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2/4(合計:39件)
片岡 伊東七つ生
ちろこ
ネタバレ
すごく面白かったです! DomSub色がここ最近の作品としては色濃く、これぞDomSubっていう王道テイストを感じました。そこに奥深い背景が加わって、非常に見応えある内容に仕上がっています。 最上級のプレイ、そして最低級のプレイシーンが描かれていることで、DomとSubに必要な絶対的な信頼関係を実感できるストーリー構成がめちゃくちゃ良い。プレイシーンに重ねられた過去のトラウマと暗い人間関係…
湘子
ルイス(Dom)×伊織(Sub) Dom/Subの王道路線とは一線を画したこの作品。 年下の主人公、 見た目も性格も全てがまるでDomの王様みたいなのに、 真面目すぎて「従えない」Subとか、新鮮で、 最初ちょっと笑って、 その後の展開で、 恋の奥深い心情や葛藤、すれ違いとか・・・ グイっと引き込まれで、 最後はほんわか甘いラストに、 心をとらえること間違いなし! …
片岡 yoco
ロペ丸
オメガバースものはそこそこ読んでいるけど、 ここまでΩが可哀想な設定の作品は初めてでした… 最後をのぞいて、全編通して受けの蓮に対する周り(攻めの瑛理含む)の反応だったり態度が、まぁひどい。完全にΩが差別対象になってる設定です。 そんな周りのことなど気にせずコツコツ仕事に打ち込む蓮の姿がいじらしくって… だからこそ最後の展開に心からよかったと思えました。 時間をかけて読もうと…
茶々丸53
αで俳優の瑛理×Ωで衣装デザイナーの蓮。私史上Ωに最も過酷なオメガバースでした。 Ωが迫害される世界、瑛理目線で話が進みますが、瑛理は勿論、周りも蓮への当たりがきつい。そんな状況を淡々と受け入れて、ひたすら仕事に取り組む蓮がかっこよかった。そんな蓮に瑛理は惹かれたんだと思う。 周りの妨害があったり、瑛理が違和感を持つ中で過去が明らかになり、蓮の悲痛な覚悟に泣きました。どうにもできない状況で、そ…
碧雲
著者は、一年か二年ごとに1冊ずつ商業本を出していて yoco先生や、みずかね先生といった実力派絵師が挿絵を担当、 出版社がよっぽど力を入れている作家なのだと思う。 未来:Ωの寿命 / 過去:記憶操作 この作品は、既刊本の中で一番読後感が良かった。大満足。 著者のパターンは、”痛ましい過去を持つ主人公が頑張りぬいて 結末ハピエン”。 長編向きの内容を無理に1冊にまとめて、いつもど…
kurinn
「いつかあなたに逢えたなら」「善き王子のための裏切りのフーガ」とこちらの作品で3冊目になり、前作から1年半あまりの新作でしたがこの作品が1番好きでした。 人気絵師さんばかりに挿絵を描いて貰っているので、とても期待されている作家さまなのだと思うのですが、今作でその実力を発揮していると思いました。 どちらかと言うと作風は決して明るくなくて、時には読むのが辛くなる描写が多々あります。なので木…
あーちゃん2016
yoco先生おっかけで購入。多分忘れない一冊だなと思うのですが、このお話の世界が好きかと言われると絶対ヤダなので、萌2にしました。オメガの扱いが酷くても平気な方限定で、シリアス話が大好物な方にオススメです。本編280頁ほど+あとがき。 ベテラン演出家の企画公演に参加している舞台俳優の瑛理(えいり)。ある日本番直前に瑛理の舞台衣装が切られたと騒ぎになったのですが、その対応に当たったのは漣という…
なんでも食べる
施術によって記憶を選んで蓋をすることが出来るほどに医学が進んでいる現代に近しい世界観でのお話。 記憶に蓋をすることで、欠けた記憶の整合性を取るために気が狂うひとも多く出た為、人道的倫理的観点から見て取締の対象となっています。 蓋をすることが出来るということは、別のものを代わりに埋め込むことも可能で、これは更にもっと危険視されており、偽りの思想を植え付けられることで人格に問題が出ることもあり、過…
いるいる
タイトル・表紙・帯 どれもが切なさを予見させるようになっていますが、 読後にじっくり見返すと更に深みが増しました。 評価はものすごく迷います。 泣ける物語としては迷うことなく神一択。 前半の攻め視点で散らばった欠片が、 後半の受け視点ですべて繋がって全容が見えてくる。 これには、ただただ号泣でした。 この作品のオメガバースには独自の設定があります。 ・Ωは30歳前…
ポッチ
作家買い。 片岡さんの新刊はオメガバものです。 片岡さんは切ない系のお話を描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、さらに今作品はオメガバースものということもあるのでしょうか。そのイメージを損なうことのない、切なく、けれどん深い愛情お描いたお話でした。 その世界観をyocoさんが描いてくださっていて、もうもう…!と言葉にならないほどの切なさと、そして萌えに終始襲われながら読破…