ミドリノエバさんのレビュー一覧

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

ハートフルオメガバース。

 安西先生の書かれるオメガバース!!!
とても楽しみに、わくわくと読ませて頂きました。
なんというか、意表をつかれた、というのかな。
なるほどー。
物語の中で春間と冬至が、普通に一生懸命生きていて、とても好感の持てる愛おしい2人でした。


 オメガバースの世界から、バース性のない異世界へトリップしてまった2人。
出会ってすぐ運命の番として生きてきた2人にとって、フェロモンで相手の…

2

運命の向こう側 応募者全員サービス小冊子 出会い グッズ

運命の番でなくても

本品は「運命の向こう側」の
文庫挟み込みのアンケート送付すると頂ける
全員サービスペーパー(現物は小冊子)です。

冬至視点による
2人が出会った入学式の日のお話です。

アルファである冬至は
自分のオメガとずっと会いたい
と思い続けていました。

冬至はいずれ会うはずの伴侶に対して
過剰なほどの期待と憧れを抱いていて
センターでマッチングをして出会うのだ
とばかり思っ…

4

運命の向こう側 応募者全員サービス小冊子 出会い グッズ

二人の出会い

今日届きました。お話部分はたった11Pなんだけど、冬至の強い心、春間の毅然とした態度が改めて「すごい!」と感じました・・ もう申し込み期間は終わっちゃったかな。終わってたら、ごめんなさい。
以下 めちゃネタバレです。



入学式で出会ってしまった二人。そしてヤラカしてしまった二人。その直後の冬至視点のお話です。

冬至は担任教師に付き添われて春間が休んでいる保健室へ。
不意打ちに…

3

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

ちょっと設定擦りすぎ

中立寄りの萌評価です。

さすが、安西先生。
文章は上手いです。読みやすく、引き込まれスラスラと読み終わりました。キャラクターや世界観に破綻はなく、きれいにまとまったオメガバースです。ですが・・・

設定を擦りすぎかなと思いました。
オメガバース設定を自分の得意分野に持って来るために(現代設定・切ない恋愛)凝りすぎた印象があります。それに感動している方も多いようですが(もちろん理解はで…

5

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

目の付け所が違う

いつもオメガバースに関しては警戒マックスで読む本を決めます。
今作も他の姐さんたちのレビューを見て大丈夫そうだと購入。
安西さんはいつも日常の話をとてもすてきに書かれる作家さんですが、今作も他のオメガバースとは一線を画した話だったと思います。
今まで呼んだ話では、アルファとオメガそれぞれの人生があって二人が出会い伴侶になっていくというところが話の軸になるのですが、今作はすでに伴侶である二人が…

7

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

産む、産まないという気持ちが……

オメガが蔑視されて不当な扱いされているイメージが強くてオメガバースものは避けているのですが、法整備が充分に整っている世界で不当な扱いを受けていないということなので、これなら読めそう!と手にしたのですが…….
やはりオメガバースものって、自分とは合わないんだなぁ…って思ってしまいました。

どういうところがダメだったかというと子供を産む産まないという覚悟がこの作品の鍵になってるところ。

7

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

ライトなガチ兄弟ものです

イラストのミドリノエバさん目当て。
秀さんは初めての作家さんなので悩んだのですが、
口絵の攻め※がカッコよすぎて買わずにはいられませんでした…。
私は小説を読む時、登場人物は挿絵イラストのまま
脳内で動き回るため、イラストの重要度が非常に高いのです。
※弟(←重要)で雄み溢れる強引ワンコ

モデル業界を舞台としたガチ兄弟ものです。
設定の割には葛藤も背徳感もそれ程ディープなものは感…

5

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

『紙一重』が掴めれば萌えが倍増するのかも…

ガチ兄弟ものはまだ数冊しか読めていないので深く語るには及ばずなのだが、個人的には漫画より小説のほうが取っ付き易いかな、って事で読んでみた一冊。

話の内容は”逞しい男らしさがない”っていうコンプレックスの強い兄・貴明視点中心で進んでいく。
歳の離れた弟・竣一が望んでいるものを全て持っている事に憎しみを抱いていて離れようとしても、弟のほうが常に懐に入ってくるのでどうしようもないジレンマを抱えて…

2

運命の向こう側 小説

安西リカ  ミドリノエバ 

面白いのに道徳的!

遅ればせながら読みました。
高評価の方が多いのが頷けます。

オメガバース作品も、当初の『スパダリαと可哀想なΩ』だけではなく、様々なバリエーションが登場してとても興味深くなったと思います。
私は、古からの少女小説の流れを汲む『健気な受け』や『可哀想な受け』は好きなのですが『可哀想なまま運命に流されていく受け』は苦手なのです。
その可哀想な状況故に形作られたものが、それぞれにあると思うん…

7

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

毛嫌いしてて欲しいのです!!

こちら、ガチ兄弟ものになります。

私は元々、義理ガチ問わず兄弟ものが大好きなのですが、それも兄×弟ではダメなのです。
弟×兄じゃないと!!
で、面倒くさい事を言わせてただきますが、受けである兄が弟を毛嫌いしてて欲しいのです。
そこに、超執着してる弟。

あのですね、毛嫌いしてる、しかも弟!!
そんな男に陵辱され、受けが酷い屈辱を味わって傷付くと言うのがゾクゾクするほど好きなのです…

12
PAGE TOP