Phov0v
『寝ても覚めても。それでもやっぱり。この人が可愛かったら、
死ぬ気で口説こう。』
最後の台詞にノックダウンされちゃいます。
そもそも。佐岸左岸先生の、心に刺さりまくるモノローグの一つ一つ。胸をギュッと締め付けられるんですけども。
この、短いストーリーの中にもギュッギュッと詰め込められていて。
一番凄いのが、ラスト。
これは、堪らん。萌え転がってしまう。
野末さんと同期の、柿谷さん…
前作がとても綺麗に完結していたので。これはファンサというか、甘あま後日談を連ねた物語なんだろうな、くらいに軽く思っていた。
表紙と巻頭のふわふわ感と透明感溢れる美しい絵が、その甘い雰囲気を助長する。
侮っていたのだ。
また、この可愛らしい自称こわがりおじさんに。こんなにも切なく泣かされるとは。
時々家に泊まる様になっていた外川を起こし、ラブラブしたがる外川をやんわりと制しながらもイチャ…