香坂あきほさんのレビュー一覧

ツンデレ猫は、オレ様社長に溺愛される 特別番外編 コミコミ特典SSカード  グッズ

宮内の誤算

本品は『ツンデレ猫は、オレ様社長に溺愛される』の
コミコミ特製イラストカードで表面は文庫カバーカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。

SSは初版挟み込みペーパーのSSの幕間の出来事になります。

しなやかな亮司の身体はほぼ全裸で
ベッドの上で申し訳程度のシーツがかかる姿態は
なまめかしいことこの上なく♡

サイドテーブルに置いた皿からぶとうを摘まむ時のも
思わ…

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ツンデレ猫は、オレ様社長に溺愛される 初回限定特別SSペーパー グッズ

久しぶりのデートにて

本品は『ツンデレ猫は、オレ様社長に溺愛される』の
初版限定挟込ペーパーです。

本編後、亮司が宮内と久しぶりのデートをするお話です。

互いに社長業で忙しい2人ですが、
スケジュールを擦り合わせて久しぶりに会える今夜、
亮司は少しばかり浮かれていました。

そして宮内のマンションにやってきますが、
コンシェルジュによると宮内はまだ帰宅していませんが
事前に了解をもらっているの…

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ツンデレ猫は、オレ様社長に溺愛される 小説

橘かおる  香坂あきほ 

猫は可愛いだけにあらず

今回は通販会社社長とセキュリティ会社社長のお話です。

受様が弟を助けた攻様との出会いで大切な存在を得るまで。

受様はヤマネコを先祖に持ち、猫耳と尻尾を持つ一族です。
昔からひっそりと人間社会に紛れて生活する事でし
猫耳や尻尾をはやして生まれてくる子は
それらを隠せるようになって初めて里を出る事を許されます。

受様は早くから理性的に自身のコントロールができましたが
受様が溺…

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犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

度が過ぎる不幸と度を超えたクズ

野原さん初読み(たぶん)。
クセのない文章で読みやすい、といっても本作は一人称で語られるため視野が狭く、キャラクター造形のせいで抑揚の無い感じになっている。よって本来の文章は分からない。

主人公には、読んでいて欝々としてくるほどに不幸が押し寄せる。フィクション王道の不幸をこれでもか、と詰め込んで来る。
紺視点で感情が削がれていると語られるが、序盤からテツローに対する紺には感情の動きがみら…

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秋田課長の憂鬱~御曹司に翻弄されて 小説

義月粧子  香坂あきほ 

受けの仕事ぶりがすごい!

自分にも他人にも厳しい秋田課長(受け)の元へ配属された社長の甥っ子・笹野(攻め)。
少しチャらくて仕事も手を抜きがちな笹野を、ビシバシ鍛えまくる秋田。
あまりにも容赦ないので最初は反発していた笹野だけど、ぐうの音もでないほどの正論を突きつけられて発奮し、少しずつ秋田を認めるようになっていく姿が良かった。

秋田が、とにかく徹底して仕事ができる男として描かれていたところが良かったです。
秋…

2

蝶々の爪痕 小説

西野花  香坂あきほ 

心情の変化と「蝶/衣装の色/演目」 

日舞の家元の自営団体としての運営や、後継争いをテーマにしたお話。

本編は、舞踊を全く知らない、風俗店を営む資産家のパトロンの視点。
最後は、財政難の流派を後継する真鶴が、パトロンを好きになった後の視点。

赤字の流派を維持する金子元確保の手段として、夫公認で妻の家元が桜井の父の愛人になっていた。金子元のパトロンが死亡する。愛人の処理を含めて遺産を相続した桜井の息子が、父の愛人だった家元…

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恋の花ひらくとき 小説

鳥谷しず  香坂あきほ 

笑っちゃうほど甘いセリフを吐く攻め

超絶美人なのに「キショいオカマ」と子供の頃に言われたことがきっかけで、自分のことを醜いと思い込んでる受け。
そしてミソジニーの果てに、ゲイになってしまったという拗れっぷり。
女性嫌悪もさることながら、人類皆敵か?!ってくらい周囲にケンケンしまくりなんですね。
商店街の相談役をしている攻めの親切心からのアドバイスにも
「相談役だか何だか知りませんが、たかが花屋のくせに、素人が知ったふうな顔で…

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犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

ストーリー展開に驚いた!

めっちゃ面白かった!
特に、前半の表題作!!

ミステリーだと思わず読み始めたので驚きました。
初めはとんでもないストーカー受けだと思ったのですが、その過去や家族構成、生育環境などが明らかになっていくたびに涙が止まりませんでした。
ホントに切なくて苦しくて、クズみたいな元カレには怒りしかなかった。
ラストのオチも秀逸でしたね。

会話の面白さやストーリー構成、キャラ設定、伏線回収、…

2

後宮を飛び出したとある側室の話 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

とある側室がたった一人の唯一になる話。

 他の方もおっしゃってますが、飛び出すことになった後宮の主である王、リケルメの存在感が大きいわー、の感想につきます。


 受け様は大国アローロの名君と名高いリケルメに見初められて男ながら後宮にと望まれ、寵愛されていたリード。
 どんだけ出来杉くん設定なんだってつっこみたくなるくらいいい子過ぎな気がしないでもなかったのですけど。

 攻め様は後宮を飛び出したリードが行き着いた先のオルテ…

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後宮を飛び出したとある側室の話 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

王様が断然よすぎた

ボリューム感たっぷり!
文字の大きさにもよると思うのですが電子だと1000ページ近くありました!
設定も好きだったので値段は高かったですが3回くらい迷って購入。

私は最初あたりの後宮で王様から愛されてる部分が一番好きでした…
読み進めていっても王様贔屓入ってしまう…
なんせ王様に全然悪いところはないし、主人公のことを心から愛しているので…
その人の唯一になりたいって所からしたら、国…

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