いおかいつきさんのレビュー一覧

推定恋情 小説

いおかいつき  緒笠原くえん 

淡々と進む法廷もの。

2014年刊、淡々と進む法廷もの。

弁護士という職業柄白黒つけたがる恵吾と、重傷で無実なのに殺人事件の容疑者に仕立てられていながらもどこか無気力な晃司。
彼の弁護を請け負った恵吾は、地道な調査や駆け引きから晃司自身が抑えていた実直な感情を引き出すのに成功して、事件の真相を見つめ直す機会へと道を開く。
素の晃司は恵まれた育ちの坊ちゃんなのに傲慢さは皆無で、意外にも他人の安息の為に自己犠牲を…

1

ギルティフィール 小説

いおかいつき  國沢智 

もはや恒例と化しているお仕置き

2021年刊。
シリーズ15周年という事で、いおか先生&國沢先生、おめでとうございます。
ちなみに自分がこのシリーズに手を伸ばしたのは2013年頃で、当時の新刊『スプレイ』まで一気に追い付ました。


以後新刊を欠かさずに読んでいるリロードシリーズも今回17冊目。
登場人物についてはシリーズ15周年記念でちょうど竹書房・ラヴァーズ文庫のHPで人物相関図が掲載されているのでそちらをご参照…

2

ギルティフィール 小説

いおかいつき  國沢智 

待ちに待った新刊!!

今までたくさんのBL作品に触れてきましたが、この作品を超えるものは私の中でありません。それにこの先もないと思っています。



今回は事件を追いかけてるシーンより2人の濃厚なシーンが多いですwしかも1つが長く書かれていますのでめちゃくちゃ読み応えがありましたw絵もとてもエロカッコいいですww



いやあ今回も凄いです。神宮w
この本でずっっと嫉妬してますw
今回の神宮には何…

3

ギルティフィール 小説

いおかいつき  國沢智 

シリーズ15周年おめでとうございます!

私、BLは雑食的にどんなジャンルでも話が面白ければ大体受け入れられるのですが、特に大好物すぎる受けの条件があります。

①見た目も性格も男前である
②職業が刑事である
③周りの男達にモテモテで攻めが常に嫉妬している

この3つの条件を満たし、かつストーリーや文章のクオリティも高い作品ってたくさんありそうでいてなかなかないんですが、全てを満たしつつこんなに長く続けてくれているこのリロード…

3

子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

頼もしい相談者

見た目ゴツい絵本専門出版社の営業×子供向け番組の司会者。
主人公・裕真の仕事は平日15分の子供向け番組一本ながらも、6歳以下の子供達に絶大な人気を得ているおにいさんなのだ。
大型書店の絵本コーナーで子供達に親しげに囲まれている裕真を偶然見かけた塩崎は、自身の営業が行き詰っている解決の糸口として彼に声をかけ、相談に乗ってもらうのを快諾してもらえた。
最初はパッとしない印象の塩崎だったが、裕真の…

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飴と鞭も恋のうち~Thirdキス~ 小説

いおかいつき  國沢智 

多感な男子にも飴の慈悲…なーんてね

(*注・文中にモロなネタバレを入れました。これって多分いおかさん作品では初チャレンジだと思う。)

2021年刊。
リロードシリーズのスピンオフ、捜査一課班長と彼を慕う飴と鞭のわんこ刑事達の三つ巴ラブ。
おかげさまで刑事ドラマBLだというのに肌色が眩しすぎる表紙もこれで3冊目のお付き合いとなりました…(;´∀`)

しかし、秘密の関係の三人の筈なのに、冒頭から調子に乗ってバルコニーで3…

2

好きなんて言えない! 小説

いおかいつき  有馬かつみ 

2人のギャップがカギ

いおかいつき先生の2008年作品。
いおか先生といえば「リロード」シリーズ。攻め気質の描写が上手いイメージですが、この作品は一味違います。

「男」としての理想的なルックス、仕事での能力、周囲からは「理想の結婚相手」として見られるモテ男としての自分…
だが、本当の自分は。
ゲイで。
しかも「抱かれたい」側なのだ…

…という物語。
ゲイである事も、「受け」志望である事も、隠して生…

1

ラブ☆コレ 4th anniversary 小説

いおかいつき  愁堂れな  夜光花  國沢智  奈良千春  高階佑 

4th

個人的ラブコレで一番頼みにしているのは
挿絵の原画だったりする。
ちょっと雑にも見える線画を見るのがすこぶる好き((ノェ`*)っ))タシタシ
奈良千春さんのイラストたっぷりでそれだけでもじゅうにぶんに
満足させていただいております。
アリガトウゴザイマス!!

さて本作。

・新宿退屈男~快楽の祭典~
・深紅の背徳
・グロウバック

こちらの三本だてでございます。
いお…

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君が涙を溢れさす 小説

いおかいつき  高城たくみ 

冷酷ヤクザの心を揺さぶるのは

いおかいつき先生といえば、「リロード」のシリーズや「真昼の月」。
読みやすいガチ風味の警察ものやヤクザものが印象的ですが、本作の主人公もヤクザです。
といってもゴリゴリのヤクザではなくて、見た目はスマートな「経済ヤクザ」の森末斉(せい)。(ドンパチはないけど、地上げの時などキッチリ恐喝はしてますが。)

そんな見目いい男の森末が、組長の姐にアクセサリーのように連れて行かれた日舞の舞台。

1

ラブコレ16thアニバーサリー 小説

いおかいつき  バーバラ片桐  ふゆの仁子  秀香穂里  犬飼のの  西野花  國沢智  奈良千春  うめ 

読んで分かった事は

何回かラブコレアニバーサリーは購入しているものの、じっくり読んだのは初めてだと思います。

ラヴァーズ文庫で読んだ事があるのは、犬飼のの先生の「薔薇の宿命」シリーズのみです。

今回の「ラブコレ16thアニバーサリー」を読んだ事で個人的に再確認出来たのは、受け1人に対して複数の攻めが存在する作品は自分には合わないという事でした。

同時で無いならいいんです。でも、複数のうちの1人を元々…

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