貫井ひつじさんのレビュー一覧

風帝に捧げる純情花嫁 コミコミ特典ペーパー グッズ

我を統べる帝について

本品は『風帝に捧げる純情花嫁』のコミコミ特典ペーパーです。

飛龍から見た風帝のお話です。

花嫁を見つけてから風帝は変わった

風帝の眷属たちは個性がバラバラで
風帝に対する感情も様々ですが皆が口を揃えます。

飛龍は敬意も感謝もそれなりに持っていましたが、
格別な想いは抱いていませんでした。

ただ飛龍が生まれたその日に
頭を撫でながら微笑んだ顔を見た時からずっと

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

失われた半身を求めて

今回は風を司る風帝と身代わりで花嫁になる双子の弟のお話です。

姉の代わりに神の供物となった受様が攻様の隣にいる決意するまで。

受様の国には年に一度、国を挙げての祭りが催されます。

かつて国に疫病が蔓延した際、全てを押し流す風を起こして
全ての悪しきものを払拭した風の神がいました。
風の神は魂を分かつた花嫁を探す為世界を巡っており、
偶然この国の惨状に目を留めて慈悲を掛けて下…

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

風の神様

先生買い。さらっと読めたので萌にしました。本編+あとがき。ひ〇りさんで買ったので電子限定書きおろし短編あり。イラストありで、ルビーさんは裏表紙、カバーの折り返しの先生プロフィールまで入れてくれてるので安心して電子買えます・・・

年に1度の祭りの季節が近づいてきましたが、今年、琉衣の村はどんより重い雰囲気。というのも、くじで当たりを引いてしまったので、風の神に捧げる花嫁を村から選出しなければな…

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風帝に捧げる純情花嫁 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

甘いだけに惜しい

これから訪れる死を覚悟して、美しい駕籠に乗る偽りの花嫁。
偽者だと分かってしまう前に、どうか早く着いてくれ。
そんな焦燥感と絶望感に満ちたシーンから始まる物語。

風を司る神様×身代わり花嫁の組み合わせ。
タイトルを見ると糖分多めの花嫁もののような印象を受けますよね。
なので、レーベル的にもタイトル通りのお話にきっとなるんだろうなと思いつつも、序盤のあまりのシリアスっぷりと重苦しさに、…

8

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

それは困ったな

読み損ねていたのですが、どうしても読みたくなって購入。王道と思いますが、幸福感満点だし好きなセリフに複数出会えたので萌2にしました。本編250Pほど+あとがき。生きていくのがイヤんなった王様や、頭でっかち系統の鈍くさそうな美人さんが気になる方におススメです。レビュー書くのにもう一回読んでますが、やっぱり良い・・

先王とはうって変わって厄介者の墓場という意味合いが強くなった後宮に、兄に押し込ま…

3

溺愛騎士と無垢な愛妻 小説

貫井ひつじ  明神翼 

攻の心境を知りたい

不憫な受を救い出してくれる攻という好みな作品なのですが、攻が受を嫁にするまでになった心境をもう少し詳しく知りたかったですね。
受視点ということもあるのでしょうし、描かれていないところで、例えばアルビン・リースの墓参りの時に初めて合った時のことや、謝罪してから再会するまでの間に受のことをどのように思っていたのかなどが攻の口から語られていたのかもしれませんが、そういった攻から見た受のことも読者にも分…

3

孤高の陛下の至宝の寵姫 コミコミ特典ペーパー グッズ

後宮の中庭にて

本品は『孤高の陛下の至宝の寵姫』のコミコミオリジナル特典
ペーパーです。

本編後、ヴォルフが後宮の庭から掘り起こした日のお話です。

ヴォルフは多くの兄弟がいましたが、気を許していたのは1人の
兄と1人の弟だけでした。不審死が続いても気にせず、兄が王と
なり、自分達が補佐する未来を信じていました。

しかし、弟はヴォルフを庇ってこの世を去り、兄もまた全ての罪
を背負って裁か…

2

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

悔恨と傷心を抱えた王を変えた人とは

今回は兄弟殺しを噂されながら王位に就いた国王と
厄介払いされて後宮に棲む男爵家の次男のお話です。

生きる気力のない国王の寵姫となった受様が本当の伴侶となるので。

血統主義のグランドシル王国では尊い血を絶やさぬよう妃や子共を
手厚く守り育てる場所として後宮が設けられますが、国政が安定し
始めると男女を問わず、閨で王に仕える者達が集う場所となります。

また跡継ぎさえもうければ…

2

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

不器用な愛情に萌えまくりですよ!

心に傷を抱えた孤独な王と、兄に疎まれ未来の無い檻同然の後宮に放り込まれた青年。
そんな二人が偶然出逢い、傷を癒して幸せを掴む。
そんな、とても優しいお話でした。

ただこれ、タイトルや表紙から甘くて可愛いお話を想像すると、結構シリアス寄りと言うか、重めなんですよね。
それなりに甘いシーンもあったりするんですけど、なんせ物静かな主人公が思い悩むと言う部分が多くて。
途中で、読み進めるのに…

6

銀狼貴族の溺愛花嫁 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

思いがけない自分の出自


もう少し読みたかったー。
甘々だけど、謎もあって、飽きさせない展開でとても面白かったです。

<あらすじ>
救貧院で育ったユアン(受け)は身体が弱く、もうすぐ18歳になるというのに救貧院を出るあてがなく困っていました。
そんな時、この救貧院を管理する貴族・ランエイ(攻め)が視察にやってきます。
行き場のないユアンは救貧院を出ると言い張るので、ランエイが雇い入れることで話がまとまりま…

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