左藤さなゆきさんのレビュー一覧

ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

本能に抗う過酷さを知った……

α嫌いな旭(Ω)がbarで友人と飲んでいる所で出会った男……
自分と番の約束をして自分を捨てた誠臣(α)がいる……
α嫌いになった原因。
誠臣と思っていた旭だが実は一卵性双生児の弟、煌臣(α)だった。

この作品は
運命の番と出会い本能で惹かれてしまった兄の誠臣。
運命になんて、振り回されたくないと思っている弟の煌臣。
その二人に愛されたΩの旭の話である。

運命の番に出くわし…

16

ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

俺が信じるのは、俺の気持ちだ。愛することこそ、君の運命。

王道オメガバース、しっとり系。
さなゆき先生のオメガバースですと、やはり「インザケージ」が思い出されます。
誠臣が「運命の番」を「見つけた。」と、カッと目を見開く瞬間なんて、廉司さんが陽を見つけた瞬間とソックリです。怖い。旭はその為に、アッサリ誠臣に捨てられてしまう。「運命」の前では、愛情なんて意味を持たない。現実を突きつけられた旭はもう恋なんて信じないと思っている。
そんな旭の前に現れたの…

12

ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

自分の意思で「運命」を手に入れる!

『プリフェクトの箱庭1』に続いて読んだ左藤さなゆき先生の作品です。

オメガバース設定です。
大学2年生 伴 煌臣(α)と大学1年生 藍沢 旭(Ω)のお話。

20歳の誕生日を迎えた旭は、お祝いしてもらっていたクラブで元カレそっくりな男性に出会いました。
初めてのお酒で泥酔したこともあり、その男性を元カレだと思って抱き付いてしまいます。
「た、誕生日の約束覚えてた?」
次に、旭が目…

11

ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

感動!

運命の番って明るくてハッピーなイメージが強かったけどこの作品を読んで、いいことだけじゃないんだなとおもいました。

あれだけ好き同士で番になる約束までしていたのに突然運命の番が現れて、しかも幼馴染みとか残酷すぎて悲しくなりました。
旭と煌臣と誠臣と満留がばったり会って煌臣が発情した時は最悪だと思ったし旭が二度も傷つくのかと思うと切なすぎました。

元彼の双子の弟と恋するのはどうかと思って…

10

ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

運命か心か、本能か理性か…

うー、運命って残酷だよ。
すごく切なくてロマンチックなオメガバースです。
運命よりも運命的な恋に感動してしまいました。


αはお断り──運命に恋人を奪われた旭(Ω)が出会ったのは、自分を捨てた恋人とそっくりの煌臣(α)で……と、いうお話。

番う約束をしていた恋人を目の前で運命に奪われた旭は、運命に怯え、αを遠ざける健気なΩ。
元カレ・誠臣を忘れられず、別れた後も心は誠臣を求め続…

12

プリフェクトの箱庭 1 コミック

左藤さなゆき 

狂おしいほどの愛に束縛される

初めて読んだ左藤さなゆき先生の作品です。

ロイストン学院の総代 東條 月人と転入生 佐倉 澪斗のお話。

幼稚園から一貫教育 全寮制でミッションスクールの超セレブ学校…ロイストン学院。
そのロイストン学院に特待生で転入した澪斗ですが、転入早々に内部生からの嫌がらせを受けます。
クラスメイトの久世くんにロイストン学院の内部事情を教えられた澪斗はさらに憂鬱になりました。
ある夜、部屋が…

5

プリフェクトの箱庭 1 コミック

左藤さなゆき 

これこそ理想の囲い込み愛

攻めの受けへの執着が果てしないタイプの話が大好きな私にとって最高の作品でした。
また、こういった学園ものは、受けが誰かに襲われたりとか、いじめが酷かったりとかで、攻めが守りきれない部分もある印象でしたが、この作品は、いじめ描写もそこまで重くなく、ばっちり攻めが守ってる様子がわかったので、その点安心して読めました。受けの子の安全って大事なポイントだと思います。
まだ続くとあったので、今後、澪斗が…

4

執着愛のススメ コミック

左藤さなゆき 

たぶんラブラブ。

左藤さなゆき先生の最初の方の作品。単話で、シチュエーションと登場人物を変えて「執着愛」をテーマにした連作の様です。
そうは言っても、これまでに発表された「インザケージ」「プリフェクトの箱庭」「デスパレードラヴァー」そのいずれもが「執着愛」をテーマに描かれていて。攻めの偏執的とも言える執着はねっとりとじっとりと。とめども無い。
本作はショートストーリーだけに。その異常性はそれほど色濃くは出ていな…

3

インザケージ コミック

左藤さなゆき 

番を選ぶ権利は本当はΩにあるはず。

アダムの肋骨からイブが生まれた、という譬えが有るので、オメガバースはあり得ない妄想ではなくて、ひょっとしたら近未来の予測なのかなー、とBL作品をSFファンタジーと思って今年から読みはじめた、まだ著者の特徴など過去データーを読後に調べる初心者です。

生物界を見渡すと、オスに牝を選ぶ権利ってホントは薄い。
フェロモン=香が誘うといっても、雌が拒否ったら交配のチャンスはほぼ無いです。だから一生懸…

3

プリフェクトの箱庭 1 コミック

左藤さなゆき 

今まで読んだことが無い作品でした。

試し読みをした際に、今まで読んだことが無い展開にドキドキし、購入しました。

読み終えて…1巻の段階ではまだわからないというのが私の印象です。
色んな伏線が張られているので、これから先の展開があれば楽しめるのかなとは思います。
佐倉くんと東院くん。2人とも少し弱い部分があり、お互いを補っているような儚さがありました。
その様子にはドキドキです。

描き下ろしの初めての夜。東院さんが無…

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