野原耳子さんのレビュー一覧

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

イラストは美麗だけど甘くない


壊れた大人が無垢な子供を壊していく。



フリーの傭兵・尾上雄一郎(受け)は手榴弾の爆発に巻き込まれ異世界へ転移してしまいます。が、転移先も王位継承争いの真っ最中。
尾上は男でありながら女神と呼ばれ、神が認める正当な王・ノア(攻め1)を勝利に導き、ノアの子供を産むことを強制されるのです。産んだら元の世界に帰れるという条件で。

異世界転移のファンタジーの話です。
が、全体的に…

9

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

37歳傭兵、総受け(笑)

あらすじ・レビュー、とっても惹かれる内容だったので手に取りました。ラノベっぽいタイトルですが中身はかなりシリアス。でもおっさんが女神で総受けですよ?そういうのが好きな人にとってはワクワク感しかないよね。

冷酷な性格の傭兵、雄一郎は戦闘の最中異世界に飛ばされ「あなたは選ばれた女神です。王の子を生んでください。男でも生めるからオッケー。」みたいなことを言われる。普通パニックだと思うけど「それが元…

8

花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

泣いたぁぁ

ちょっと読むつもりが一気読みしてしまいました。
最高に面白かったけど、最高に切ないシーンがあって泣きました。
受けも攻めも男前で、特に受けが最高にイケメンでした。


私の中で耳子さんの作品が最近ブームになっております。

これからも応援してます!

6

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

もっと売れるべき

表紙のビリーバリバリーさんに惹かれて買っただけのやつですが、
読んでびっくりするクオリティで語彙力死にました。

最初は殺伐とした性格をして自分が死ぬのもなんでもない事のように語ってた受けがだんだん絆されて落ち着いていくところが一番の素敵ポイントでした。

出てくる登場人物のほぼ全員闇が深くて、だからこそ考え方とかに人間味があって面白いです。ここで完璧な人がいると急にファンタジー感でそう…

8

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

女(神)の役割とは

異世界転生系ってあんまりそそられないんだよなぁ(ホジホジ)とか思いながら、お給料が入ったのでやっと購入して拝読することができました。

7割読み進めてようやくBLみを感じ始め、キタぁー!ってなって、あれ?ってなって終わってしまった…。本作の売り上げ次第で続編出しますだなんて、作者にも読者にも酷すぎます。そういう企画なのでしょうか?物語の続きが作家様の脳内にしか存在しなくなるなんて絶対やめてぇ〜…

9

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

男前受けの理想

続きが読みたい&男前受け好きな方達に、是非読んで欲しくてレビューしました。
内容は簡単に説明すると、戦闘能力が半端なく高い30代のおじさん(お兄さん)が異世界へ行って王様のお嫁さんになり国民からは女神と呼ばれるお話です。
主要なキャラが3人いますが、それ以外のキャラもみんな個性があり本当に深いお話になっています。
なによりも、、、
この本挿し絵が無いのに、ものすごくイメージさせるの…

9

花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

キャラ変についていけない…

現在Kindleで配信されているバージョンでは、番外編が追加されています。カバーイラストも異なります。

作者が本当に書きたかったお話とのことで、やっと読んでみたのですけれど…本作は個人的に合いませんでした。中立としゅみじゃないの間くらいです。

花嫁もの+民族BL(っていうジャンルあるかわからないけど)ですが、キャラ造形もカップリングも同人作品『再生』と似ているので作者の性癖なのかなと思…

3

傭兵の男が女神と呼ばれる世界 小説

野原耳子  ビリー・バリバリー 

最高。作者は天才か!

こんなBL作品を待っていました!!!
心の底から作者様と出版社様にお礼を言いたい。
受けがおっさんか〜そうか〜と両手を合わせ、読む前から期待を隠せずページを捲る手が止まりませんでした。
ファンタジーものの難しい文体が苦手な私でもとても読みやすかった。
序盤、受けの雄一郎を知る度に、表紙を見返しては
「ほんとにこのおじさんが、この両脇の子達にえっちなことをされちゃうの?」とハラハラドキドキ…

10

再生 小説

野原耳子  桝目の助 

ヘヴィ系

この同人作品がちるちるに登録されていて評価もそこそこ入っているのは、配信時期によるためでしょうか。とにかく登録してくださってありがたいです。正直、作品登録大変です…。

内容は先のレビューどおりで、全く同意です。女性キャラ、レイプ、喪失体験などが苦手な人にはおすすめしません。うーん、ストーリーを作るための重要食材とはいえ仕上げはカタルシス添えなので、完全に夜明けの腐女子向けかな?

読み応…

1

溺れるネコに紫陽花 小説

野原耳子  枡目の助 

書き上げてくれて感謝

2014年に第7回B-PRINCE文庫新人大賞優秀賞を受賞されている作品ですので、執筆されたのは電子書籍刊行年よりだいぶ前ですね。

本作は先日拝読して個人的にすごく好きだった『夏の庭に、あたたかい雨』(第5回B-PRINCE文庫同賞受賞)の後に書かれたようですが、テーマに通底するものを感じました。シリアスなトラウマを抱えた主人公がありのままの自分を絶対に否定しない人に出会い、前を向けるように…

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