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67/123(合計:1222件)
月村奎 金ひかる
みどり子
あらすじ集を読んでいる感じでした。短編集だとよく見ず買ってしまったので、ひとつずつのお話をそれぞれ一冊丸ごとで読めたらもっと満足度が高かったかなと思います。回想、独白に展開が詰め込まれているので駆け足でさらっと終わってしまいました。 どのカップルも似たような読後感でしたが、どれも雰囲気は悪くなかったのでプラス。この二人をもっと読みたいのにとヤキモキはしましたが…。 不完全燃焼感も短編集なら止む…
砂原糖子 金ひかる
azusaaaaaaa
ネタバレ
BLCDと合わせてみると更に好きになった作品です。 砂原先生は個人的に好きな作家なんですが、数多く出されている作品の中でも この小説は印象深い話で大好きです。 ホストという職業をしながら二人の距離が縮んでいくんですが、 復讐するというほのぐらい受けの目的があるわけで 途中はらはらする場面が幾度も訪れます。 受けのことをいじめてくる先輩ホストもいてむかむかするし、 寡黙な攻めの考え…
雪代鞠絵 金ひかる
Loxonin
実は健気受けはあまり好みじゃなく、今まで設定がヤクザとかファンタジーじゃないと読んでこなかったので、こちらの作品は普通の日常が舞台っぽいし、どうしようかなーと迷ってましたが、思いきって購入して良かったです! 良かった点は主に三つ。 一つ目は、序盤、恭輔の小鳩に対する冷たさ具合。 いや、酷いし大人気ないなぁーと思いますが、元々小鳩は恭輔の弱味を盾に付き合いを強要している訳だし、恭輔は恭…
御堂なな子 金ひかる
雀影
私の場合、小説本は基本的には作者買いですが「イラスト:金ひかる」とあると、未知の作家さんの本にも手を出すことがあって、これもそんな絵師買いでチャレンジした作品。 お話は、血の繋がっていない娘と二人暮らしの設計士さんが、娘の思い人(と思いこんでいる)年下のエリート銀行マンに求愛されて、ジタバタするお話。 ストーリーそのものは家族愛とか仕事に対するプライドとか、もちろん主人公たちの恋愛の進み方…
六青みつみ 金ひかる
薄雲
光の螺旋シリーズ5作目 前回あんまりな目に遭いまくったリーンですが、今回は身体に寄生された蠱蟲を取り除くため、カイルとともに源初の大陸へと旅立つ、というところからお話が展開します。 で、前回アトラムがちらっとリーンが初恋の女性に似ている的なことを言ってた時点で、あぁ、リーンはこりゃあれだな……と思った通り、ふた開けばお決まり展開。 もう、このあまりに見え見えな展開にも、なぜか萌え。 予…
光の螺旋シリーズ4作目。 前回あんなラストで、これで幸せにしてあげないとかだったら、もう完全に鬼だよね、と思いつつ読んだものの、ぎりぎりまでヤキモキどきどきハラハラさせられました。 またいつどこでカレスが酷い目にあうのかな、そろそろかな……とか。 そんなのは杞憂で、ひたすら優しいお話でした。 タイトル通り、緑の日々です。 ガルドランの故郷ルドワイヤに、連れ去られるようにしてやってきた…
光の螺旋シリーズ3作目。 こちらもシリーズ読んでなくても問題ないですが、読んでたらより一層楽しめる、くらいのお話になってます。 内容を端的に言うと、どうしようもない鈍感でデリカシーのない男を、長い間ずーっとずーっとずーっと慕い続けて、漸くその恋心に気づいたときには、すっかり別の男に取られてた、というどうしようもない切なさ満開の話。 そして健気受率の高い六青さんにしては、今回のカレスは珍し…
光の螺旋シリーズ2作目。 シリーズといっても別の国のお話なので、前作読んでなくても問題ありません。 六青さんを語る上で外せないのは、受が徹底的に酷い目に遭いまくるというのがデフォなので、おさえとかないと読んだ後で詐欺かっ!?ってなる。 アラブの王族とかに見初められて、いやよいやよも……な展開でなく、ガチで受が嫌がり助けも来なければ王子様も来ない、かりに来たとしてもヘタレな上に登場が遅すぎて大…
佐々木禎子 金ひかる
カボチャ
真相が序盤から気付いてしまうところ、やや無理がある展開がすごくもったいないのですが、登場人物が全員魅力的! 攻めの孝之は、かれこれ五年も歩に片思いをしていて最初から歩への愛を隠そうともせずオープン。いつも飄々とした態度でセクハラまがいのスキンシップをしている。 受けの歩は、年々悪化している孝之のスキンシップに辟易しているが本気で嫌がってはいない。 歩が誰かと肉体関係にあるという誤解か…
秀香穂里 金ひかる
snowblack
皆さん、ネタバレ帯に触れていらっしゃるんですが、 幸か不幸か、カバーのかかった借り本、 予備知識もなく帯も見ないで読みました。 最初の方は、かなり好みだったんですが…… 新宿は歌舞伎町、美形で優秀な不動産会社勤務の森里は 常に何事にも心動かされず、クールに淡々と生きている。 そんな彼がある日、30円で買ってくれという男・敷島を拾う。 そんなちょっとキャッチーな始まりなのだ…