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3/4(合計:34件)
芹生はるか 兼守美行
茶鬼
今月創刊のリリ文庫の第一弾はこの作家さんのこの作品ですが、以前携帯小説で出ていたものを、こちらで文庫化ということだそうです。 創刊の割にちょっとセコイか?と思うのですが・・・この作家さん鈴木カタナ(バイクだよ!)という名義でもBL小説を書いてらっしゃるんですね。初読みでした。 お話は、その人間を幸せにするために地上に降りてきた天使と、その天使の命を賭して人間の友人と天使の友人を助けるお話。…
芹生はるか 石田育絵
大豆B1
前作ですっかり会社の支配者となった柏木は相変わらず梶とラブラブ同棲中。そんな折、靫プロダクションに人気バンドLambdaのPV撮影の話が舞い込みます。Lambdaのボーカルのユーリは梶に夢中だし、ベースのシュウは柏木に近づいてきて話はややこしい展開に? 3巻目にして浮気ネタ。とはいえ二人がすっかり熟年夫婦化してしまっているのでよくある展開にはなりません。信頼しきってるというか落ち着きすぎというか…
前作で梶との同棲を開始した柏木は梶の給料袋と家計簿を掌握し、靫プロダクションの影の番長にまで上り詰めます。家事も仕事も完璧の柏木は梶と充実したラブラブ同棲生活をこちらの歯が痛くなるほど見せ付けてくれますが、そんな折、取引先のテレビ局から研修として大道具の大迫がやってきます。大迫は柏木を粘っこい目で見つめてきて・・・貞操の危機!? 相変わらずの守銭奴で演技で梶を騙しては大喜びの柏木ですが、今回はう…
ネタバレ
公園で偶然映画撮影のロケに出くわしたゲイの柏木慎は、その中で助監督として働いていた梶隆弘に一目惚れ。商学部出身の柏木は梶の傍らに居たい一心で一流企業の内定も蹴り、倒産寸前の映画制作会社・靫プロダクションに経理担当として乗り込みます。社長の人望から一流の撮影スタッフがそろっているにも係わらず金銭的に崩壊状態の会社を立て直すため、スタッフ達の反発を受けながらも経費節減に励む柏木の頑張りに梶はいつの間に…
芹生はるか 円陣闇丸
あけみ
家に帰っても誰もいない家。 千尋が何をしても、干渉しないと言うか、目もくれないというか。 普通ならぐれちゃって手がつけられなくなってても仕方がないのに、「ぐれても心配してくれないし」と、することがないから勉強をしているという千尋。 アメリカへ留学中に指導医だったアメリカ人医師と恋仲になったものの、病院内の銃乱射事件に巻き込まれ帰らぬ人に。 それ以降、恋心を閉ざし一夜だけの関係しか結んで…
Maika
最後の最後まで逃げ回る沖田。なんとアメリカくんだりまでに逃げたあげくにホームレスにまで。 長身美形のホームレスはやっぱり格好いいんだろうか?と妙なこと想像しながら読んでしまう。 沖田の最後のあがき?つーか、どこまで篝の気持ちを試したら納得するんだろう?この男は。 最初は篝を鬱陶しい男だと思いながら読んでいたけど、あまりの健気さに泣けてしまう。 攻めの健気さに泣けるって珍しいよ。 究極の付…
ながーい前振りの果てに沖田がここまで頑なだったわけが明かされます。 家族の過保護というか、間違った愛情の注ぎ方で壊れる子供は多いものです。 ネグレクトもどうかと思うけれど、私はある意味過保護の方が悪質な気がします。 家族は自分が子供を愛していると信じて疑わない分、子供の悲惨さがその後も全く理解できない。 こういう親とか兄妹はほとんどが終生自分の愛情は間違っていないし、相手は幸せだったと…
3巻になって、メインカップルがちょっと停滞。 そしてこの巻は脇カップル、それも二組誕生……い、いつの間に? というか脇カプ増やすための巻だったのか?と思いたくなるような展開。 お手軽にホモカップル増やしていいのか?と、余りこだわらない私が思うので苦手な人は敬遠を…… ただ高師と祥彰のカップルは好きだなぁ。 でもこの巻でカップルになった途端に、この二人ってこういう性格だった?と言う疑問…
前作の続編というよりは続きと言った方がいい作品。 前回一応カップルになった和宏と由井はアメリカへ渡る。 異国での慣れない生活でのすれ違いが由井への不信感とその息子への罪悪感も重なり和宏はアル中に。 元はと言えば強引な由井のせいではあるけれど、本来引きずられるような性格の和宏ではないためにやはりそれだけ愛しているから由井の元に居るんだろうと思う。 でも由井が離婚していないこと以外にも…
この巻で若い女優のゆりが登場。 女性陣の活躍?の巻です。 ゆりは沖田にまとわりついて最初は邪魔な女?という感じなのですが、結局最終的にはとてもいい子で、今後ずっと脇を可愛く飾ってくれるキャラです。 もうひとりの女性冴子も篝のマネージャーとめでたくゴールイン。 けれどゆりのことを含め、篝はずっと桁外れなヤキモチを焼き続けます。 こちらは切実で篝にとってはこれ以上ないくらいに切ないんですが、…