高井戸あけみさんのレビュー一覧

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

ヘビー

ストーリーは悪くないし、おもしろかったと思うんですが、とにかくキャラクターの抱えているものが重すぎ。もうちょっと、おとぎ話というか、ロマンスの強いものをBLに求めているので、そこからはやや外れてしまったかも。残念。

0

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

面白かったです

トラウマものには食傷気味なのですが、面白かったです。トラウマものって意外と陳腐になりがちなんですよね。
上手くまとめあげてる点、さすが砂原糖子さんだなと思いました。
シリアスではあるけど作品全体を流れる空気にジメジメしたものはなかったです。
むしろカラッとしてます。
延々ぐるぐる悩むだけのキャラじゃないのが好感でした。てゆかこの受け、男前で好きです。
攻めも受けもそうなんだけど、甘えがない。
だい…

1

プリンスチャーミング 1 コミック

高井戸あけみ 

複雑な、恋のお話

絵がきれいで、ストーリーがしっかりしたマンガというと、常にオススメしている、高井戸さんのこの作品。
高校教師と、その教え子3人、4人の間で絡み合う愛と恋。
体と心、教師・生徒・親友、それぞれの恋する気持ちはままならい。
それぞれが、自分の心と向き合いながら、悩みながら、
繊細かつ複雑にお話は紡がれていきます。
また、繊細で白っぽい、雰囲気のある絵が、この絡み合った関係のストーリーを、ドロ…

2

君が寝息をたてるまで コミック

高井戸あけみ 

リーマン本

 「君が寝息をたてるまで」:前・後編仕立て。上谷と森下は恋人同士。周りに悟られないように時間差出勤し、会社では同僚として振舞っている。しかし、新しく転勤してきた市川という上司が森下を狙い始め、また上谷のお見合いも持ち上がり、と恋の障害が多い。世間の目があることで、公には恋人として振舞えない。しかし、いつまでも一緒にいたいと思う森下。
 リアルな問題に直面し、悩み、向き合っている姿に、一緒になって…

0

まちがいねえな 小説

義月粧子  高井戸あけみ 

当時の彼は、老成した高校生でした

攻・木原慎也 カメラマン
受・羽島芳久 ソフト会社のエンジニア

将来を有望視されていたサッカー選手だった木原は、練習中の事故で選手生命を絶たれます。
それ以来、サッカーから目を逸らし自暴自棄になっていました。

羽島は地味な優等生でありながら「ゲイ」であることを隠していない、冷めた高校生。
偶然それを知った木原は、半ば強引に羽島を誘います。
木原にとっては酒を飲んで暴れることと同…

1

まちがいねえな 小説

義月粧子  高井戸あけみ 

義月さんの描く受けに、私メロメロです

受けの健気さとオトコマエっぷりに、メロメロになってしまいました。
義月さんの作るキャラクターの魅力は、たいてい受け>>>>>>攻めなんですよね。
たまに、「腐女子は受けの側に自分を置きかえながら読む」という意見を目にします。これ、一理あるとは思う。少女漫画における恋愛ものと同じような感じ。やたらかっこいい攻めにひたすら溺愛されてる乙女受けな作品も多いし。
けど、私の場合、受けが「攻めと対等に張り合…

2

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

眠れない攻めと眠ってしまう受け

睡眠障害の高校生CPのお話。
砂原さんの作品に高井戸さんの挿絵。
シナリオは、砂原さんにしてはかなりシリアスで
高井戸さんの挿絵がしっくりきてました。

睡眠障害で突発的な眠気が襲ってくる体質の受けと
重度の不眠症という攻め。
トラウマものでシリアスではあるけど
重度の睡眠障害持ちの未成年が親もなく高校に通えて
暮らしも不自由ないっていうのが
BLファンタジーだなと
どこか安…

2

男子、花園に出ずれば コミック

高井戸あけみ 

この先があるよねきっと

校長代理×フェロモン全開襲い受け高校生、
家庭教師(父親の部下)×女装中学生、
というどうにもアンモラルなカップルのお話の後が表題作、高校男子寮のお話。

とにかく真面目な本多くんと生徒会長の冨和くんが同室になっちゃって・・・
高井戸さんのところの寮生たちは、相変わらず色々旺盛な坊ちゃんたちで、事件は起きるは悪巧みはするは、かの名作ブレックファストクラブ並みのてんやわんやでしたが、いかん…

2

男子、花園に出ずれば コミック

高井戸あけみ 

帰ってきたB.F.C.

あの、ブレックファーストクラブの学校を舞台にした、新シリーズ。

表題作の前に、新校長・羽芝と2年生平瀬の短編「花と男は散りやすい」と、
部長に息子の家庭教師を頼まれて家に行ってみると、という短編「少年キューティX」
この2編には、まだ寮は登場しません、
っていうか、「少年~」の方は、これから高校受験する中学生・侑の話です。

そして、表題作の「男子~」が始まるのですが、

カバ…

1

スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

トラウマがっつり

 初め倉知のトラウマにビビリ、辛かっただろうなーと思ったのに、さらに上を行く上木原の過去。号泣モノか!! と思いつつ読んだのですが、切なくはあったけど涙があふれることはありませんでした。
 それでも、電車で読みはじめて止まらなくなり、降りたのちもホームで読んで(危ないって!)、目的地に着くまで時間があったので喫茶店に入りカフェオレを一気飲みして、活字を追いました。
 登場人物は、いい人もそうで…

0
PAGE TOP