高久尚子さんのレビュー一覧

華麗なあいつはろくでなし 小説

南原兼  高久尚子 

なんだこれは

攻めはトップスター、受けは新米マネージャー。
ストーリーは、漫画のようなコミカルさでさくさくエロエロと進みます。
残念ながら合わなかった。
最初がよくあるレイプなんだけど、新米マネージャーって一言本当のことを言えばいいのに、「言わないほうが面倒がないだろう」とか思ってる主人公が意味不明だった。
二人の心理にもエロパワーにもまったくついていけなかった。
一度ダメだと思ったらずっとダメで、最後までノれ…

1

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘から始まった恋

真面目で不器用すぎるゲイと、遊びなれたノンケ男の恋。
自分の脚本のネタの為にゲイの振りをして、
恋愛初心者で初心な多田を騙し、
付き合っていく新山は結構、酷い男だと思います。
最低な男なのですが。困ったことになんとなく、魅力があるんですよ。

そんな新山に、どんどん惹かれて行く多田。
いままでゲイであるという事に後ろめたさを感じ、
恋愛をしないように自分をセーブしてきた多田は、

2

夜に薫る純白の花 小説

真崎ひかる  高久尚子 

切ないです…

父親の借金のせいでヤクザに売られそうになっていた10才の一葉。
そこへ現れた、組のお抱え医師鳴宮康宏に拾われる。
その家の一人息子・宏晃と3人で暮らしていたが、ある事件に巻き込まれ康宏が死亡する。
そこから残された二人の関係が変わっていき――。

とにかく切ないです。
BL関係ないところとかもですが、結構泣けます(^^;
いわゆるネグレクトで育ってきた一葉は、鳴宮家にやってきてようや…

2

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

何角関係になる?

エロを強化した作品らしいです。確かに今までの久我氏の作品の中では多めです。最初からセックスシーンだし。

セフレの関係にある周平と穂積、彼らを取り巻く周平の義兄・智良(義母の息子)や穂積の恋人・エツオ、エツオの彼女・リナなどなどが絡み合い、本当に好きなのは誰なのか、カラダとココロで知っていくお話です。

最初は、周平と智良がまとまって穂積が捨てられるのか、周平が智良に振られて穂積にすがるの…

3

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

関西弁がいい味だしてます

ちょっとエロいのが読みたくて買った。
まぁエロさは普通だったけど。なんかノーマルだったし。
話はお互い他に想い人がいるセフレ同士が、なんやかんやで恋人になる、という王道モノ。
話はだいたい最初から読めてたけど、まあよかったよかった。
たいした山場もなかったのでサラーっと読ましていただきました。

ただ、「関西弁誘い受け」が素晴らしいですね!
是の阿沙利しかり。なんで関西弁受けが誘うと…

1

簡単で散漫なキス 小説

久我有加  高久尚子 

簡単で散漫なキス

久我さんの新刊!待ってた!
今回は受けが関西弁でした。
久我さんは関西弁キャラをかなりの確率で書いてくださるので訛り萌えなあたしにはたまらない作家さんですv
お互い好きな人がいて、「代わり」で寝ているいわゆるセックスフレンドな二人です。
そんな二人の関係がだんだん変化していくお話~
二人とも性に貪欲で非常に悶えました(*´Д`*)

1

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

不器用というか天然というか

かなりじれったくも丁寧に「恋をするということ」について書いてあった気がします。
それは奥手な多和田だけじゃなくて、遊び人の新山にも言える事…ってのがよかったですね。

ホテルマンの多和田は、幼い頃から自分の男しか愛せない性癖を自覚しながら、どうせ叶わぬことと諦め、29歳になる現在でも恋愛経験ゼロ。
そんなある日、親友の石野(高校時代の片思いの相手)から、ゲイの知り合いを紹介すると言われた。…

1

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

だから、話し合えばいいのにィ

恋愛経験のない生真面目すぎるゲイ(29歳)とたまたまお見合い状態になってしまった、奔放に生きてきた脚本家の話なのですが、全体を通してもどかしい。いちいち疑心暗鬼になるんだもん。原因はお互いの過去であったり、脚本のモデル騒ぎだったり、石野くん【多和田の親友・見合い話の言いだしっぺ・多和田の初恋の人・妻子持ち・新山の従兄と、このお話のキーマンです】のことだったり。でも、その時その時が違う悩みなので、「…

4

チェックインで幕はあがる 小説

秀香穂里  高久尚子 

いいところは認めるのが大事

ホテル物といってもただのホテル物じゃなかったので、展開が楽しかったです。

総支配人・沖田の暗部をすっぱ抜こうと潜入したフリーライター・花岡が、最終的には沖田支持派になってしまうといったお話です。ま、いいところは認めないとなんですが。
花岡は、最初に秘書見習いとして潜入したのですが、ここがあまりにもアッサリ認められちゃったので、いま一つ納得できないまま読み進めたわけですが、沖田のほうが2枚も…

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