total review:278332today:48
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
8/123(合計:1222件)
砂原糖子 金ひかる
ちろこ
ネタバレ
「バイオリニストの刺繍」の続編となる今巻は館原と吹野の恋人編。ツンデレの吹野と大型ワンコなバイオリニスト館野の交際は、思った以上にラブ度が高い仕上がりになっています。 甘くも辛い恋愛テイストを織り交ぜつつも、随所に見られる2人の愛の深さや映画のようなロマンティックな光景に酔いしれました。 続編で目を引くのは、吹野のツンデレがかなりソフトになっていること。シーンによってはソフトどころかデ…
ポッチ
砂原さん作品の『バイオリニストの刺繍』の続編。 「バイオリニストの~」がとっても良かったので、発売を心待ちにしていました。前作も含めてのネタバレがあります。ご注意ください。 新進気鋭の天才バイオリニスト・新良×聴覚障害を抱える刺繍作家の響の恋のお話。前巻で紆余曲折を経て恋人同士になった二人のその後を描いた作品です。「バイオリニストの~」は攻めの新良視点のお話でしたが、今作品…
ツンデレ好きな読者には堪らない作品だと思います。それと、恋心がなかなか収まるところに収まらなくて焦ったいお話が好きな方にも。 私としてはですね、実はツンデレも焦ったいのもそんなに好きじゃない。ハッキリと言い切っちゃってすみません… だから萌え2の評価ってわけじゃないんです。好みじゃない設定だから神評価からワンランクダウンしとこか。って言うネガティブな意味じゃなくてむしろ逆。好きじゃない…
今城けい 金ひかる
kurinn
やっぱり「複合獣と銀の麗人」と「若社長と純愛ごちそうキャンプ」をは超える事はありませんでした。 今城けい先生の前作も異世界転生ものでしたが、どちらも個人的に読みたいお話とちょっとズレているのが惜しいです。 まず悪役令息と言われつつも実際は健気で性格も良く、実際に虐められていたと訴える聖女や男爵令嬢側が悪役なのは鉄板ですが、断罪した第二(バカ)王子が改心するのではなく隣国の第三皇子がお相…
てんてん
本品は『悪役神子だけど皇子の寵愛ルートです』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、オロゾフ視点での番外編です。 オロゾフは第三皇子であるシオンの乳兄弟の縁で 6才の時に側近として選ばれます。 宮廷に召されたオロゾフは 皇帝陛下の護衛騎士をする父から皇子に親しく振舞われて 目を掛けられてもなれなれしくしないようにと 一定の距離を保ってへりくだっていました。 …
フランク
「受けが攻めを買うシチュエーションが書きたくて作ったお話」とあとがきにありましたが、攻めがドノンケなんですね。 なのに男娼として受けの元へと派遣されてしまう。 この経緯がなんじゃそりゃ?というか、元凶である後輩の三好のダメダメっぷりというか三好の思考回路が異次元すぎました。 (同じ砂原さんの「バーテンダーはマティーニがお嫌い?」の手島を思い出しました。生まれながらのトラブルメーカーなんだ…
転生もの。 ゲーム内の悪役神子に転生し、ピンチに陥ったその先で運命の出会いを果たすシンデレラストーリーと言ったところかな。 とある乙女ゲーム上の悪役が、この作品内では罠に嵌められた悲壮の主人公になっているのが面白ポイントです。そしてゲームの主人公の王子と姫がクズです(笑) 「悪役神子」として排除されたフロルのその後を描いているストーリーです。ゲームでは本来そこでジ・エンドなんですが、どう…
あーちゃん2016
先生買い。過去何作か好きだったので購入してみましたが、今回は超王道、異世界転生ものというかゲームものというか・・・でして、受けが健気路線に行ってしまったように感じたので中立にしました。健気さんはあんまり好きじゃないんですよね・・超王道路線かもーんな方でしたら、嬉しいお話だと思います。本編310Pほど+あとがき。 王立学園卒業式当日に、仕える主人たる第二王子より宮廷から追放を告げられ、魔獣が多…
今回はウィステリア第三皇子と ディモルフォス第二王子の側近の伯爵令息のお話です。 第二王子の断罪で国を追われた受様が 逃れた隣国で攻様の大切な相手となるまで。 受様はディモルフォスの伯爵令息で 強い魔力持ち、第二王子の側近を務めていましたが 側近として第二王子のお気に入りの男爵令嬢の 奔放な言動を諫めたこと逆恨され 第二王子に断罪されます。 第二王子は側近を外さ…
野原滋 金ひかる
ぱるりろん
読む前に想像していたのは、鬼の子が人間と出会って恋に落ちるような、ほのぼのした物語でした。 でも実際に読んでみたら、もっとずっとヘビーな背景が描かれていました。 主人公は東京に住む大学生の光洋。西園家の男子は二十歳になったら鬼鎮めの儀式をしなければいけないという家訓に則り、夏休みに瀬戸内の本家に呼ばれます。何を時代錯誤なと全く気乗りしない様子で出掛け儀式に臨んだところ、形ばかりのはずが対面した…