野木薫さんのレビュー一覧

「無用のオメガは代わりもできない」コミコミ特典SSペーパー グッズ

アルファにとっての番契約

本品は『無用のオメガは代わりもできない』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、央我の考える「番契約」についてのお話です。

「番契約」とは
アルファが番と決めたオメガの項を噛む行為であり
アルファがオメガを心身ともに
自分のもにすることができる行為です。

今でこそ実兄達のように恋人同士のうちから
番契約を結ぶことも珍しくないのですが
一昔前までは婚前契約は

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無用のオメガは代わりもできない 小説

栗城偲  野木薫 

ただ生きていくのではなく

今回は領主の嫡男で跡取りと
山の本陣の元下働きのお話です。 

冷遇され続けた受様が攻様の大切な人になるまでと
攻様視点の回想を含む後日談を収録。

この世界のヒトにはアルファ、オメガ、ベータという
第二の分類が存在します。

アルファはベータやオメガよりも身体能力や才気に優れ
オメガは儚げで美しい容姿を持ち、
第一の分類が男性でも出産が可能という特性を持ちます。

その…

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「無用のオメガは代わりもできない」コミコミ特典SSペーパー グッズ

溺愛攻同士

こちらのお話は本編の「他の誰にも、代わりはできない」の前のお話になります。

央我と彼の義兄の頼馬との会話としてお話が進むんです。漣は彼の兄の来栖と出掛けていて不在でした。

そこで央我な頼馬からまだ漣と番契約をしていない理由を聞かれる事になるのでした。

コレってちょっと感動するお話でした。央我が漣の気持ちをとても大切にしている事が伝わって来ます。
このお話の世界観ではオメガの安定…

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無用のオメガは代わりもできない 小説

栗城偲  野木薫 

ヒール

先生買い。搾取されてるオメガの逆転ハピエンストーリーという感じのお話で、ヒール役が結構印象強かったです。自分を大切にするという概念のないオメガがお好みだったらおすすめしたいです。本編210P弱+攻め視点の後日談17Pほど+あとがき。

山間の大きな旅籠の跡取り那淡(なたん)と結婚式を挙げる弟の弐湖(にこ)。数か月前まで那淡は漣(れん)の婚約者だったのですが、弐湖と恋仲になり、旅籠の跡取りの嫁と…

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無用のオメガは代わりもできない 小説

栗城偲  野木薫 

健気受と不器用攻が好きな方へ

栗城偲先生の作品の中では「恋渡り」以来、自分の中のツボに突き刺さりまくるお話でした。

実は読み始める前は時代背景はもっと現代だと思っていたんです。でも読み進めて行くうちに違和感を感じて、もっと古い時代だということが分かりました。

多分、最初の漣の価値観とか行動や言動に嫌悪感を感じる方もいるかもしれません。
それだけ漣の育った地域はオメガに対する差別が酷くて、央我と出会う前の漣にはそれ…

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無用のオメガは代わりもできない 小説

栗城偲  野木薫 

受けさんがカッコよく、そして可愛い。

作家買い。
栗城先生の描かれる薄幸・健気受けって大好物なのですが、今作品の受けちゃんもドツボに突き刺さる受けちゃんでした。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公はオメガの漣。
今日は漣の弟・弐湖の結婚式。
弐湖のお相手は、本来は漣が嫁ぐはずだったアルファの那淡。
有体に言ってしまえば、弟に婚約者をとられたのだった。

蓮・弐湖兄弟は両親亡きあと亡き父の友人…

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城下の白鳩 コミック

野木薫 

このカバーイラストには、ついホイホイされちゃう

青空が印象的なカバーイラストで、これは完全な表紙買いです。
舞台設定や絵柄は、雰囲気があってとってもいいです。
ただ、雰囲気先行というか、絵先行というか、ストーリーそのものがちょっと説明不足でわかり、辛かった。
そして、エロなしと。
まあ、このタイプの絵とお話の雰囲気からは、逆に濃厚なエロに雪崩込めって言う方が無理があるとは思いますが、こうまでスルーされちゃうと、この二人が一緒にいる意味っ…

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城下の白鳩 コミック

野木薫 

【作者様の好きな世界の発表会】という感じ

嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないレビューになりますので、ご注意ください。
そしてはじめに生意気なことを書いてますが、申し訳ありません(T-T)

この作品を読んだ印象は、作者様の独走といった感じでした。
詩人や城下の様子など物語の世界観はとても素敵でした。キャラデザも美しくて、艶もありかなり魅力的な登場人物たちでした。

が、読んでいてわりと早い段階で置いていかれてました。

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城下の白鳩 コミック

野木薫 

受け攻めの妄想も膨らむ

小説のイラストで先に知った作家様です。カバーイラストやレーベルから、すっごく期待していました。

線が細いのに表情豊かな絵柄がとっても好みです。伊東七つ生先生や青井秋先生が大好きなので、またアーティスティックで個性的な世界観を描いてくれる作家さんが出てこられた!と興奮気味に読み始めましたが、正直一読だけではストーリーがよくつかめませんでした…。舞台となっている時代や国は明記されておらず、知識が…

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城下の白鳩 コミック

野木薫 

優しい雰囲気の素敵なお話

とっても素敵な表紙に惹かれて拝読させて頂きました。
表紙の雰囲気そのままに、温かく優しいお話です。
恋愛というより〝信頼〟〝信用〟…そんな言葉が浮かびました。

薬師であるエルヴェと宮廷で話題の詩人・ネロ、二人が紡ぐ物語です。
ネロとエルヴェの出会い編である「城下の白鳩」、その続編「城下の白鳩 コロナエ・ミルトス」という構成です。
続編では、ネロに薬を盛った容疑でエルヴェが投獄されてし…

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