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9/13(合計:130件)
佐竹笙 高崎ぼすこ
ちろこ
ネタバレ
作家さんが何もない真っ白なところから、一冊の作品を完成させるのにどれだけ膨大な時間と労力を費やしているのか、とふと思う時があります。 設定を考え、プロットを作成し、情報・資料収集と取材etc……想像すると凄いです。 佐竹先生の作品をついこの間読んだのは、「冷酷な覇王の予期せぬ溺愛」で、今作の中華ファンタジー作品設定と被りナシ。 元々東洋系の宗教知識があったのか、この作品のために知り得たの…
佐竹笙 森原八鹿
碧雲
表紙の絵の色合いも絵も、しゅみじゃないけど、セールだったので購入、 予想が外れて、おもしろい・・文章が大人です。 レオナ:24才。 男色を認めないユクステール国の第二王子。 文字の読み書きが苦手。(多分、ディスレクシア障害) 侍従とのキスがばれて、継承権を下げられネグレクト。 父王に見限られて、カリアプトに人質として出される。 植物の交配研究が趣味。持参したのは、砂糖ダイコン…
atyanmama
人は裏切る物と信じ生きる王ターグルの元へ人質として送られてきた王子レオナは文字も読めなかった。 互いが互いを生まれ変わらせ互いの存在で育っていく。 ひとでなしが愛に出会い人になるお話でした。 今作は混乱経由最終着地点溺愛。 受けちゃんはいわゆる現代日本の発達障害にあたる子なのかも知れませんが 何かができないってことがそこまで大事なことなのかとも思わされました。 何より愛を前に混乱する賢…
佐竹笙 新井テル子
高評価なので期待大で読みましたが、うーむ… 全体的には面白いです。賞を受賞しているのも分かります。分かりますが、清流の志遠に対する侮辱の言葉が許せなくて「中立」です。「しゅみじゃない」と迷うくらい怒りですが、結末までのストーリー展開は面白かったので中立の方をとりました。 志遠の不憫で可哀想な境遇に最初から心を痛めながら読んでいました。清流が志遠のことを好きだなって分かる様になってか…
この作品は、カドカワでw受賞した著者の作家デビュー作。 大賞は逃したけど、ダブル受賞。https://bit.ly/3Had6ah 面白い世界観を持つ作品で、スピンオフが「天馬の貴公子の箱入り花嫁」。 コンテスト出品時のタイトルは、『天下に見せよ、紅蓮の花嫁』 評価を参考にすると・・ 「読者賞」: 運命的に出会った二人の交流のドラマティックな展開 「優秀賞」: 高い構成力/読者…
佐竹笙 秋吉しま
有翼の騎士の一途な求愛: 有翼人種・ベルクト騎士団に赴任した内務官のレフx騎士・ゼイン 竜騎士は最愛を捧げる: 「竜殺し」族のリクx騎士団隊長のアルヴィン 二冊を電子版で購入。読了。 表紙絵が似ているので、関連あるかと思ったら、まったく別の物語。 どちらも王道展開、面白かった。 著者デビュー作:「天馬の貴公子の永遠の花嫁」の後の作品だった。 カクヨム:http…
ななつの
この作家様のお話には間違いがないのです…! 帝国の王タールグと、不可侵条約を結んだ国から人質として帝国へ入国した王子レオナ。 タールグはその生い立ちから策略に長けて、裏を読み疑り深い。レオナの事も疑って、色仕掛け用の付き人を置き、家臣から行動を報告させてその真意を読み取ろうと仕掛けます。 人質の王子レオナは、文字が読めず(正確には認識が出来ない)愚鈍な王子として母国で侮られてきた。付…
茶々丸53
読み始め、レオナの過去や人質である現在の状況に同情。そんな中でも正直で自分のできる事に懸命に向き合う姿は健気だし実は強いのでは?と。 話が進むにつれタールグの孤独が辛くなった。皇帝として完璧であらねばならない、悲惨な過去もあり誰にも心を許せないのはしんどい。 そんな2人が出会って影響し合って悩み苦しむ姿は胸が痛かった。これまでの自分を覆すような感覚だったのでは。 様々な事が起こる中で愛してい…
てんてん
本品は『冷酷な覇王の予期せぬ溺愛』の コミコミスタジオ特典ペーパーです。 本編後、とある夜のお話になります。 静かな皇帝の寝室で レオナは寝る前のお茶を飲みながら 練習の成果を投げかけてみることにします。 あのさ・・・・・・タールグ しかし、珍しくぽぅとしていたターグルは 眠そうな目でレオナの方を見て「うん」というのみです。 レオナは"タールグ&qu…
今回はカリアプト帝国の冷酷な皇帝と ユクステール王国の愚鈍な第二王子のお話です。 愚鈍な男色家と噂された受様が 人質として向かった帝国で攻様の愛する伴侶となるまで。 受様は王国の第二王子として生れますが 文字が読めないなど知能に問題があるとされた上に 国教に背いて同性の付き人と情を通じたと咎められ 王位継承権から最も遠い地位にいます。 母の異なる第一王子に何かと疎まれ…