Sakura0904
和山先生の独特のテンポ、シュールな表現、押し付けがましくない笑いの虜になりました。男子中学生に歌が上手くなる方法を教えて欲しいと頼み込むヤクザ・狂児。もはやこの導入の時点で相当に面白いです。ヤクザらしからぬ軽快なノリ、大物だと感じさせる落ち着き。そして、歌を歌う時のギャップ。不思議と彼が纏う空気感には心地良さを感じ、段々絆されていく聡実の気持ちにとても共感しました。
彼に歌のコツを教える…
うーん、面白い。独特のテンポで進んでいく独立しているようで繋がっているストーリーと、少ない台詞と低温度のモノローグでありながら、メインキャラに惹き付けられてやまない、まさにタイトルのままの作品でした。キャラの周りも読者も、その人に夢中になること間違いなし。前半は林、後半は二階堂というキャラがメインとなって、何とも言えない魅力を放っているのですが、2人に絡む各話の主人公達も負けず劣らず別の魅力があ…