九號さんのレビュー一覧

この運命を笑え 小説

李丘那岐  九號 

シリーズ完結(?)

まさか颯洵視点の話が読めるとは思いませんでした。伊沢×津田もそうですが…色々びっくりする巻です。

本編よりも伊沢×津田が…!まさかこの二人が!全く予想してませんでした。四十路前だよね二人とも。でも伊沢の長年の想いにやられました。切ない…(T_T)

赤ん坊の頃ロッカーに捨てられた伊沢。どうにか生き延びたものの、その人格は冷たい刃物のようなものに。少年院から出た伊沢は鋭のいる渡木坂組に。そ...

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その純情を暴け 小説

李丘那岐  九號 

がんばれ亮☆

「この愛を喰らえ」シリーズのスピンオフです。前回緋賀組若頭・颯洵を刺してしまった亮。颯洵の恋人であり、自分の兄である鋭から叱られた後、緋賀組に入り部屋住み(下っぱ)になっていました。

亮の魅力はそのガキっぽさです。チームの頭を張るくらいの器量はあるのですが、考え無しな所が多々あります。それでも何故か憎めない。なんか可愛い。

亮は相変わらずお兄ちゃんの鋭が大好き(笑)しかしお兄ちゃんには…

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その純情を暴け 小説

李丘那岐  九號 

馬鹿な弟が可愛いです。

●シリーズ物1作目の弟の話になります。
おばかな主人公で、かなりハラハラさせられます。おばかと言っても「電波系」とか「無知」ではなく、「少し考えなし系」です。
兎に角、兄が大好きであわよくば恋人の座を狙っていると、コミカルな面もあります。
おばかではありますが、利発な主人公で、ちょっとした駆け引きも魅力的でした。

●後半主人公がかわいそうな感じになりますが、むしろそこが私は面白かったで…

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この愛を喰らえ 小説

李丘那岐  九號 

これを萌と言わずになんと言おうか

●元ヤクザとあって、自分の信じる道がある主人公で、とてもかっこいいです。
小料理屋の店主として、同じ組員であった仲間がたびたび遊び?に来るのを迎えるなど一部ほのぼのした部分もあります。
ですが幼馴染がやってくるようになり、だんだんと周りが危険な領域になっていく様子は読んでいて非常にワクワクしました。

●途中弟が出てくるところは「ああ、元やくざなんだ」というような表現が所々ありました。厳し…

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言葉もなく、花は 小説

榊花月  九號 

ヤクザの異母兄弟

ヤクザの愛妾の子・草は、母親と二人で田舎の別荘を管理しながら暮らしています。
この別荘とは、実は五辻組のもので、草の父親のもの。
父親であり五辻組の2代目だった父はすでに死去し、3代目には異母兄弟である兄・克哉が就任している。
母との約束で、絶対に五辻には近づかない、兄とは会わないと誓っていたのに、配達のバイトをしていて出会ってしまう。

別の男性・智明から告白されながらも、兄に惹かれて…

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言葉もなく、花は 小説

榊花月  九號 

榊さんのヤクザもの

榊花月さんのヤクザものです。ヤクザに若干リアリティがないような気がしましたが、面白かったです。
榊花月さんの小説はもう何冊か読みましたが、私、彼女の作り出すキャラがかなり好きです。
攻めは、俺様攻めが多いんですが、なんか憎めない。この作品の攻めも、俺様です。
受けは、そんな俺様攻めに(違う意味で)負けない、芯の強いタイプが多い。どんな苦境でも、しなやかな柳のような強さを持ってるタイプ。この小説の受…

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言葉もなく、花は 小説

榊花月  九號 

ひと夏の出来事

結構ヤクザものでした。
まずメイン2人の関係性がちょっと複雑でした。あらすじには異母兄ってかいてありますがね。
草(ソウ)は父親が暴力団組長で自分はその父親の愛人の息子。
そして克哉は本妻の息子で亡くなった父親の跡を継いでいます。
草は克哉の存在を知っていても会ったことはなく、草の家の近くの別荘に克哉がきていると知り初めて顔を合わせます。

草の母親は克哉に会うのを嫌がります。
それ…

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ACID TOWN 1 コミック

九號 

綺麗(>_<)

絵がものすごく綺麗です!
話も面白いです。

ですが、BLだと思って買わないほうがいいですかね(・ω・`)
それほど強いBL要素はないです。
ていうかほぼノーマルと言っても過言ではないです。

わたしがそれでした…。
(後悔はしていないですが!)

あと、謎の人物がいすぎて何がなんだかわからなかった。
これから進展していくんでしょうが。
殺したりするシーンがあるので、苦手な方は注意してください。

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僕らにまつわるエトセトラ コミック

九號 

一緒じゃなきゃダメなんだ

おもしろかったというかすごく感情移入できた作品だと思いました。
恵太と郁は幼馴染で一緒に野球をやっていました。
でも事故にあって恵太は野球ができなくなってしまいます。その事故に一緒にいた郁は「自分といるとろくなことがない」と負い目を感じ恵太を遠ざけてしまいます。
郁の気持ちも恵太の気持ちもわかるので切なかったです。
最後は2人が自分の気持ちを言えて、また一緒がいることができてよかった。

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僕らにまつわるエトセトラ コミック

九號 

めっちゃいいです

かなりポイント突かれた作品でした!
表題作の「いつか僕らは」「僕らにまつわるエトセトラ」ですが、これが本当によかった…。

軽い気持ちのセックスとかじゃないんですよ、男同士の「現実」を目の前においたリアルが描かれています。
仲良かった二人が、交通事故あにあい、責任を感じている一人が遠巻きに逃げる受け、逃げて欲しくない攻め、
二人の思いが通じるときとてもあたたかい安心感に包まれました。

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