こふでさんのレビュー一覧

べな 4 コミック

こふで 

辿り着いた先にあった答え(未来)は「なりたい自分で居れる幸せ」

「人になりたい」と願ったべなはもう居ない
それは「人になれない」からではなく「そのままのべなでいい」と教えてくれる人が側にいるから、そして「鬼のべなだから」守る事が出来る大事なモンが側にたくさん出来たから

過去は過去、哀しい事も辛い事もあるし良い思い出だってある
べなも壱もダンゾウも…みんな過去を抱えるだけの胆力が付いた事が分かる惚れ惚れする程の活き活きとした表情が眩しい
過去と決別す…

3

べな (3) コミック

こふで 

ただただ泣けて仕方ないのです

3巻のクライマックス…見開きの夜の東本願寺の屋根の上の2人
これ以上ない至極シンプルでただただ真っ直ぐなべなの告白
夜の寂とした空気が一気に2人の周りだけを温かくそして熱く熱を帯びさせるのが伝わるようなあのシーン
愛おしいという感情だけが溢れ出てきて……誇張なしで嗚咽して泣いてしまいました

3巻も引き続き鬼である事への不安や恐れが拭い切れないべなの不完全で不安定な「心」が切ない
でも…

1

べな (2) コミック

こふで 

煽りの無い感動作 願うはひとつ「ただ笑っていて欲しい」

2巻は「人になりたい」と言うべなの不安からお話しが進んでいきます
前巻で壱側の葛藤を乗り越え2人で居る事とはなりましたが実際べなの正体などは謎も多いまま
また乗り越えたとは言え自尊より他尊が過ぎる壱の自我の未成熟さの不安も燻っています
しっかりとお話しが続くにあたってこの辺からの切り口をご想像にお任せします…と有耶無耶に回避しない進み具合にやはりこふで先生の作品への「心意気」を感じます

2

べな コミック

こふで 

完結をお待ちしていました(*˘︶˘*)是非、先ずはこの1巻(無印)を…‼

祝!完結

和風BLに滅法弱いのですがなかなか「コレだ‼」と思える長さのある作品を見つけるのは難しく、、、
そんな中出会ったのがこふで先生です

実はこふで先生作品を拝読したのはお恥ずかしながら遅く、しかもこの「べな」ではなかったのです
実際「べな」の存在は認識はしておりましたが「人外」というカテな為イマイチ踏み出せず二の足を踏んでおりました…
そんな折現在絶賛単行本化をお待ちしてい…

2

べな 4 コミック

こふで 

堂々、完結!

「べな」の4巻目にして完結編。
いやもう、めっちゃ良かった…。ページを捲るたびに思わず涙が溢れました。じんわりと何かが心に染み入ってくる、そんな感じ。


若水の情人・鬼平太を救うために、べなと壱は手を貸すことにするがー。

という3巻からの続きから4巻はスタート。

すごくお上手だなと思ったのは、鬼平太と二三をシンクロさせているところ。
自分の身を犠牲にしても、愛する人を守りた…

5

べな 4 コミック

こふで 

大好きな作品です!こふで先生お疲れ様でした!

ついに完結、、大好きな作品が完結!!泣
4巻に渡る素敵な物語を完結まで応援出来たことは嬉しい気持ちでいっぱいですが、やっぱりなんだか寂しいですううう、、(ꈨຶ˙̫̮ꈨຶ)
現パロでも日常の一コマでも出てきたカプをずっとずっと見ていたいですよおおおお(ꈨຶ˙̫̮ꈨຶ)

個人的には本当に完成度の高い作品だな、、思っています。(上から目線すぎてすみません)
出てくるキャラクターがみんなみんな…

5

べな (3) コミック

こふで 

少しずつ健全な生活に

 新しい出会いに刺激されて、べなと壱の関係性がまた1つ深みを増す、そんな3巻でした。べなは2巻でも自分の力の強さに対する不安と闘っていましたが、なかなか簡単には乗り越えられないようですね。自分でコントロールできない力ですから、当然かもしれません。ただ、お互いある程度知った仲になった後であれば、鬼の子であることがバレても関係を絶たなくても済むという経験をしたのはかなりの糧になったのではないでしょうか…

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べな (2) コミック

こふで 

自分を守ることが相手の心を守る

 自分が普通の人間ではなく、いつどんなきっかけで周囲や壱を傷付けてしまうか分からないことを不安がるべな。特に、壱は自身の痛みには無頓着で、他人のことばかり優先してしまうので、余計に心配になってしまう。自分よりも他人を労るのって素晴らしいことのように聞こえるけれど、実は周りのことを考えてないエゴでもあると思うんです。自分が傷付いて悲しむ相手の気持ちを無視しているし、結局他人を守って安心を得られるのっ…

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べな コミック

こふで 

2人ならどこへでも行けるね

 獣のような風体でありながら、顔も体も人である不思議な少年・べな。見世物小屋から始まるストーリーでべなも壱も見世物になることを経験しているので、シリアスな雰囲気の場面もありますが、そこまで配分は多くなく、読後は案外からっとした余韻が残ります。双子の片割れを失い、小屋の仲間に男娼扱いされていた壱が、どんな相手にも啖呵を切れる、どこででも生活できる逞しさを持っている所が大きいかな。美人で顔もタイプだし…

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べな (3) コミック

こふで 

ああ、BLを超えたな…


3巻まで通して本当に絵が綺麗で圧巻です。
普段は現代ものしか読まない私ですが、物語が作り込まれていてグッと引き込まれます。

さて、今回は旅の用心棒をお願いされたところから、とある事に巻き込まれていきます。
さらに道中で、べなは嫉妬を覚えて自分の感情に大混乱。
いつだって「鬼」が心にあって戦っています。
それを耐えず傍で支える壱と二人、尊すぎます…!!

目まぐるしい展開で悲し…

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