金ひかるさんのレビュー一覧

Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

ゴージャスな一冊

好きな作品の番外編が載っていると聞き、どうしても読みたくなった本。
豪華なのは聞いていたものの、実際に見てビックリ!
写真ではなかなか分からないんだけれど、銀色の地のきれいな表紙、
(手垢が付きそうでドキドキする……)
A4版の分厚い本でした〜!

コミック27編、小説4編の中から
いくつかの作品に関して簡単にコメントしたいと思います。
他のレビュアーさんが既にお書きになっている作…

5

バイバイ、ハックルベリー 小説

一穂ミチ  金ひかる 

オセロみたいに人の関係も白黒ハッキリしてればね

ネタバレなしで書きます。

大学生のお話です。
派手派手しさはないですが、日常系がお好きでゆったりとしたストーリーがお好きならばハマるかもしれませんよ。


槇志は離島出身で、一人暮らしの大学生。
オセロが趣味で、サークルにも入っています。
真面目であまり外で自己主張しないですが、確固たる信念のありそうなタイプ。

塁も槇志と同級生ですが、性格は正反対。
女の子にはちょっと奥…

3

二本の赤い糸 小説

水原とほる  金ひかる 

三つ巴注意

 主人公は、平凡な会社員である一実。
 彼は実は、人には言えない秘密を持っている。
 それは、高校時代の友人と便宜上で呼んでいる2人から、抱かれ続けている事である。
 大学を卒業後も大学院に進み、そのまま大学に残り研究を続けている理知的な英章。
 傍若無人だけれども、やる事はきちんとやる大企業の御曹司・克彦。
 そんな才能溢れる人間がどうして、自分を抱くのかと疑問を覚えながらも自らその関…

1

失恋コレクター 小説

玄上八絹  金ひかる 

受けに多少感情移入できました。が。

玄人八絹さん初読みです。
金ひかるさんの挿絵と、あらすじに惹かれ読んでみました。
さぞかし切ないだろうと期待が膨らんでしまいましたが…。

攻めの朋哉の魅力が皆無!!!(泣)
なぜこんな男に6年間も片想い出来たんだよー!と
つい叫びたくなってしまいました;
付きあっていた彼女に振られるたびにクダをまき、慰められるって…。
いえ、ここはまぁ両想いになるまでの伏線だと理解出来ますが

1

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

大好きです!

大好きなお話で、もう何度読み返したか分かりません。

居酒屋の息子で大学生の月浦くん(攻め)と、お客さんの呂久(受け)さんのお話。
私が大好きな、“攻めが受けを大好きで強引に迫る”系のお話です。

月浦くんと呂久さんが、お互いに「いい人だな」「いい子だな」と、暖かい気持ちで接しているのがひしひしと伝わって来ます。
説明調の文章は全くなくて、ひとつひとつの会話や言動がとても大切に書かれて…

6

Dear+&Cheri+ LOVERS+ グッズ

長時間並んだことに悔いはなし♪

充実の224頁でした!
漫画は作家さんにより頁数に差がありますが、
短くても萌がギュッと詰まった粒ぞろいの作品が多い印象。
小説は各8-10頁。扉絵と挿絵が一枚ずつあります♪

全部は無理なので、特に好きな作品の感想を…


―COMIC―

◆志水ゆき【是-ZE- -花鳥風月-】20頁
燿明に斬りかかったチンピラを追う火弦は
工事現場でヤってる(傷を治してる)守夜と隆成に…

20

アロー 小説

一穂ミチ  金ひかる 

現実から目をそらすふたり

一穂さんは大好きなんですがタイトル、表紙ともにちょっと地味だったため、読んだのは最近です。


受けの葛西はバーを営んではいるが、惰性のようなあまりやる気を感じない男。
自分だけ時間が止まったような生活をしています。

攻めの湯浅は中学の同級生であった金子に連れられ葛西のバーを訪れ、流れで葛西と同居することに。
働いているようには見えない謎な25歳。

葛西は日々を淡々と過ごし、…

3

執事と画学生、ときどき令嬢 小説

小林典雅  金ひかる 

ちょっと残念

作家買いしている大好きな小林さんの作品。
大正浪漫風のお話で、小林さんの変態お笑い風味は薄めです。
小林さんの作品の中ではかなりパンチの弱いものだと思います。
うーん、残念。

受けの来智は画学生。
元気な粗雑、一般人代表って感じです。
大学教授の叔父夫婦に可愛がられており、この時も叔父にタカリ(笑)にやってきた。

攻めは男爵家の執事、竹之内。
来智へお嬢様教育をほどこし、な…

3

スイート×リスイート 小説

栗城偲  金ひかる 

トラウマとはうまい距離を保って

栗城さんの「今日も明日も会いたくて」が良かったので手にとりました。

受けの瑞希は小柄だけどけっこう漢気のある大学生。
過去のトラウマで、甘い物は香りだってダメ!大柄な男は弟だってダメ!

攻めの豪は瑞希の初恋の相手。
子供の頃はすごーく可愛くて瑞希が求婚しちゃうくらいだったのに、大きく成長し瑞希の鬼門、パティシエになって再会。

瑞希の過去のトラウマ話は先に想像がついてしまいまし…

3

ロマンチック・レプリカ 小説

うえだ真由  金ひかる 

恋になるキッカケ

「きっと優しい夜」のスピンオフで個人的には前作の二人よりもこちらの方が
良かった気がします。
だからと言って凄く~って程ではないのですが、恋ってこんな風に始まることって
以外にありかも知れないと思う展開でした。

内容は受けになるマネキン製造職人の弦視点で描かれていて、親の再婚で兄弟になり
その後二人が離婚して他人になってしまった義兄に仄かに思いを寄せているが
それが恋愛的な意味なの…

3
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