暮さんのレビュー一覧

よつもじ。~過去も、未来も~ コミック

 

二人のなりそめにキュンキュン


前作「よつもじ。〜今日も、明日も〜」からずっと楽しみにしていた続編!
とても嬉しいです!!

今回は二人の若かりし頃、なれそめ編がメインとなっています。

先生がゲイだというのは前作から分かっていましたが、おそらくノンケである中井さんとどうやって結ばれたのかがずっと気になっていました。
先生の心の中に中居さんの優しさがゆっくりと積もっていく様子や、中井さんがあたふたしながら先生に寄…

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よつもじ。~過去も、未来も~ コミック

 

2人の良い関係性が垣間見える

アノ「大人の落ち着きLOVE」続編!
相変わらずまったりな2人の日常を6編の短編で、そして待望の出会いと馴れ初めを描く4編での構成。

機械オンチな岡村先生がやっとスマホに買い替え同時にSNSを始めるが…
逆にそっちに気を取られすぎてしまう「デジタル」。

大吉のおみくじ、特に信じてなかったけれど本当にラッキーが何度も舞い込む中井君。一つ書いてあった「身近に不幸」も当たってしまうのでは…

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よつもじ。~今日も、明日も~ コミック

 

あったかい

二人の日常の一コマに近いお話が、各話完結形式で綴られた単行本です。
全体として起承転結があるわけではないので、クライマックスとかラストでびっくりとかそういう本ではないのですが、二人の愛情に満ちた生活をのぞかせてもらっているようで、何かあったかい気持ちになります。

編集の中井(表紙でみるからに受けの方)と、作家先生の岡村。最初からカップルです。
お仕事でのやりとりももちろんあるのですが、脱…

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

ひまわり

新しいオメガバースのかたちですね。
話は少し重ため。

大切な人を亡くしたという事実が幸人のやつれた表情や痩せた体でリアルに表現されていて
その姿は痛々しくツラいものがありました。
でも、亡き兄のやり残したことを完遂させるため
かつての想い人のもとへ全て隠して乗り込んだ一樹が一番辛かったんだろうな。
幸人を大切に思う気持ちは誰よりも強いのに
それをストレートにぶつけることもできな…

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

こんなオメガバースが読みたかった

あちこちからセミの声が響き渡り、ひまわりたちが背比べをしながら太陽を向き、地面がゆらゆらと揺れている光景が見えるような。
そんな、うだるような夏の暑さを感じる作品。

こちら、本当に素敵な作品でした。
あらすじにもありますが、静かにほろりと沁みわたる。
季節は真夏。初めにも書いた通り、あちこちからセミの声が響いているというのに、作品全体になぜか静謐さを感じるのは、一樹と幸人をつなぐ「兄」…

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

夏に読もう

漫画がうまい!漫画のうまさって絵のうまさだけではないから、やっぱ漫画がうまい先生の漫画は当たり前だけど面白いです。オメガバースの使い方も好き。オメガバースはどうしても性的な使い方が第一になってしまうところがありますが、人間と人間の関係性、社会との関係性で見せてくる作品が好き。

暮先生は長らく趣味で描かれていた「よつもじ。」のイメージだったので、こういう作品も描かれるんだと嬉しい驚きでした。こ…

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

じんわりと

じんわりと心が満たされるお話でした。

オメガバースって、基本エロいのを想像してしまうのですが、こんなエロなしでじっくりと読ませるお話もあるのですね。不思議な読後感でした。

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

兄の遺した想いと弟の想いに涙

亡き兄の恋人でΩの幸人さんを想って色々行動する弟の一樹が、なぜβと偽っていたのかや、どうして幸人さんの元へ訪れたか、それが分かったときに涙が止まりませんでした。
幸人さんを想う気持ちと同じくらい、一樹は兄のことも大好きでした。亡くなってしまった兄は、後悔の気持ちを日記に綴っていました。その日記を、幸人さん兄のしたかったことを、実は一樹は一つずつしていたのです。それに気が付いた幸人さんが、最後に追…

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「兄が遺した恋のゆくえ」電子限定描き下ろし グッズ

元々色白っぽいもんね

「兄が遺した恋のゆくえ」電子限定描き下ろしとなります。1p。

以下、内容となります。

↓↓↓↓



①ひりひり
自分の顔を撫でる幸人。

②一樹「どうした 幸人さん」
幸人「うーん… 日焼けしたみたいでさ…」(腕もさすさすとさすりながら)

③一樹「ここんとこ 外 結構出てたからだろ」
「そうだね うっかりしてた…」

④幸人「しばらくは ひりひりするかも …

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兄が遺した恋のゆくえ コミック

 

静かなオメガバース

暮先生の漫画で行為シーンを想像できなかったので、オメガバースで大丈夫なんだろうか?と思っていました。
読んだあと、そんな不安は吹き飛んでいました。
やはり行為シーンはありませんでしたが、しっかりとオメガバースの物語でした。

とても静かで、切なくなるオメガバースでした。

一番切なくなったのは、タイトルの意味を理解したときです。
亡き兄のΩであった受けを好きな気持ちを持ったまま、兄の…

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