Sakura0904
今度の案件は爆発事件よりは軽そうだなんて思っていましたが、とんでもない。一歩間違えれば殺されるところでした。2人とも身体能力や反射神経が高いから無事だけれど、わずかな判断ミスが即死に繋がる状況で、あとどれくらいの期間こんな危険な任務に従事しなければならないのだろう、と思わずにはいられませんでした。小話の方では獅郎の一狼愛がかなり重くなってきていることが確かめられ、早く再び穏やかに過ごせる日々が訪…
新たな謎に取り組む過程で、一度は距離を置いた2人が再度組むことになり、お互い今後のことをどう考えているのか、相手とどうなりたいと思っているのか、時折透けて見えるところに萌えました。恋人の「ふり」であることは変わらないし、今はまたお互いそれを装っている方が都合がいい。でも、事件が解決したら? 獅郎が裏社会から足を洗ったら? けっしてそこで関係を終わらせるつもりはない。そう、2人が考えていることが分…
この巻でビル爆破事故の件は一旦落着します。東がずっと抱えてきた罪悪感から解放されることを選び、国民に向けて自らの言葉で訴えかけたことに一狼も少しは救われたのではないでしょうか。現実世界ではなかなかこう上手くはいきませんが、真相を話して責められることと、死ぬまで隠し通して1人で罪を抱え続けること、必ずしも前者の方がより辛いとは限りません。彼女は元々乗り気ではなかったですし、少しでも酌量の余地があれ…
今回も山田の別荘からの脱出シーンに終始していました。一狼と獅郎の阿吽の呼吸での戦闘シーンは見ものですが、当然BLっぽいシーンはほとんどありません。いかに責任を逃れるか考えていた東が、やっと当時の子供たちの罪と被害に向き合って、自らの立場を捨ててでも行動しようと、決心したところは一狼の気持ちが通じたんだなと嬉しく思いました。互いの命を預け合い、相手への想いもどんどん増しているからこそ、行動がやや捨…
今回は別荘への潜入シーンがほとんどなので、甘さは控えめ。過去の爆発事故の真相も明かされ、犯人なりの独善的な正義や世間あるいは権力への訴え、はたまた復讐などがきっかけであれば許されるわけではないけれど、まさかこんな幼稚な、考えなしの子供の遊びの結果だったとは想像しておらず、一狼のことを思うとただただやりきれない気持ちになりました。しかもその幼稚な心が何の成長もしておらず、当人は自分のせいじゃないと…
また2人での共闘が見れて嬉しいです。戦闘シーンでもすっかり阿吽の呼吸ですね。合わせる訓練をしたわけでもないのに、お互いが今どう動くべきか分かるというのは、常に最善策を瞬時に弾き出せる頭脳と相手への信頼があってこそでしょう。息ぴったりな戦いっぷりに興奮しました。
獅郎の色仕掛けは諸刃の剣ですから、できればそんな危険な目に自ら赴いてほしくないのが莉音と同じく一狼の本音。でも、リスクをとらずに…
獅郎の首相の愛人を装った工作がここでバレるとは思いませんでした。2人にとっての大きな手がかりになるだろうと思っていたので。でも、しっかり証言は得られたので危険を承知で逢瀬に応じた甲斐がありましたね。その後の逃走劇にはこちらも肝を冷やしましたが……。それにしても、謎の女は1人なのになぜここまで強いのか、彼女の経歴が気になります。莉音も彼女に敵わないながらも、ある程度までは持ちこたえられる身体能力で…
一狼と獅郎は本当に命がけの調査に身を捧げているんだな、と2人の重い覚悟を改めて見せつけられました。過去の大規模テロの犯人たちが何者かに追われて暗殺されていくのを喜ぶことはできず。口封じでこの世から消されてしまえば、罪を問うことも、動機などの真実を語らせることもできなくなってしまう。両親を奪われた悔しさと怒りに感情を密かに乱す一狼に、言葉で表されなくても理解して寄り添ってあげる獅郎の優しさに萌えま…
莉音の消息については最低でも中盤までは引っ張られるだろうと思っていたので、早くも3巻で明かされて驚きました。もちろん安堵はしたし、一狼と獅郎の気持ちを考えると早ければ早いほどいいに決まっているのですが、2人が組んだ大きな目的だったので、3巻で解消されてしまうのはなんだか肩透かしを喰らった気分にもなりました。状況が切羽詰まっていたので、再会の感動やお互いの苦労話に存分に浸ることもできませんでしたし…
