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貴津 小禄
あんバターパン
本格的中華風ファンタジーBLなんですが、ちょっと設定が難しかったかな、と思ってしまいました。四神のお話が土台にあるので、まずそこを説明してあったらもっと読みやすかったかな…と思います。もちろん私の理解力の問題もあると思いますが! とまぁ、設定は少し難しく感じましたが、話としては恐れられている隣国の獣人王に姉の命令でいきなり嫁ぐところから始まります。 受けの生まれ故郷ではΩは地位が低いのだけ…
まりあげは
ネタバレ
獣人×オメガバ中華ファンタージーでした。 新人賞でのデビュー作とのことでしたが、登場人物がそれぞれがキャラ立ちしていて、とくに攻めが ①獣人 ②誰もが畏怖するほどのパワー系王子 ③とにかく受けちゃん至上主義 ④まさかの外見見掛け倒しでDT… 最高じゃん!笑笑 (あ、αという特徴を入れ忘れていましたね。これ⑤でおなしゃす!) で、この攻め様と受けちゃんを取り合うような当て馬? 的に…
てんてん
今回は白夜皇国の次期皇帝と貧村の長の末子のお話です。 強大な力を持つ攻様の楔に望まれた受様が 攻様の使命に巻き込まれながら攻様の唯一となるまで。 受様は人間の国の華風国貧村に生れたオメガですが 華風に隣接した獣人の国・白夜皇国の次期皇帝である 攻様の花嫁として抜擢されます。 この世界の獣人は人間の身分は極めて低いのですが 500年ほど前に当時大陸最大の人間の緑桜国を滅ぼし…
あーちゃん2016
ルビーさんの読者賞とのことだったので購入。うんうん、設定がっつりドファンタジーで、個人的にはもう少し軽やかな方が好きかなと感じたので中立寄りの萌にしました。設定しっかりした興亡ものが好きな方でしたら良いのかも。本編280Pほど+あとがき。 姉に、隣国白夜皇国の第一皇子の嫁になれと命じられた男性オメガの青蓮(チンリエン)。白夜皇国は人間に蔑まれることが多い獣人たちの国で、第一皇子の渾沌(フウブ…
kurinn
デビュー作とあるのでもちろん初読み作家さまでした。初読み作家さま+デビュー作でしたので個人的にはとても警戒してました。ただ、電子書籍で購入したので試し読みを読んで面白そうだと思い購入しました。 実際にとても面白かったんですが、中盤まではこのまま進むのかしらと不安になった事も確かでした。中盤以降の怒涛の展開は凄く面白くて夢中になって読んだので、そこら辺のバランスがとても悪く感じました。 …
みざき
タイトルから想像した雰囲気とは少々異なる、壮大な中華風ファンタジーでした。 文庫でこの情報量の物語が描けるのはすごいなと。著者の熱量と言いますか「これが書きたい」が詰まっていた作品だと思います。 ただ、夢中になって読めたか?萌えたのか?と考えるとハマりきれませんでした。もちろん良い点もあったのですが… 貧村の村長の息子で末っ子のオメガである青蓮が、獣人の国・白夜皇国の皇子・渾沌の元へ嫁ぐ…
165
お兄さんお疲れ!! あらすじにある通り青蓮が渾沌に好物を作ってあげようとして大騒動になるお話です。 蟹の粥が好きとの情報に本を開き生息地や調理法を調べ、なんと海まで蟹採りに行くなんて〜。青蓮には市場で買う発想がないんですね。 通りかかった兄が俺も行くともちろんついてきて、二人で岩陰から蟹を採ろうとワイワイ。 火はダメ!味が落ちちゃうって兄に指図して青蓮に弱い兄は方術でなんとかし…
あんた嫁に行きなさい 姉の一言(だけではないけど)で隣国の獣人の国の次期皇帝、渾沌へ嫁入りすることになってしまったオメガの青蓮。 壮大なお話でした。 天の意思やら神様やら加護やらオメガやら獣人やら。 こういう嫁入りものを読むと、 なぜ受けはあっさり攻めを愛するのか? まあ攻めの不器用な求愛に絆されるんですかね? なぜ受けは心が綺麗で神様にモテモテな良い子なのか?まあそ…
碧雲
人外BL オリジナルバース 異種婚姻 冒険譚 獣人王x末っ子オメガの政略結婚 伏線仕込みが上手い、 でも、読後感はBL恋愛物ではなく、物語性に富んだ冒険譚 ・・規定文字数達成優先? BLではあるけど、ドキドキがない。 2020年「末っ子オメガとバケモノの獣人。」第23回角川ルビー小説大賞読者賞受賞 受賞作を改編。2023年9月「末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる」で発刊 --…
ちろこ
物語の入りは、フランクな会話調だしちょっと軽めのストーリーかなぁなんて思っていました。 小さな村のオメガの青年・青蓮が獣人が統べる隣国の大国の皇太子・渾沌へと嫁ぐことから始まっていくお話です。 きっと皇太子に溺愛されて、どんどん好きになっていって…と、何やかんやあるにしてもイチャラブ基調の甘いストーリーだと。 …思っていたんですけどねー… 全っっ然!そうじゃなかった。 中盤から本…