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12/87(合計:863件)
英田サキ 高階佑
renachi
ネタバレ
ユウトが主役の、ロス市警のお仕事が中心のお話。 どんなときも何があってもユウトの帰る場所にはディックがいて、精神的な支えになっている二人の関係性がとても良かった。少々恐怖を感じるほどディックの愛情は重く深いが、相手がしっかり受け止められるユウトなので安心して見ていられる。 新キャラのユウトの相棒キースは、生意気反抗期な子供っぽさが可愛かった。 今回の事件は麻薬絡みで、初期三部作と数名のキ…
Season2の第二弾、ロブとヨシュアのお話。大きな事件は無く、二人がそれぞれ自分に向き合い今後について考えていく。 ロブ視点・ヨシュア視点それぞれのシーンが交互に展開し、さらに作中作の映画のストーリーまであって、いくつもの物語が同時進行していた。 今作の最初に見えた二人の関係性は、不幸な境遇の子供とそれを引き取った親のようでもあり、ロブがカウンセラーに思えるところもあった。 すでに結婚…
シリーズ再開ということで、どういう方向の話になるのかと思ったら、今作は長めの番外編な雰囲気だった。といってもユウトとディックが関係を築いていく上で越えなければならない問題点が、ぽつぽつ提示されていた気がする。目に見えるもの見えないものいろいろ。 Season2のBLの軸になるのはここらへんなのかな。二人で生きていくための絆を確固たるものにしていくみたいな。 導入で、言葉を尽くしてとても丁寧…
まひろA
神評価の他は考えられないほど、引き込まれるシリーズです。登場人物を通じて、アメリカの政治、経済、人種やジェンダー、産業や法律、さらにそれらが抱える闇のつながりなどが描かれ、普段目にするニュースの裏側を考えるきっかけをくれる学びの多い作品でもあります。 男同士の愛だからBLに入ってるんでしょうが、ハードカバーで一冊にしても絶対売れる作品だと思います‼︎ 今作では本編に関わる大事な作品が収録されて…
シリーズ外伝二作目。メインカプとのつながりが(まだ)薄い、殺人事件の容疑者と刑事のお話。人が殺され、命の危機に瀕するシーンもあるのに、恋愛色は濃いように感じた。両視点で両者いろんな方面から悩んでいて、心理描写メインな印象。 事件解決後には、本編キャラが一堂に会するサービスシーンもあり楽しかった。ホームパーティーが自然な舞台設定良いな。 一夜の過ち(?)から最悪の再会を経て始まるダグとルイス…
シリーズ中、当て馬として大活躍だったロブの新たな恋が見られるスピンオフ。ちなみに個人的にロブは一番の推しキャラ。 本編のメインカプは、すっかりユウトの尻に敷かれるディックという関係に落ち着いており、上手くいっているようで一安心だった。 本作は二本立てで、前半はシリアルキラーなんて結構な題材がさらっとまとめられている。ロブ視点で語られる、美青年ヨシュアとの出会い編。 ヨシュアもまた複雑…
あーちゃん2016
DEADLOCKの色んな小編15編。番外編はいっかなと思う方もいらっしゃるかもですが、DEADLOCKの番外編はほんとにおススメです。読んでいる間ニマニマが止まらないご褒美本。後発ファンの方なんかはめちゃんこ嬉しい一冊だと思います! 以下15編のコメント、いつものレビューの2倍ぐらい。長文すいません。 全部好きだけど、あえて言えば、ユウティ大好きなので6が№1。 1 I won…
最終巻、とても面白かった。前半は当て馬ロブに惹かれ、後半はラスボスコルブスに持って行かれ、エピローグでたっぷりページを使ってメインカプが取り返す。 個人的にはすっかりロブ推しになっていたが、ラストはすとんと納得。多幸感溢れる結末だった。 引き続き、ディックと敵対しながらユウトはロブと共に捜査を続ける。ユウトに尽くすロブの犬っぷりが切なくて、とても好みの当て馬だった。 ただの協力者の立場で…
場を整え次巻の盛り上がりを御膳立てしてくれているような第二巻。シリーズものとしての枠組みが王道パターンで安心感がある。 ラスボスに迫りながら、ユウトが迷いを断ち切り今後への決意を固めるまでの話かな。新キャラで仮の相棒?のロブが魅力的で良かった。 前半は一巻のあらすじ説明を随所に挟み込みながら、末端の事件を次々解決していく。何でも上手くいきすぎなのは一巻同様。背後も含めた追うべき敵の姿が、じ…
面白かった。洋画でよく見るやつ~と思ったら展開もド王道のやつで。ラストの締め方は翻訳小説のシリーズ一冊目といった雰囲気。あまりこうしたものを知らなかった発売当初に読んでいれば新鮮に感じられ、もっと夢中になっていたと思う。 冤罪で投獄されたユウトがFBIに取り引きを持ち掛けられ、犯罪組織のリーダー探しをしていく。この時点で、BLであれば主人公の相手役を疑う流れができ、ピンチに陥り、実は別に真犯…