金ひかるさんのレビュー一覧

手をのばせばそこに 小説

早瀬亮  金ひかる 

エッシャーの絵って知ってますか?

金ひかる強化月間開催中
って感じで、中古で表紙買いした中の1冊。
早瀬亮さんって、あんまり読んだことなかったけど、これはやっぱり、カバー絵の第一印象通り、熊さん攻めにツンツン美人猫受けって事になるのかな。
金さんの描く、華奢で猫目な美人さんはとっても好みのタイプ。
この冬君、ビジュアルは好みなんだけど、お話の中では「親の愛を知らない」が「身体を売る」に=で結ばれていて、どうも、この根本のと…

2

エンドレス・ゲーム 小説

月村奎  金ひかる 

コドモはめんどくさい

金ひかる強化月間開催中
って感じで、中古で表紙買いした中の1冊。
月村奎さんって、あんまり読んだことなかったけど、やたらと死にネタ絡みが多いのは、はたして作者さんの作風なのか、それとも古い作品のようだから、単に若気が至っただけなのか、
死という永遠に、ずっとこだわっているあたりが、好き嫌いの分かれ目になるのかなぁ、
「いつまでも、未来に向かって後ろ向きに歩いていないで、後ばかりじゃなくて、…

6

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

フツーのほのぼのBLではない

シリアスかコメディかどちらかに偏りやすい凪良さんですが、今回はどちらでもなく、はじめてのほのぼのBL、やさしさ100%の癒し系でした。
特に大きな物事もなく、個人的には凪良さんのダークな部分が好きなためにちょっと物足りなく感じつつも、途中から引き込まれ、読んでいてとても癒されました。

いつも凪良さんの本には萌えではなく、他のものを目当てに読んでいるんですが、今回は二人のいじらしくじれったい…

4

キケンな遊戯 小説

遠野春日  金ひかる 

若いな

もちろん、高校生の恋のお話なので、主人公をはじめ、登場キャラ達の行動がそれ自体一々若いなっていうのもあるけど、この作品そのものが、若いっていうか、作者さんの若気が至っているというか、まあ、とにかく、全体の印象は「若いな」に尽きるわけで。

あ、「若いな」に尽きちゃったら,レビューの文字数が200字に全然足りないじゃん。
なので、イラストの話。
この本はイラスト目当ての表紙買い。
小説の作…

0

キケンな誘惑(表題作 恋かもしれない) 小説

遠野春日  金ひかる 

パパ編+生徒会長救済編

「キケンな遊戯」でちょっとだけ出てきた、受けの子のパパの恋のお話と、幼なじみの生徒会長のその後のお話。
こちらもやっぱり、お話自体が若々しくて、普通に読んでいると遠野先生の作品だということを忘れてしまう。
「恋かもしれない」
しっかり者の息子を家に置き去りにして、パパはこんな恋に溺れていたなんて、ビックリというか、ガッカリというか、、、
こういう無茶な設定が、若々しい作品だなぁって感じさせ…

0

セーフティ・ゲーム 小説

砂原糖子  金ひかる 

やるならとことんやってくれ

この攻めは何というか、ふつふつと腹が立つタイプのキャラでした。
(作者さんいわくの「ひとでなし」はちょっと違う気がした)
受けさんに謝罪して一回けんもほろろに断られればいいのに!って思ってしまった。
あそこで受け入れてしまう受けさんも受けさんだなー。

一方イロモノキャラ、トンデモ設定大歓迎なのにそこらへんが中途半端。
やるなら思いっきりやってくれ!
折角の数少ない女装設定なのにor…

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諸行無常というけれど 小説

谷崎泉  金ひかる 

流されているんだか

ポジティブすぎているんだか、

アルコールで前後不覚になっちゃう主人公が、高校の同期会で、在学中にはほとんど接点がなかったクラスメイトに陥れられるお話。
酔って記憶がないのをいいことに、脅されて、押しつけられた、理不尽な要求は、卒業式後一度も会っていない高校時代の友人の居場所探し。
何故そんなことを自分に要求されるのかわからないまま、主人公は律儀に捜索をしていくのですが、、、

この後…

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恋を知る 小説

月村奎  金ひかる 

癒し系短編集

BLで短編集って物足りなくないかな?と躊躇いながら
読んだんだけどとぉってもよかったです・・・!!
倦怠期のカップルの喧嘩なんて普通のBL小説じゃなかなか読めませんよね。
表題作も二人の恋が始まりそうなところで終わっていてもどかしいんだけど、
読んだ後に口絵を見るとよかったね!!(><) ってなります
色んなお話があるんですが全てのお話に優しさが溢れています。
読んでいて癒されました(…

5

瞳と声を塞いで 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

シリーズ完結編。

う~ん、結局は鳴海(攻)に何の魅力も感じないままに終わってしまいました。

作品としては、パレット文庫というレーベル的なものもあるのか、あっさり薄目です(注・H度ではない)。
それでも、決して悪くはないんですよ。個人的には、鳴海のキャラクター以外は結構好きなんです。

3作目で、メインCPのラブはもう出来上がってるので、こちらは『ラブストーリー』としてよりも尚の父親を巡るあれこれの方…

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まばたきで唇に甘えて 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

この攻キャラクターに

私は魅力のカケラも感じないんですよね。それ以外はホントに悪くないんですが・・・

鳴海(攻)がきたざわさん(の特に『年の差(年上攻)』)作品でこれでもかというくらいに多い『年齢不相応に大人げない傲慢な俺様攻』です。私はこれがものすごくキライなんです。←もう飽きるくらい同じこと書いてる気が・・・

ストーリー自体は、別にこれというものはありません。出来上がったCPのラブラブがメインで、そこ…

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