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谷崎泉 金ひかる
茶鬼
ネタバレ
『諸行無常というけれど』の続編になります。 前作においての朽木と一之瀬との再会、そしてある国での内乱に巻き込まれてのストックホルム効果での身体の関係の成立。 帰ったら一緒にワインを飲もうと、まだはっきりと恋愛と呼ぶには不確実な関係のまま終わった前作の2か月後から始まります。 今回は、朽木に沸いた専務の娘とのお見合い話。 課長代理で会議に出かけたカルディラという国で、投資詐欺で指名手配さ…
神奈木智 金ひかる
ロイス
デザイナー:桐島(成瀬)克弘×アパレル会社専務:篠原泉です。 初読み作家さんです。再会ものの、王道だったので、 初心者の方でも、さらーっと読めると思います。 ただ、個人的には、ちょっとイラっとしました。 高校の同級生だった成瀬と篠原ですが、その時にすでに付き合っていて、 駆け落ちしようと計画をたてていたのですが、なんと成瀬が待ち合わせ場所に 来なくて、そのまま行方不明に(´・ェ・`…
雀影
毎年おなじみのバースデイフェア小冊子。 ホーリンラブブックスさんでの特典指定では「描き下ろし小冊子A」。 水色表紙の本です。 英田サキ「DEADLOCK」・cat or dog タイトルのまんま、猫と犬のお話。 「HARD TIME」のルイスとダグの新居の引っ越しパーティに集まった面々。 ルイスの猫が何故かディックにだけは懐かない。 意気消沈して帰宅すると、今度はユウティにまでそ…
ひちわゆか 金ひかる
民族衣装
読み始めた時は、ひょっとしてありがちなシンデレラストーリー?などと思ったのですが、 散りばめた定番ネタをひちわさんらしく料理してらして、予想外に楽しめました。 エロ多め、濃いめ。ひちわさんお得意の言葉責め。 でもそれだけの作品ではなく、ちゃんと切なかったり可愛かったり。面白かったです。 受…根暗男・京一。友人に裏切られ、半ば身投げを考えていた失意の男。 攻…俺様男・梶本。京一に復讐を…
いつき朔夜 金ひかる
むぼち
タイトルをみて、これは自分には合わないんじゃないかと思いながらも、私と趣味が似ているかもしれない、と注目している方が「神」レビューを書いていらっしゃったので、読んでみました。 改めて、ランキングに入っていなくても、読むべきものはたくさんあるのだと思いました。 舞台になっているお城、街や森の様子が楽しく描かれていて、いつき先生は実際に行って見られたのかなと思っていたら、あとがきで、ドイツ…
月村奎 金ひかる
kirara
ネガティブは別に平気だけど、ツン過ぎる受はつくづくダメだ・・・と実感。 このチカ(受)が我慢の限界を越えて鬱陶しかったです、私は。それに『健気』だとはまったく感じなかったですね。 もしかしてこれが『健気に頑張る受』のつもりだとしたら、私とは何もかもが噛み合わないです。佐伯(攻)はただの小狡い大人だったし。 たぶん、これが『(作家さんと)相性が悪い』ってことなのかもしれません。 …
東雲月虹
ゆっくり恋に落ちて、微笑ましかった月浦くんと呂久さんの その後のまたもや微笑ましいお話です♪ 月浦くんは子供のころから秋口に風邪をひいてしまうタイプで、 それでも三日間だけでさっと熱も下がって回復が早いとの事。 大人になってもそれは変わらず、 呂久さんと付き合うことになってからも風邪をひいてしまいます。 電話をもらって、呂久さんの声というだけで 穏やかになるような、元気が…
椹野道流 金ひかる
NKB59
上巻は、これの前に読んでいたのが甘甘ベタベタな本だったからか、久しぶりにハル達を読んだからか、ラブは結構サッパリな印象で事件色が濃く感じられたんですが(でもヤることはヤってましたけど・笑)下巻はほのぼのと甘甘でしたね(^_^;)私がやっとハル達の世界に慣れたからかな? 事件は事件でどんどん進むし、ケンカっていうかすれ違いみたいのもありましたが、要所要所で甘い雰囲気を感じられて良かったです。 ウ…
これはもうラブよりも事件メインですね(笑)好きだからいいですけど。 ただ、ちょっと気になったのは、(この小説の時代背景の細かいとこまではわかんないですけど)使われてる言葉がそぐわないんじゃないかと思える場面がいくつかありました。 前もこんなだったかなぁ?前作は結構前に読んだもので記憶が曖昧なんですが…。『荼毘に付す』って完璧仏教用語ですよね…。『マジで?』や『ムカつく』も、電話や車のない時代に…
凪良ゆう 金ひかる
咲人
シリアスでもアップテンポでもない、ほのぼのとしたお話でした。 ただこの作品、地の文章に「月浦くん」「呂久さん」と「くん・さん」を使って主人公たちのことを記述しているのにしょっぱなから相当どん引きいたしました。 あれですよね、銀色夏生さんの波間のこぶたみたいな文章ですよね。 恋愛系の詩を書く人が、絵本みたいな物語を描いたような、あの路線の雰囲気です。 いや、それはそれで好きだからいい…