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月村奎 木下けい子
ごまくろ
ネタバレ
素敵な装丁、カバーの紙質、木下先生のイラスト! 表紙買いは避けられないと感じるほど、好みの本でした。 木下先生と月村先生の雰囲気は、はちみつとレモン、あるいはキャラメルとカスタードのように、よく馴染むので本当に好きです。 お2人のタッグの作品は、本を閉じると甘い後味が残りますよね…! 個人的にはお2人の既刊『cherry』が好きで、そちらは楽しく、ニヤニヤと読み進めることが出来たのです…
月村奎 yoco
fur7004
母親のセリフ全部がまともではない。私にはとても耐えられなくて痛かったです。一番多いのは「生まなきゃよかった」、子供(律くん)に会う度に投げかけました。律くんは毎月仕送りしても感謝ではなく不満ばかり言っています。就職のために母元から離れて暮らして、よかったと思います。そこから律くんの「生まれて初めての.......」を始まります。好きな作家に出会って、恋をして、自分のことも好きになって成長していく姿…
めーこ
スマートな人気作家×健気なメガネ店員。 yoco先生の絵柄がまさしく物語の雰囲気を語っているような、 優しく心がじんわりほどけるようなお話でした。 タイトルともぴったり。 受けはネグレクトや両親の不仲の影響で 恋愛感情に疎く、トラウマも持ち合わせているのですが 鬱々としすぎず、日々をきちんと生きている素朴で純粋な青年です。 あざとく、健気すぎると若干引いてしまうこともあるのですが…
てんてん
本品は『甘くて切ない』の フェア書店限定特典ペーパーです。 本編後、 3人でかき氷を食べに行くお話です。 移転したかき氷の名店安井商店は 今日も行列ができる賑わいです。 律はきなこと黒蜜、 健児は練乳ショコラ、 倫太郎は練乳イチゴを注文し ひとくち食べた律は その美味しさに目を丸くします。 かき氷は冷たくて1人では なかなか全部食べきれない律は 滅多…
今回は純文学でデビューした人気作家と メガネチェーン店の店員のお話です。 家族関係に悩みを持つ受様が 攻様との出会いによって 新しい家族の形を見出すまで。 受様の両親は諍いがなえず 父親が家庭によりつかないために 母親は受様をストレスのはけ口として 罵詈雑言を浴びせられて育ちます。 姑の死で両親は離婚し 受様は母親に引き取られますが 益々受様への当たり散らすように…
ななつの
両親を亡くし弟との仲に悩む攻 倫太郎 × 毒親に苦しめられる受 律 の話。律ばかりが助けられるのではなく、律も倫太郎の救いになっているところが高感度大でした。 眼鏡屋で働く律。ある日来店した倫太郎に、少し変わった接客をします。再び再開した時、律が読んでいた本から、倫太郎自身がその本の作家(大人気作家!)だった事がわかり、それをきっかけに2人の距離は縮まっていきます。 律は、母親が離…
夜刀神さつき
すいません。辛めの評価です。 題材は、すごくよかったと思います。 ただ登場しただけでイライラしてしまうくらい性格が悪い母親に対してざまあ的な展開がなく、息子に金持ちの彼氏ができたことでむしろ母親が金をゲットできる未来が待ち受けていそうだなと想像してしまいました。 攻めが何であの母親に親切にするのかあまり理解できませんでした。弟の態度は、見ていて気持ちよかったです。むしろ弟が攻めの方がよかった…
あーちゃん2016
先生買い。めっちゃ良かった。あたりの優しい二番風呂に首まで浸かったような、癒しの一冊。インパクト!というものは感じなかったので神には至りませんですが、ヒノキのお風呂にゆったり入ったような幸せ感、ぜひぜひ。本編220Pほど+あとがき。ああケンちゃんも可愛い・・・ 地方都市郊外の大型ショッピングモールにある眼鏡屋さんに勤める律。誠意のこもった接客をし、喜んでいただけることに幸せを見出している真面…
fandesu
読みながら何度「りっちゃんを抱きしめてあげたい!」と思ったことか…… いや、私にそんなことをされたら律くんはとても困るだろうけど(笑)。 あらすじは既に書いてくださっているので、感想というか、思ったことを。 主人公の律は被虐待児です(もう大人になっていますが)。 これが実にリアル。 父は子どもに関心がなく、母は家族が上手くいかない鬱憤を子どもに転化するという、徹底的な機能不全家族…
ポッチ
作家買い。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 月村さんと言えば懐の広い攻め×薄幸健気受け、ってテッパンな気がしますが、今作品もそのイメージを損なうことのないお話でした。 今作品の受け・律くんは毒親持ち。 仲が悪く、喧嘩ばかりしていた両親。 離婚後は事あるごとに息子に八つ当たりし、鬱憤を晴らしてきた母親。 その母親は、今は律が既に独立しているにも関わらず、お金…