九州男児さんのレビュー一覧

you are my religion 太陽に抱かれた牧師 コミック

九州男児 

「BL」と呼ぶより「作品」という言い方がしっくりくる一冊

1930年代頃のアメリカが舞台で先住民と牧師のお話。

なんともレビューの難しい。

色々と調べられてて、同性愛についてだけではなく、先住民と白人について・保留地について・部族の伝統や生活について・性別の概念について・聖書の捉え方についてなどすごく読んでいて「ほぉぉ!」となる作品でした。

しかし、「お話しは」となると情報量の多さについて行く感じのペースで読んでしまい”萌えた”かどうか…

1

you are my religion 太陽に抱かれた牧師 コミック

九州男児 

構えずに読みたい

これレビューするの、勇気いるなぁ。
フィクションといえども、史実に基づいた同性愛。BLでこれをさらっと(しれっと)描けるのは先生しかいないんじゃないかということで神です。『ヨメヌスビト』は日本が舞台のお話でしたが、かなり同性愛を啓蒙しにかかってるのでは、先生…。

1930年代のアメリカを舞台に、先住民と入植者の間に生まれる衝突と融和を同性愛を切り口に描いたお話。…といっていいのかどうか不安…

6

you are my religion 太陽に抱かれた牧師 コミック

九州男児 

勉強になります。

宗教柄と、肌の色、恋愛のあり方、何が正しくて何が悪なのか、、男女の恋愛だけが恋愛なのか。
キャラ同士の気持ちというのが薄かったので評価は『中立』にしましたが勉強になりました。
基本的には先住民×白人で異教徒同士の恋です。

4

ヨメヌスビト コミック

九州男児 

タイトルそのままの変な村が舞台

うーん。
事情ある隔離された村で、男の嫁としてさらわれてきた隊長と、男の子の話。

隔離された村ということや、外から嫁をさらう習慣、さらに村の近くにあくどい僧がいて村人をだまして生臭行為を常習化させているなど、なんともいえない設定が続き、全体にギャグテイストながら、手放しで楽しめませんでした。作者さんのギャグの雰囲気はあるのですが、やはり明るくて底抜けにばかばかしくおかしいお話でないと、なか…

1

ファット・ユー・ウォント コミック

九州男児 

人生イロイロ☆

九州男児さんの絵柄、ちょっとスタイリッシュになりました??
作風は変わらずギャグでなんだか安心しましたがww
勘違いやすれ違い、真面目さの空回りなんかが面白いわけですけど
全ての作品に共通するのは純粋な気持ちありきってところなんですね。
ちょっとおバカさんでも、淫乱ネコちゃんでも
救いようのない人物が出てこないのはとてもメンタルに優しい気がします。
7つの短編集なんですが、設定もCPも…

2

ロマンス・コンシェルジュ コミック

九州男児 

お客様の恋愛成就のために尽くします!

ア◯ゾンのレビューで九州男児氏の最高傑作!と書かれている方がいたが、確かに。よくまとまっているし、腐女子じゃない人にも通用するネタだ!

お話の構成としては都内の超高級ホテルを訪れたお客様の願いを、従業員たちが誠心誠意を尽くして叶えてあげるというもの。ただしそのお客様の願いが毎回ただ事ではない。
第一話は「ハッテン公園での出会いを本当の恋愛に発展させて欲しい」第三話は「ライバル会社のやり手社…

1

ヨメヌスビト コミック

九州男児 

中身は安定の九州男児節でした

九州男児さん、ほんとに絵が変わったなぁ。
作者名とタイトルだけで通販したから、実物のカバー画像は未見の状態で、家に届いたのを開けてみてびっくり、書店の店頭で見たらこれが九州男児さんの本だとは気付けないと思った。
でも、内容は、安定の九州男児さんというか、
絵柄は変わっても、性癖は変わらなくて一安心というか、
現代社会とは隔絶した、山奥の村の異常な風習のお話です。
山奥で一人遭難してナギに…

4

ファット・ユー・ウォント コミック

九州男児 

それは『お笑いコンビ』だろう

九州男児さん、以前から好きな作家さんだったけど、紙のコミックスはお久しぶりかな、絵が随分スッキリしちゃってて、カバーイラストからは新刊が出ていたのを見落としていた。
中身は短編集。
どの作品も、絵は今時風のシュッとしたきれい系になったし、お話の展開もちゃんとボーイズラブだけど、色々あちらこちらに、昔私が好きだったちょっとシュールなギャグマンガの欠片がこびりついていて、というか、ストーリーの発想…

3

ヨメヌスビト アニメイト限定特製ペーパー グッズ

りそうのヨメ

「ヨメヌスビト」アニメイト限定特製ペーパーです。
大きさはハガキ大。白地に青インクの印刷でした。

以下、内容となります。


一番上に九州男児さんのメッセージ。
『アニメイト様でご購入いただきありがとうございました!』

タイトル「街でばったり会ったヨミとお茶。」


①遥「あいつが欲しかったのは『嫁』だったんだ」(ウェディングドレスの女性の横顔イメージ)
「それが俺で…

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ヨメヌスビト コミック

九州男児 

盗んだ嫁は男だった

いや〜…なんとも不思議な物語でした。
不思議、というか。シリアスと笑いが共存してる。
九州男児さんのストーリーテリングは、一味も二味も違いますね。

冒頭は、「誘拐婚」の風習。
(コレは現代もキルギスで行われていて国際的に問題になってるし、シャレにならないなぁと思いつつ読む。)
訓練中に遭難した遥を攫ったのは、閉ざされた村の青年・ナギ。ナギの村は近親婚を避けるために男と女を分け、男たち…

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