いつき朔夜さんのレビュー一覧

霞ヶ関ラヴァーズ 小説

いつき朔夜  高階佑 

同期でライバルで親友で・・・

初読み作者様です。
官僚とか、同僚とか、ライバルとか、相棒とか、スーツとか、お堅さとか、お仕事ものとか・・・そんな作品を読みたい気分だったので、あらすじを見て購入しました。勿論、ある程度の年数共に過ごしていて・・・というシチュエーションも私の重要な萌えポイントであったので、決め手になりました。

あとがきを読んで知ったのですが、この作品は、雑誌掲載した作品のスピンオフなんだそうです。
雑誌…

2

溺れる人魚 小説

いつき朔夜  北上れん 

萌えツボにドスッと(゚∀゚)♪

ぬあぁぁぁぁ!!!
めっちゃ萌えたーーーー!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
萌えどストライクを読んだ後で幸せに満ち満ちております…。

攻めの心ない行動と言葉に傷付く受け。
しかし、それも計算ずくで遊びの範囲。
直ぐに落ちてくるだろと受けを舐めてかかってたら、
落ちてくるどころか目の前から消えて…。
そこでようやく何時もの遊びとどこか違うと感じて、何とかせねばと会える場所を見つ…

9

午前五時のシンデレラ 小説

いつき朔夜  北畠あけ乃 

方言萌え…したかったな

この作品はおそらく方言萌えを感じてこそ何倍も楽しめるものだと思います。その要素を除くと…評価は「萌」かなぁ。北畠あけ乃さんの素敵なイラストに★1つ。

最初から最後まで優也という男性のパーソナリティが掴めませんでした。過去のことが詳細に語られていないのもあるのですが、気弱な面と強情な面が何の前触れもなく入れ替わって、キャラクターがぶれているように思いました。芯の強い人なんだろうなとは感じました…

1

溺れる人魚 小説

いつき朔夜  北上れん 

タラシ…だなぁ…

手練手管を駆使して気ままに恋愛ゲームを楽しむ遊び人の攻が純情な受にいつの間にかハマってしまう…という展開は大好物のはずなのですが、最後までイマイチ乗り切れませんでした。水泳選手と鍼灸師というシチュエーションは実際にありそうでドキドキしました。

なんだろうな~。二人ともなんだか中途半端なんですよね。抗えないほどの攻の魅力も、攻が特別だと感じてしまうほどの受の魅力も、私は読み取れませんでした。

0

八月の略奪者 小説

いつき朔夜  藤崎一也 

年下攻の成長モノ

博物館とその周辺を舞台に繰り広げられる、高校生と学芸員の穏やかな物語です。

初恋モノっぽい焦れったさと、成長していく浩紀の頼もしさにきゅんとしました。ただ、前半は浩紀のキャラがちょっと掴みどころがない印象を受けました。偽善的な良い子でもなく、かといって悪い子でもなく。それが思春期だと言えばそれまでですが…。

藤崎一也さんのイラストの小説を初めて拝見して、男子高校生らしい物慣れなさがよく…

1

シェイク・ミー・テンダー 小説

いつき朔夜  本間アキラ 

マイルドな大人感

この「難破船」のようなバーに行ってみたいです。地元の人たちが気軽に立ち寄れるネイバーフッド・バー。
老マスターがお客と気の利いた会話を交わし、白シャツに黒いジレの美形のバーテンダーが隙のない手つきでシェイカーを振っていて、カウンターの定席に座るがっしりした青年は、隣り合わせた美女よりバーテンダーの彼に目を奪われている。
小倉が舞台の、ちょっと大人っぽいラブストーリーでした。
「シェイク・ミー…

2

スケルトン・ハート 小説

いつき朔夜  あじみね朔生 

前半は切なく、後半は…

二人の職場である大学の工学部と付属の工場、そこで展開するお仕事の描写が素晴らしく、また、知晶の謙虚さやもどかしさが切なく、表題作の前半まではのめり込むように読みました。
…が、後半への転機になる出来事がおかしすぎて、切ない気持ちが吹っ飛びました。
えーと、ギャグ…じゃないよね?と思いながら真面目な顔で読んでいるであろう自分がおかしくて、最後まで萌えが持続しませんでした。
セックスの描写でも、…

0

霞ヶ関ラヴァーズ 小説

いつき朔夜  高階佑 

ちょうどいい

私が求めるBLそのものって感じの作品でした。
絶対「神」っていう心をぐらぐら揺さぶられる作品も大好きですが、そういうのばかりでは疲れます。ちょっとした空き時間に、サラッと読めて、いい気持ちにさせられる毒の少ないBL、というのが一番量を求める作品です。が、意外とそれがない。小説だと、まず文体が気に入らないと読み進めるのが苦痛だし、あまりに悲しくて泣きじゃくるような作品は、そういうのを読みたいってい…

2

シェイク・ミー・テンダー 小説

いつき朔夜  本間アキラ 

イラストもすてき

ヤクザの隠し子のスポーツインストラクター×バーテンダー、年下攻め。

攻めが強くてガタイが良くて正義感でかっこよかったです。それでいて年下の可愛げもあって、これこそ年下攻めの醍醐味、と思います。
受けは一流ホテルのバーテンをしていたのに、ヤクザがらみの事件に巻き込まれて凋落しています。人間って自分に問題がなくても、運が悪ければこうやって堕ちていくんだなぁ、というような転落っぷりで、気の毒でし…

1

霞ヶ関ラヴァーズ 小説

いつき朔夜  高階佑 

雑誌掲載作を文庫化するとき

どちらも美形のエリート官僚が「同期として出会って、最大の強敵にして、最高の相棒になる」表題作はおもしろかったです。
高名な画家の父と元アイドルの母を持つ御手洗に、地方の公務員家庭で育った一橋大出の逸見、入庁早々の研修で二人はお互いに一目置くようになり、互いに切磋琢磨しながらキャリアを積んで行くのですが、、、
まず、この二人のキャラクター設定のBL的ゴージャス感の盛り具合が絶妙。
御手洗のスペ…

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