イーライ・イーストンさんのレビュー一覧

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

何回も読み直したい作品

理系で神経質な男で誰にも心を許さない攻めが純真無垢なクイックになりたての受けによって変わっていく様子、最高です。生まれつきクイック×なりたてクイックの組み合わせ。
受けのマイロはクイックになりたてのため言葉がたどたどしいのがとても可愛いかったです。
ちょうど未知のウィルスが題材になっているためしんどい場面があったらどうしようかと不安にもなりましたが、あまりつらいシーンは無く続きがどうなるのか気…

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月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

犬好きなら分かるのかも

これ、舞台が犬になれる人間、人間が犬になれる?がベースになっています。
保安官としてマッドクリークの町で暮らしているランス。彼の前によそ者としてやってきたティム。

クイックという特別な力を持った犬達が暮らしている町はよそ者に警戒心が強く、ティムにも疑いの目を向けます。
犬になってティムの前に現れたランス。ティムの独り言(犬相手なんで)をランスは聞きながらティムを好きになっていきます。

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

ラブラドールきた!

ラブラドールと暮らしていたこともあり、個人的にシリーズ序盤からずっとラブラドール版を読みたいと願っていました。
3作目でラブラドールが登場しましたが、クイックではなかったため諦めていたのですが、まさか主役でラヴのお相手とは!
こんな嬉しいことはない、とばかりにがっつきました。

暴力をふるわれ、大人の男性が苦手になってしまったサミー。
それでも勇敢でありたいと願う彼のいじらしさに胸をうた…

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月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

シリーズ一作品目

私の大好きなシリーズですが改めて再読。
海外の翻訳版です。文章がそのため海外作品を読んだことがない方は最初は戸惑うかもしれませんが、何よりお話が面白いのですぐに気にならなくなりますよ!特に動物好きな方には読んでほしいです。

主人公ティムはクイック(人間に変身できる力を持った犬)たちが暮らす特殊な町とは知らずに移り住んでくるのですが、これまた不幸な生い立ちから幸薄そうな子で。攻めのランスは保…

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

今回も楽しめました

大好きなシリーズの第四弾!
今回メインの二人は個人的に好みドストライクというわけではありませんでしたが、終始退屈せずに読めました。

二人の関係性だけではなく、ラヴの力によってマッドクリークがいい方向へと進んでいく様を一緒に追うことができて嬉しかったです。
お馴染みの仲間たちにも会えテンション上がったのですが、思いのほか覚えていないことも多く、自分の記憶力のなさにガッカリしました。
少し…

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

今回も最高でした!

大好きなシリーズなので、新刊が発売されると知り楽しみにしていました。
いつも通りの大ボリュームで、やっと読み終わりました。

今回の主人公は前作に登場していた、犬の保護シェルターを運営していたラヴでした。
彼が前作に登場した時にどんな心境だったのかとか、彼が本来どういった人間でどうしてシェルターを始めたのかが書いてあり一気にお話の中に引き込まれてしまいました。

そして「なりたて」のサ…

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

犬の保安官

HOW TOシリーズ(日本語タイトルもうまいけど統一感ではHOW TOがわかりやすいなとひっそり思ってます)全て読み返してから挑みました。3CPの仲睦まじい様子が分かるので大正解!マイロが随分大人になっていることが非常に感慨深い…サニーに"人間"を説いている…大きくなって…
自分の中でシリーズ最高傑作の予感だったのですが後半失速しました。白い象のくだりぐらいまでが大好き。とは…

4

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

マイロに癒される

4作目を読んでから、3作まとめて読み返してます。

最後は博士のジェイソンと元癒し犬マイロのカップル。

謎のウィルスの病気を軸にした話なので、今読んでいるとリアル過ぎるところがあったのが少し苦しかった。隔離の状態とか。

後半はサバイバルと言うか冒険物みたいで、2人が砂漠で犬化してから、ハラハラさせられました。

さらに再会しても、逢えて嬉しいのに近くに寄れない、話せない事がこん…

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

元エリートの保護犬施設オーナーと虐待被害犬

前回登場した保護シェルターの厳ついオーナーのラヴのお話。攻めは保健所でタイムリミットが迫る犬達を積極的に引き取っていて、様々な状況の犬達に詳しい。そして人間嫌いな無愛想だけど犬達にはとても大きな愛と献身をもっていて、マッドクリークにピッタリな人材だった。

引き取ったばかりの犬(受け)が脱走してしまい、どうやらマッドクリークに向かっているらしいと判明する。そして受けの知性的な瞳と以前出会った賢…

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ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

シェパードにメロメロ

読み返し。
続けて2作目に突入です。
お話の流れ自体がすごく良くて、読むのをやめられません。

こちらはローマンの魅力にメロメロにやられます。
犬時代の壮絶な過去があって今の幸せにつながっていくのですね。
山登ったり、自転車漕いだり、アクティブな2人のラブは爽やか。

ローマンから、下の事を色々相談されるランス保安官を、大変気の毒に思うと共に、爆笑しました。自分なら耐えられないだろ…

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