金ひかるさんのレビュー一覧

まなざしを指に絡めて 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

攻キャラクター以外は

決して悪くない、どころかむしろ好きなんです。

ただ、とにかく鳴海(攻)が『きたざわさんで私のキライな攻キャラクター』の典型みたいなヤツだったんですよね。もうそれだけで読む気なくすレベルで。

こういう『傲慢で身勝手な俺様攻』がもう寒気がするほど苦手なんですよ。きたざわさん(の特に『年の差(年上攻)』)作品には探す必要もないくらい多いけどね!

私は、たとえ(ホントに傲慢で身勝手なの…

1

落花流水の如く 諸行無常というけれど (2) 小説

谷崎泉  金ひかる 

朽木さんの災難は続くよ何処までも

人の言う事をてんで聞かない外務省職員の一ノ瀬に人探しを強要され、
あられもない姿を写真に撮られ脅迫されて、更には海外でトラブルに巻き込まれ
朽木が望まない関係に追い込まれていて、災難は続くよ何処までも~

それでも続編でもしかしてあのワインを飲みながら朽木さんにとっては災難のような
関係が改善され恋人になるかと思っていたら・・・そんな簡単にはもちろんいかない。
人の話をまったく聞かない…

2

スイート2・バケーション 小説

うえだ真由  金ひかる 

キャラクターはすごく好きなんだけど!

ダイバーでオフシーズンにハウスキーパーのバイトをすることになった喬一(攻)と売れっ子作家の光輝(受)。

海ではカッコよくても陸ではヘタレ・だけどホントに包容力があって優しい喬一と、実は我儘で俺様だけど猫を被ってすましている光輝のキャラクターがとても魅力的でした。

私はツンツン過ぎる受はものすごく苦手なんですが、光輝はそれが(私視点では)行き過ぎてなくて可愛いと思えました。←意地を張…

2

落花流水の如く 諸行無常というけれど (2) 小説

谷崎泉  金ひかる 

災い転じて福となす

『諸行無常というけれど』の続編になります。
前作においての朽木と一之瀬との再会、そしてある国での内乱に巻き込まれてのストックホルム効果での身体の関係の成立。
帰ったら一緒にワインを飲もうと、まだはっきりと恋愛と呼ぶには不確実な関係のまま終わった前作の2か月後から始まります。

今回は、朽木に沸いた専務の娘とのお見合い話。
課長代理で会議に出かけたカルディラという国で、投資詐欺で指名手配さ…

1

初恋の雫 小説

神奈木智  金ひかる 

めっちゃ王道でした。

デザイナー:桐島(成瀬)克弘×アパレル会社専務:篠原泉です。
初読み作家さんです。再会ものの、王道だったので、
初心者の方でも、さらーっと読めると思います。

ただ、個人的には、ちょっとイラっとしました。
高校の同級生だった成瀬と篠原ですが、その時にすでに付き合っていて、
駆け落ちしようと計画をたてていたのですが、なんと成瀬が待ち合わせ場所に
来なくて、そのまま行方不明に(´・ェ・`…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2013 キャラ文庫創刊16周年記念 グッズ

ねこじゃらし

毎年おなじみのバースデイフェア小冊子。
ホーリンラブブックスさんでの特典指定では「描き下ろし小冊子A」。
水色表紙の本です。

英田サキ「DEADLOCK」・cat or dog
タイトルのまんま、猫と犬のお話。
「HARD TIME」のルイスとダグの新居の引っ越しパーティに集まった面々。
ルイスの猫が何故かディックにだけは懐かない。
意気消沈して帰宅すると、今度はユウティにまでそ…

3

チョコレートのように 小説

ひちわゆか  金ひかる 

単なるシンデレラストーリーではない

読み始めた時は、ひょっとしてありがちなシンデレラストーリー?などと思ったのですが、
散りばめた定番ネタをひちわさんらしく料理してらして、予想外に楽しめました。
エロ多め、濃いめ。ひちわさんお得意の言葉責め。
でもそれだけの作品ではなく、ちゃんと切なかったり可愛かったり。面白かったです。

受…根暗男・京一。友人に裏切られ、半ば身投げを考えていた失意の男。
攻…俺様男・梶本。京一に復讐を…

5

征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

読んでよかった

タイトルをみて、これは自分には合わないんじゃないかと思いながらも、私と趣味が似ているかもしれない、と注目している方が「神」レビューを書いていらっしゃったので、読んでみました。

改めて、ランキングに入っていなくても、読むべきものはたくさんあるのだと思いました。

舞台になっているお城、街や森の様子が楽しく描かれていて、いつき先生は実際に行って見られたのかなと思っていたら、あとがきで、ドイツ…

1

エンドレス・ゲーム 小説

月村奎  金ひかる 

あああ、鬱陶しい!

ネガティブは別に平気だけど、ツン過ぎる受はつくづくダメだ・・・と実感。

このチカ(受)が我慢の限界を越えて鬱陶しかったです、私は。それに『健気』だとはまったく感じなかったですね。

もしかしてこれが『健気に頑張る受』のつもりだとしたら、私とは何もかもが噛み合わないです。佐伯(攻)はただの小狡い大人だったし。
たぶん、これが『(作家さんと)相性が悪い』ってことなのかもしれません。

6

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がっつりの男飯度……w

ゆっくり恋に落ちて、微笑ましかった月浦くんと呂久さんの
その後のまたもや微笑ましいお話です♪

月浦くんは子供のころから秋口に風邪をひいてしまうタイプで、
それでも三日間だけでさっと熱も下がって回復が早いとの事。

大人になってもそれは変わらず、
呂久さんと付き合うことになってからも風邪をひいてしまいます。

電話をもらって、呂久さんの声というだけで
穏やかになるような、元気が…

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