きはら記子さんのレビュー一覧

俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

距離の縮まり方が好き!

だらしない男×生真面目な男
からしか得られない栄養素!!

マイペースで何考えてるか分からない
不安だけど現状のままでも良いと思い込んで
言いたくても言えない
そんな関係だけど心地よさがある。

現状維持したい気持ちと踏み込みた気持ちの揺れにきゅっとなりました。

食事のお礼はカラダで返す!!という十八番展開も
ノンケかゲイかで懐柔される側も押せ押せ側も印象だいぶ変わると思っ…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

のんびり、ゆるりと

謎めくマイペース男×世話焼きリーマン。

会社員の大智はある日、居候先の女性から捨てられて
大声で喚くヒモ男・忠臣と出会います。

なぜだかお腹を空かせる忠臣のことを見捨てておくことができず、
手作り料理を振舞ってしまう大智でしたが…。

以来、忠臣から懐かれてしまいう大智。
はじめは月に何度か遊びに来ていたのが気付けば週に1度となり、
二日に1度…とやってくる頻度が縮まり、そ…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

野良犬にご飯を与えたら、、、?!!

結果、家にやって来るのが、週に一度が三日に一度になり、今は二日に一度来るようになりました。

あ、野良犬と比喩された攻めのお話です!


そう、
こちらのお話は、遡ること一年前。

商社勤務の二十八歳リーマンの塚田が、引っ越し前のアパートの隣の部屋で、同居女性に捨てられ、締め出しくらっていた名前と年齢ししか分からない謎の男を部屋へ上げ、食事を出したところから始まります。

作中…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

掴みどころのない天然ワンコ攻めのギャップが良い

先生の『一途な犬は諦めない』が好きな作品。こちらも試し読みして好みの感じだったので読んでみました。電子で169ページ。以下少々ネタバレあります。

料理上手の商社マン大智(受)は、一年前に出会った和久(攻)とセフレのような関係。いまだに和久の名前と年齢しか知らないが、過去の恋愛の失敗から、それ以上踏み込むことができなくて…というお話。

大智はしっかり者でキリッとした男前。和久はヘラヘラし…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

終わりの来ないお付き合い(´ ˘ `*)

きはら先生らしさをすごく感じる1冊でした!
すごいBLらしい要素を備えてはいるけれど、BL過ぎない現実感みたいな空気を感じる事が出来る所が好きだな~って思う作家さまです

恋愛面でBL要素は感じさせるけど、彼らの生活(例えば学校だったり職場だったり、生活をしてる街中だったり…)を垣間見せてくれる事で身近な物語を感じさせてくれる、そんな読み心地があって、それが読むタイミングで都度味わいを変化さ…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

ワンコから恋人へ

作家さんのインタビュー記事を読んで気になり
読ませていただきました。
しなやかな絵柄も童話調の語りも可愛いです。

お世話焼きの受けが見た目はしっかり男っぽいのも好みでした。
お人好し、さん付け呼び、
相手に線引きして色々詮索できないでいるのが健気。
ゆるふわ攻めはチャラヒモ系かなあと思ってたらそうではなく。
焦りや想いがわかった時、キュンーとなりました。
気になったきっかけの5…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

鮭は旨そうだったんだけど

絶賛新規開拓中の はじめましての作家さまタイトル買い です
粗相があっちゃいかんと ワルツがどんな意味で使われているか見当をつけるため Google先生に尋ねてみれば『鮭の円舞曲~ワルツ~』ってのにたどり着き

【三拍子揃った味わい】

って書かれてるのみつけて あぁワルツってそういう意味で使われてるかも知れないんだねッ!って読み始めたんですが

んんんん

出だし数ページ ア…

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俺と野良犬のワルツ コミック

きはら記子 

不思議で不確定要素だらけの2人の恋物語

引越し寸前の部屋の隣人がドアを叩きながら腹を鳴らしているのを見つけてしまいご飯を食べさせてあげるところから始まるという思わずハテナが浮かんできそうな設定なのですが、ちょっと不思議な日常ぐらいの収まり方をしてしまうのが本当にすごくいいなぁと思いながら読んでいました。

真面目すぎる男と奔放すぎる男。真面目すぎるが故に振られてきたから相手を縛るような探るような発言をして今の心地いい関係すらもなくな…

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たんたんとタント 2 コミック

きはら記子 

2人のバイト先の雰囲気もそれぞれ魅力的

 都会での大学生活が始まり、新しい環境に戸惑ったりするのかなぁなんて思っていたけれど、大学でも家でも常に一緒にいるので空気感はほぼ変わらず安定していました。コタのあっけらかんとした態度や取り繕わない表情、瞬平のコタへの好意を本人にも周りにも一切隠さない堂々したところが、改めて好きだなぁと。カミングアウトも意気込むことなく自然な流れで行われ、友人たちも2人のいちゃつき加減に呆れつつもすんなり受け入れ…

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たんたんとタント 2 コミック

きはら記子 

No Title

平和な世界。
きはら先生の作品、好きです。優しい空気感が漂っていて、読後癒されます。タッチもすごく好き。
辛いこと悲しいことばかりでそれを乗り越えていく物語も好きだけれど、普通に生活していく様子、その中で徐々に変化していくところが、本当にタイトルの『たんたんと』だなぁと。そして、ちょっとずつずれていく部分を一度ちゃんと言葉に出して、そこから中間点(解)を見出したりして、いい子達。それぞれきちん…

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