ミギノヤギさんのレビュー一覧

二日月に栖む 下 コミック

ミギノヤギ 

【俺から触るのは俺がいいと思ったやつだけだから(羊介)】


エロス度★★★★★

おやおや。場の空気が読めず羊介への気持ちが口から溢れてしまう満月はかわいいですね。

満月と羊介が紡ぐ恋物語下巻で、満月のめんどくさい性格や泣き虫なところに対する羊介の男前すぎる言動・行動に胸キュンがやばたにえんです。

お互いにモデルとして高め合える特別な存在になったり、満月に触れて欲しがる羊介の煽り、濡れ場でお互いに向ける表情に溢れる想いがたまらなく、悦す…

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二日月に栖む 上 コミック

ミギノヤギ 

【あの澄ましたキレイな顔、もっと崩したらどんな顔すんのかな(満月)】


エロス度★

おやおや。お互いの欠けたものを補うような恋、かわいいですね。

満月と羊介が紡ぐ恋物語で、正反対なタイプのモデル同士の距離が少しずつ縮まっていくのがツボります。

特に満月に犬歯を触られたり口の中を弄られてしまう羊介の表情がえちちであったり、満月に振り回されまくる羊介がたまらなく、羊介のギャップに満月がトクベツに夢中になっていくのがよかった。

羊介も強気で男前な…

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白銀の人狼は生贄の王子に愛を捧ぐ 小説

伊達きよ  ミギノヤギ 

胸がいっぱいになりました。

何なんだ、この作品は……。
読んでいる最中も、読み終わった後も、こんなに胸がいっぱいになる作品に出会えることは、本当に稀です。
物語の序盤から、まだ数行しか読んでいない時点から、きっとこの作品はとんでもないぞ……という予感と共に読み始めました。
情景描写や心情描写、どちらもがとても丁寧で秀逸で、読者である自分がまさに、その雪が降り続けるザノゥサの里に立って、凍てつく空気を頬に感じながら、物語…

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二日月に栖む 下 コミック

ミギノヤギ 

満月がだんだん可愛く見えてきた下巻

上巻で見えた満月の過去――親から十分に愛されなかった満月は、「相手の望むことを全部していれば愛されるだろう」と考えていたみたいです。だけど両親が離婚したことで、「もうそんなのいらない、どうなっても構わない」と思うようになったように見えました。自然な思考の流れだとは思ったのですが、モデル活動を始めた(両親の離婚後の時期)あたりでも、相手が好意を示せば応じたり、それほど線を引かなかったり(特に理央の件…

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二日月に栖む 上 コミック

ミギノヤギ 

満月がよくわからなかった上巻

ミギノヤギ先生の『凪がれ星』のスピンオフ、『二日月に栖む』!凪がれ星にちょっとだけ登場していた洋介と、今回新しく登場する満月の物語で、ふたりともモデルをしていて、本来は別のモデル事務所に所属しているんですが、事情があって満月は洋介が働く事務所に一時配属されることになります。

正直、上巻では満月のことがまったく理解できなかったのか、展開が少し物足りなく感じました…… いきなりこうなるの?という…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

「自分で思っている以上に、エネルギッシュで、太陽みたいな人です」

脚本家の怜久がスランプ脱却のために田舎に引っ越してきて、出会ったのは便利屋の蔵之介。
やっぱり月村先生の日常BLが大好きだなと再確認しました。
優しくて明るくエネルギッシュな蔵之介に惹かれていく怜久。
でも蔵之介は過去の出来事からそうではないと思っていたり。両思いになってからのお互いの嫉妬もお互い誤解が解けるまでのやり取りも良かったし、怜久が前向きに仕事に取り組めるようになれていい方向に進ん…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

ふんわり癒される

出会いから恋に落ちるまでの日々にはこれと言って大きなドラマはないんですが、
何気ないところから恋が生まれる"普通さ"にものすごくキュンとしてしまいました。
いつどこで恋が始めるかなんて誰にもわからない、そんな新鮮なドキドキ感がめちゃくちゃ良かった…!

蔵之介は最初からずーっといい人で嫌なところがひとつも見えてこないのが逆に心配になるレベルだったけれど、
でも苦しい経…

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白銀の人狼は生贄の王子に愛を捧ぐ 小説

伊達きよ  ミギノヤギ 

唯一

誰かの、ただ1人の唯一になりたいと、ずっとずっと夢見ていた頑張り屋さんが、そんな些細な夢を打ち砕かれて、それでも自分のいどころを築いていくお話です。
物語のお姫様のように華奢で儚げなシャニが、元気いっぱいな子どもたちを、これまた(その姿に似合わず)元気いっぱいお世話する姿がとても素敵です。日常の中で、シャニの愛情深さがたくさん垣間見えて、シャニが愛される姿が無理なく語られています。大好きな作品で…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

りっくんタイム

この作品の受けは脚本家なんだけどスランプ中で自己肯定感もダダ下がりで、月村作品でお馴染みのグルグル受けではあるけれど、それは自己肯定感が低いからというよりも、脚本家として想像力が豊かだからついあれこれ想像しちゃってといった印象を抱きました。
怜久の1人ツッコミも多く、文章も従来よりポップ?というか軽めというか、深刻ではない。

めっちゃ萌えるー!とか、このセリフ刺さる〜!とか、攻め好きぃ!!…

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二日月に栖む 下 コミック

ミギノヤギ 

ミギノヤギ先生の世界観が好きだ~

上下巻まとめての感想です。

寂しがり屋でちょっとめんどくさい満月と何も考えていないようで鋭くてまっすぐな羊介のやり取りに目が離せませんでした。

初めはちょっとぶつかり合ったりしていた2人だけど、満月は今まで抑え込んでいたものを羊介の前ではさらけ出せるようになったり、羊介は天然なようで満月のことをよく見ていてしっかり受け止めてあげたり、一緒にいることでお互いの欠けた所が満たされていく様子…

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