chikakumaco
安心して下さい、まだずっとモダモダしてますよ。
前巻の終わりで、やっと安達からも黒沢への気持ちを言葉に出来た事で。
ようやく「お付き合い」をスタートさせる事になる2人。
付き合いたての2人が最初にすること、それはデート。イケメンでリア充の黒沢は嬉しさのあまり気合い入り過ぎ。誰用のデートなんだよ⁈ な、ヘリでのナイトクルージング。抱えきれないほどのバラの花束。え⁈ 黒沢って、残念なイケメンなの…
表紙を担当した紺吉先生の「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男」による、
「絶対BLアワードになる世界」が楽しいです。本編の続きも早く読みたい!
『エロランキング』の部屋「擬音の量、尋常じゃなかったな…。」あはは。あるあるですね。
カップルがセットでぶち込まれてない部屋、「攻めキャラランキング」「受けキャラランキング」部屋も可笑しみ。アワード表彰を控え室でじっと待つ攻め様や受け…
「30歳童貞が魔法使いになれるなら、もっと魔法使いいるだろっ」という作者のノリツッコミ(⁈)にもある様に。ああそうなの?といった程度にしか私はこの都市伝説を知らなかったけれど。まさしく、愛を司る女神様の気まぐれで、恋する黒沢の心の内を知る様になってしまった安達。ダダ漏れの恋心を隠す事無く知らしめる黒沢。
次第に安達も言うように。黒沢の気持ちは「触れなくても分かる。」痛いほどに分かってしまう。その…
ムッツーリイケメン黒沢の虎視眈々ぶりに戦々恐々の安達。
ですがー…。ゆっくり行こうと決めた黒沢の、嫉妬のあまり思わず焦ってしまう可愛らしいところとか。
BLあるある社員旅行、浴衣や温泉ムフフ展開。雨に濡れたせいで風邪っぴき。看病イベントなど。エチこそ描かれないものの。(ええ、決してエチシーンは描かないと固く決めてるのか⁈と、思うほどに。)段階を踏んで心の近付いていく様子、まさにムズキュンという…
レビューその他見る限り。中々進展しないモダモダ展開という前知識と、pixivで飛ばし飛ばし読んでいたので、少し巻数が進んでから読もうと決めてました。
この度めでたくアワードにもノミネートされていたので、ようやく一気買いからの一気読みです。(pixiv系のコミックスって何でこんな高価いの⁈)
物語は思った通り。相変わらずムッツーリイケメン黒沢の心の声が聴こえる安達はビビリまくりだし。
黒沢…
そんなに展開は早くありませんが、ゆっくり進んでいくこのペースが2人には合っていますよね。天使と悪魔が同居していて今のところなんとか理性が勝っている状態という黒沢の頭の中まで、はっきりと安達に見えてしまうのは少し可哀想にも思えてきました(笑)。安達が黒沢以外のキャラの心も能力を使って読み取ろうとする場面もあり、悪意のある使い方ではないけれど図太くなってきたなぁと感じます。彼の誠実な性格は変わらない…