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4/6(合計:59件)
木原音瀬 小野浜こわし
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 木原作品と言えばヒリヒリとした痛みを感じる作品も多いですが、今作品はどんな感じかな?と思いつつ手に取りました。 戦争が時々起こり、そのため兵役がある国が舞台。 主人公は、大学講師でありながら兵役で従軍しているガレ。一時休戦中である現在、戦争になることはないだろう、と思いつつ、意にそわない兵役に辟易としながら満期終了を待ち焦がれている。 そんなガレには気になる人物…
コタカ
すごく評価が難しい作品だなと思います。 この作品は、木原先生なりの〝ふたなり〟。 受けのジャックがそうなった理由もその対処法も、独創的で先生らしさがあって素晴らしいと思いました。 穴があっても、「女」にならないジャック。 男らしくて強くてクール。 そんなジャックに懸想するガレ。 攻めの方が女々しく、(言い方は悪いけど)女っぽい。 必要に迫られてセックスしている二人ですが、…
とこぽん
軍事国境線の兵役についた大学講師と寄生植物によって身体に女性器をつけられ「ふたなり」になってしまった職業軍人の話。 実在しない国や兵器、動物や植物が出てくる架空国家SF。独特の世界観と読んだことのない設定で面白かったです。 基本的には攻め視点で話が進むのですが、攻めのガレが卑屈過ぎて読んでる最中に頭を抱えちゃいました。 受けのジャックの事が好きすぎて悩んで傷ついてすぐ泣いて、木原先生以外…
小野浜こわし
れんちゃん
バーテンダー志村と曰く付きの男姫川 イケおじを描かせたらピカイチの小野浜こわし先生の初BL作品!! 酒と煙草と生と死、そして、エロス。 バー『ラ•メール』を先代の里見から店を受け継いだ志村。 先代から 『この先『ゴーストドッグ』を頼むヤツが1人だけ現れる、そいつはお前を地獄に連れていく為に、"遣わされた"本物の幽霊かもしれない』 と。 そんな『幽霊』をオーダーをした、…
窓月
裏社会系のイケオジBL。渋い絵柄が好みで、ずっと読みたいと思ってました。電子分冊版が完結したので読了。 ドラマチックながらコミカルなコマも挟まれたりとテンポの速さが独特で、慣れるまで少し読みづらく感じました。アメコミっぽい作画に反して、流れ的にはもの凄くオーソドックスで若干古典的なヤクザもの。 ギャップを狙っているのか、それとも作者様が描きたかった世界観が現代日本を舞台にしたら極道にな…
まいぞう
亡くなったマスターから引き継ぐ形でバーを経営する志村… そこに現れたのは… 先代から「ゴーストドッグ。これを頼む男がいたら気をつけろ」と言われていた、姫川だった…。 まず、こわし先生の画力が凄いです!! 背中や目で伝える力… くたびれた髭のおっさんが…めちゃくちゃ色っぽくてエロくなるなんて、誰が想像出来たかwww そして、実はめちゃくちゃかっこいいイケオジでした ストーリ…
中原一也 小野浜こわし
ふばば
中原一也先生は大好きな作家さん。 ですが最近はファンタジー系が多くて、ファンタジー苦手なもんですっかりご無沙汰でした。 でもファンタジー系の作品群の方が得点数も高いですよね。先生はヤクザもオヤジもファンタジーも何でもイケるんですね。 さて、本作。 吸血鬼ものとは知って読みましたが… 正直、この冒頭。というか吸血鬼ものとしての始まり方に驚きました。 何のひねりも世界観もなく、いきなり…
秀香穂里 小野浜こわし
絵本の中からモクモクと現れて、ご主人様の願いを三つ叶えましょう…とベタな「魔人」もの設定に驚きでした。 既に某ランプの魔人BLも存在しますし。 ちょっと二番煎じなの〜?なんて構えながら読み出しましたが、途中からはぐんぐん引き込まれました。 というのも、今回の「主人」となった小説家の來栖佳の造形がいい。 高潔…というのは言い過ぎかも。だけど安易に「金持ちになりたい」とか「とにかく売れたい」と…
ぴんか
作者買い。 中原さん大好きですよv 正直私個人としては、オヤジ系はあまり得意ではないのですけれど、 中原さんの書かれるオヤジ供は皆可愛い。 ……というか、私の中では三十代はオヤジに入りませんから! オヤジというか、ビジュアル的にキラキラしたイケメンではなく、 男臭い男達とでも申しましょうか。 今回の二人も実に男臭い! そして小野浜さんのイラストがそれに拍車をかけている!…
雀影
現代作家と絵本の魔人のお話。 秀先生が、こんなトンチキアラブファンタジー?って驚きと、安定のスパダリ攻めがたっぷりと楽しめて、さらに、小説家さんの創作の苦悩が垣間見れるという、楽しみどころが一杯のお話でした。 來栖が、安易にシンに願いごとせずに、しっかり自分で考えて成長していく姿に好感持てるし、魔人のシンも、それが自分に掛けられた呪いとはいえ、主人の願いを叶えることを優先して無茶なわがままを言…