて珍しいなって思いながら読んでいてら、読んでいくと、気持ちが通じ合わなくなってきちゃった。
マリク、ひどいです。こんなにも泉水が一途に思っているのに、佳紀の身代わりって言ったり、泉水を一人残して首都に帰ったり、ひどすぎます。前作ではファハドよりマリクの方がいいんじゃないの?って思っ…

0

危うい秘め事 小説

いとう由貴  端縁子 

可哀想でした。

攻めの桐島、かなり鬼畜でした。いままでに攻めが受けをペット扱いにしてきた小説とかを読んだけれど桐島の修の扱いは、かなりひどかったです。使用人達の前でバイブを挿入したり、SMバーに連れていっては他の男たちに身体を弄らせるは、あげくのはてに、久坂達との乱交で修が感じてたことにキレるし。残酷でした。修はどんなにひどいことをされても桐島のものになるとは言わないのがあっぱれでした。

最後に現実でも修の…

2

淫夜 ~二人の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

双子の対比が良かった。

しかしまぁエロいです。
順応性があるのと頑ななのと両方が楽しめる美味しい設定でしたが、血縁ものもあるので要注意です。
海が四人(五人?)に翻弄されて、先に体が堕ちてしまい心が追い付かない描写は萌えました。
しかし、このシリーズの最後は不思議なくらい全員幸せになるのが凄いです。
今回ばかりは一人不幸になって闇に沈むのかと思ったのですが、どんでん返しでした。
攻め視点で四人それぞれの話がもっ…

2

官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

異常な関係

読み終えての感想はドロドロした異常な話だったなって思いました。
最初は千之は桂悟にメロメロでしたが、萩原が現れてからは、桂悟には憎しみになってしまった。最初は、監禁されてて、反抗してても中盤になってきたら、千之は桂悟と萩原に抱かれるのが嫌じゃなくなるんだろうなって思っていたけど最後の方まで嫌がってたのが、他の小説と違ってました。
読み終えて桂悟は千之のこと本当に好きなの?って感じでした。
一…

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