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凪良ゆう 金ひかる
ポッチ
ネタバレ
作家買いです。いつもの凪良作品と少し毛色の変わったお話だな、と感じました。特別事件が起こるわけでもなく、出てくる登場人物たちもどこにでもいそうな、ごくごく普通の人たち。それが凪良さんの手にかかると途端に生き生きとした、ふんわりと優しいストーリーになってしまう。さすがだなあ、と感心します。 特に受けの呂久さんがとても好き。ゲイであることから辛い経験もしたことがあるのに、それを周りに気づかれない…
安曇ひかる 金ひかる
M+M
丸ごと1冊表題作です。貴逵の目線でストーリーは進んでいきます。 銀行の審査部に勤める貴逵(攻め)にとって、柏邑(受け)は苦手で頭にくる上司。ところが、休日に犬と戯れる柏邑を見かけ、興味を抱きます。犬が死んで弱って甘えてくる姿に惹かれていき…。 冷酷な上司の意外な面を発見して、惹かれていくのはよくあるパターンなのですが、そこに、柏邑の同期・堺と、融資先の関係者・水島が強引な追加融資を柏邑…
秀香穂里 金ひかる
表題作と続編、中編の2本立てです。シンプルですが、内容にリンクしていて、秀逸な題名だと思います。「1か月30円で売ります」という出会い方もインパクトがあり、序盤からストーリーに引き込まれていきます。森里の目線で進んでいくのですが、徐々に感情が豊かになっていくのが読んでいて感じられ、クローンが人間らしくなるのが嬉しくなりました。 ところで、レビューされた皆様がご指摘されている帯ですが。 私は…
木原音瀬 金ひかる
ちぃみな
裸んぼシリーズ三部作のうち一作目。 強姦した相手と恋愛関係になるという 今まで読んだ木原さんの作品の中でも、トンデモ展開が際立ってましたw 主人公は30歳のゲイの外科医。 セフレ関係にある同僚(タチ同士なので挿入無し)とホテルに行く途中、 気まぐれで、道を歩いていた男を騙してホテルに連れ込み、 二人掛かりで強姦します。 実は男は以前、主人公が助けられなかった交通事故犠牲者(子供)…
月村奎 金ひかる
こにしそる
歳の差カップルの面白いところって、対等でなくても許されるところでないかと思います。 普段なら受けが攻めにひどかったりその逆だと対等じゃない、理不尽だ!て思うけど、歳の差が離れていたり、受けが年齢的に子供だったりすると無条件に愛されていることを許容できてしまうんですよね。 母親をなくした誓史は、ゲイであることを隠すため、母親と偽造結婚した佐伯に引きとられ一緒に暮らしています。 佐伯のこ…
裸んぼシリーズ2作目。 今作も、酔って意識の無い医学生を犯すという鬼畜スタートなお話でした。 単純で純情な受けは、主人公の手管にまんまと引っ掛かって手の内に堕ち 人でなしの主人公が演じる虚構の姿に溺れて行きます。 主人公が受けを含む遊び相手を、 釣った後水槽で飼っている魚に喩える描写が秀逸でした。 主人公にとって身体を重ねる相手は、無聊を慰めるペットか ゲーム感覚で気持ちを操って…
かわい有美子 金ひかる
時代は昭和初期 一高~帝大~社会人と共に過ごした主人公達の三角関係ものです。 三人の関係性がすごーくエロチックで萌えました。 男女物の置き換えのように、 単純に一人の受けを狙って攻め二人が対立するのではなく、 友情と恋情が複雑に入り乱れ、 誰が誰をどのような形(攻or受、友情or恋情)で愛してるのか・・・ という男同士ならではの濃密な三角関係に唸らされました。 体の関係とい…
鳩村衣杏 金ひかる
田代美雪
とっても大好きな設定です。 生徒×先生で、受けがゲイで攻めがノンケ?で童貞とか。年下攻めの醍醐味ですよね。 【学生服の彼氏】は先生である草太(受け)の心の葛藤を、書き下ろしの【年上の彼氏】は高校を卒業して成長していく詞音(攻め)のお話です。 私がとてもいいな~と思ったのは在学中にエチしなかった所ですかね。二人のやり取りが本当に素敵でした。ほんわかしました。 唯一残念なのは、【年上の…
うえだ真由 金ひかる
「きっと優しい夜」のスピンオフですが、私は未読状態で読みました。特にそう問題はなかったです。 表題作と「その後」が収録されています。 「その後」は16ページ。表題作で恋人になった二人の後日談です。弦の部屋で、江崎と「お家デート」をしますが…本編では大人だった江崎の意外な一面に笑いました。 どちらも弦の目線で話が進むのですが、弦が可愛らしいです。優等生ではなく口調もやや乱暴なのですが、…
本編の番外編が載っているからと、この小冊子を購入し、この小冊子で番外編を読んで、本編にも興味をもって作品を買ってしまう…という購入ループにハマった小冊子でした。LOVEたっぷりでした! 皆様が書かれたものを除いて、ちょこっと紹介します。 ・宝井理人「テンカウント」番外編 2ページ。雑誌Dear+ディアプラスの2015年2月号ふろくCDにも収録されました「ねことしろたにさん」でした。微…