彩東あやねさんのレビュー一覧

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

ほのぼの♡

面白かったです〜。彩東先生のユーモアのセンスにメロメロです!羽純ハナ先生の端麗なイラストが素敵でした。

エンタメ作品においても文章がしっくりくるかどうかって個人的にすごく重要なんですが、その点、作者の文章は自然に入ってきてくれて、地味に笑いのツボも鷲掴みされてしまって…。明らかなコメディではないのに、ふとした描写にフフっと笑わせてくれます。

ヤクザと料理人(見習い)のカプですが、かわい…

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悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

この懐かしさがわかる人は同世代

初めて読むのになぜか懐かしい。
新作なのに、実家の本棚から引っ張り出してきたような、いにしえ感。

それもそのはず。
サイトに上げていた作品と聞いて納得です。

多少の味付けはありながらも、奇をてらった展開や設定はなく、ダーク系スパダリ攻×不憫受、純愛溺愛すれ違いモノど真ん中。ちらちら漂うバブリー感。
シリアスとロマンスの配合は王道比率で、万人受けしそうなマイルドさ。
悪役の兄が最…

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悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

義兄の友人×義兄から逃げる義弟

作者様の作品はお見かけしたことはあるけれど、初めてちゃんと読む。
タイトルの「悪党」の響きにどーしようもなく惹き付けられてしまい購入。

受けが訳アリ幸薄故の気弱タイプ思いきや猫かぶりで、攻めに食ってかかるところは少し意外だった。
攻めもかなり理不尽なことをしているので受けに文句を言われて当然なのだけど(笑)
私の好みは幸薄の受けだけど、啖呵を切ったりするぐらい強い部分がないと展開を切り…

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悪党のロマンス ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

久我を喜ばせたのは

本品は『悪党のロマンス』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、久我視点で久我の好物に関するお話です。

珍しく久我と休日が重なった日、
真那也は久世と一緒にかき氷専門店を訪れます。

久世は店員が運んできた器を視野に収めるやいなや、
「おおー」と笑みを広げ、
真那也はプッと吹き出してしまいます。

こんもりと盛られたかき氷は
白桃のコンポートとミルクのジェラートに
濃…

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悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

彼が歩むはずだった未来のために

今回は義兄の友人で不動産会社の専務と
義兄との関係で家を出たアルバイトのお話です。

義兄から逃げていた受様が攻様との再会で過去を断ち切るまでと
攻様が受様を愛でまくる続編を収録。

受様は母の再婚により、
酒造会社の社長である父と6つ上の兄ができます。

義父は受様をとても可愛がってくれましたが
両親が不慮の事故で亡くなった高校時代から
受様にとって家は地獄になります。

4

神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

こういうお話大好きです♡

ようやくご縁がやってきまして、読むことができました!笑えるのにキュンキュンするお仕事系ラブストーリーで、めちゃくちゃ楽しかったです。通勤中に読むのを中断しました笑

酔うと記憶を飛ばし、普段は微塵も見せない抑圧している本音を関西弁で捲し立て、奇行に突っ走る男・緒方。職場では鬼と呼ばれるほどストイックでクールに仕事をこなす彼が、入社2年目にして有望な新人・仁科の上に立つことに。仁科は緒方が入社当…

4

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

後半アホの子になりすぎ……

始まりはすごーく良かった。描写から窺える世界観から、スケールの大きな話に思えて期待が高まる。
受けの境遇もどうしようもない背景が明かされていき、追い詰められていく展開にはらはらする。攻めは挿絵が素晴らしくカッコよかった!特に初登場シーンの構図が良く、これだけで魅力的な人物に思えて読み進めることができる。須坂先生の黒髪攻め絵は最高。

と、なかなかシリアスで面白そうな導入から、トラウマ除去目的…

8

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

タイトルも好きです

溺愛攻めの鑑のような男が主人公でしたので、思っていたよりずーっと甘かった。
好きだわー、この攻め♡

シリアスからイチャ甘への転調も無理がなく、ハラハラさせる場面や切なくなる心理描写も巧みに散りばめられていて、グイっと引き込まれました。


ある事をきっかけに実家を飛び出した真那也と、義兄の友人・久世との再会をきっかけに始まるラブストーリー。
心に闇を抱える2人が、本当の自分を取り戻…

12

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

地雷が……

溺愛攻めあり、ちびっこあり、美味しいお料理あり、となかなかいい感じだったんだけど、ところどころでモヤモヤするところがあって、心の底から楽しむことができず……。

まず受け母の扱い。
散々迷惑かけられてきてるんだけど、親なら当然レベルの些細なエピソードを大切にして母を見捨てることができない郁生が不憫というか。

800万円の借金を踏み倒し海に沈められそうになって、息子の働くレストランへ飛び…

6

愛を召しあがれ ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

素敵な関係

将吾が帰宅すると桜太朗と郁生の楽しそうにままごとをする声が聞こえて来ます。

桜太朗は将吾に気がついて呼んでままごとを一緒にするんですが、スーツのままでピクニックシートに座るんです。スーツが汚れるからと断らない将吾が素敵です。

興奮した桜太朗が砂と葉っぱで出来た親子丼をこぼしてしまいますが、郁生が臨機応変に対応しててこちらも素敵でした。

桜太朗がデザートの団子を作り出した時に、将吾…

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