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2/2(合計:18件)
茶柱ぷぅ
さいちゅん
ネタバレ
まず最初に言いたいのは、白鳥さんが会社員としてかっこよすぎる。 いかにも受けらしい風でもなく、でもとても優しい風貌で、なんというか、社会人としてしっかりしている感じが振る舞いや言葉の随所に滲み出ていて、あぁ、これは惚れてしまうな、と思いました。 以下、かなり個人的な解釈を含む感想です。 人の役に立つことで承認欲求や自己肯定感を満たすというやり方は確かに大人になっても抜けないものだ…
オメガバース、性差別、芸能界に蔓延る圧力と忖度と復讐、身分違いの恋愛と、要素がてんこ盛りで、それらがきちんとうまく料理されていたと思います。 オメガバの作品では、本編に入る前に設定の説明書きが別途あるパターンをよく見ますが、こちらは、まずそれも本編に組み込んでいて、且つ、その絵がわかりやすい上に可愛らしく、初心者にも優しいなと思いました。 詩音のお母さんがΩであるせいで芸能生活を絶たれ…
アンジー
初めて読んだ茶柱ぷぅ先生の作品です。 オメガバース設定です。 若手俳優 松岡 優星(α)とマネージャー 梅崎 詩音(Ω)のお話。 ある日、事務所の人気俳優 優星のマネージャーを探していることを知った梅崎は立候補しました。 梅崎がΩだと知ると優星からは拒絶されましたが、なんとかマネージャーに就くことに成功します。 仕事は真面目で優秀…そして、有名俳優の二世でもある優星にも物怖じしな…
motitakaho
3作品入っています。 表題作、「ふらちな猫も恋に落ちる」 主人公が人の彼氏を盗ることに快感を得て、とったらポイなろくでもない設定。絵が可愛いからなんとか…だけど、終始自分勝手なやつだな〜って思いながら読みました笑 主人公がどうしてそうなったか、のちゃんとした説明もあるけど、今までたくさん恋人を壊してきたのに、やっと失恋の辛さが分かった…とか言って結局最後は好きな人と結ばれるなんて。いいな!…
masaBL
高校の同級生との再会ラブ。 高校時代友人の大樹に、よく光が手伝いをしている塩川先生と噂になってるから手伝いを辞めるように指摘された光は「大樹に関係ない」と一喝するも流れで大樹に「好きだ」と告白される。 しかし、光は「大人の匂いが好き」とふってしまう。 そんな大樹から9年ぶりに会いたいと連絡が来て再会。 今も好きだという大樹と体の関係を持ちセフレとする光。 大樹の一途な思いには…
うーゆむ
はい、大好物の再会もの。同級生の9年ぶりの再会ですよ~ 光は、高校教師。大樹はリーマンですよ。同級会に参加した大樹は、光に会いたくて周囲に聞きまくった末に光に連絡してきたわけです。 光は高校生の時に、大樹に告白されてます。だからこそ、大樹が再会してから再度告白したことに、驚くんですよね。まさか、まだ好きなんて思わないですよ。 光は、大樹にセフレ提案しちゃうくらいには、遊んでいます…
実はこれ、相当深い物語だな。 と、最終話で畳み掛けるように思い知らされました。 『一方通行な恋心をぶら下げたまま不純な関係を続ける受けを天然クソデカハートの攻めが救う話』という風に括れば、ありがちなストーリーではあるのですが。 なんかもっと、そういう、表面的にカテゴライズしただけでは伝わらない、10代の男の子が汚い大人にぶち壊された自己肯定感を取り戻すまでの闘いの話だと感じました。 塩…
ぷぅ先生の絵柄はとても可愛らしいので、全体的な雰囲気はほのぼのとしているのですが、まず表題作、これが実はかなり繊細なお話で不意打ちをくらうように心に響くクライマックスでした。 序盤は非常にサクサクと進んで、タイトルの『ふらちな猫』=主人公の吾妻さんが『恋に落ちる』のはあっという間に本人も自覚してしまうのですが、そこから、彼がはじめての本当の恋にあたふたする姿は可愛かったり面白かったり痛々しかった…