total review:284879today:9
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
5/8(合計:72件)
桜部さく 桜之こまこ
みざき
ネタバレ
なんて素敵なお話なのだろう。 こちらの作品、すごく好きです。 作家様の別作品が面白かったので、特殊設定ではない現代ものも読んでみたいなと購入したのですが、これが大当たり。 レビューを書いている今、とても心地の良い読後感に包まれています。 自由の国・アメリカを舞台に、自由なようで自由ではない部分や、宗教や文化・習慣の違いを交えながら、男性同士の恋愛を真面目に、じっくりと丁寧に描いた作品で…
桜部さく 一夜人見
碧雲
真面目にBL小説を綴る人なんですね。 真面目で堅い文章だった。 心情描写はとても丁寧。 真面目過ぎて、萌え所が掴みきれなかった・・・残念。
縫子
ゲイであることを家族に知られて腫れ物のように扱われるようになり、生きにくさを感じていた受けが、赴任先のNYで同じ傷を抱える攻めと出会って恋に落ちていくラブロマンス。とっても良かった〜! テーマがマイノリティに焦点を当てられているので重くなりそうなイメージなのですが、受けの圭が自由の国アメリカで、1年半というタイムリミットがあるからこそ、ここでは自分らしく正直に生きようと決めていて、何事にも素…
受け攻め2人はそれぞれ漫画と小説でプロを目指す創作者で(攻めの方はもうデビューしてる)垣根は違うけどSNSを通じて出会って、互いにアドバイスし合い、励まし合う関係。ある日受けの漫画の書籍化が本人のあずかり知らぬ所でおじゃんになり、それを励ますために初めて実際にオフ会という名目で会って食事をするけど、実は受けは自分が耳が聞こえないことを攻めにまだ打ち明けていなくて…という感じです。 耳が聞…
フランク
読んでて心がじんわり温かくなれて、私はこういうお話が大好き。 受けの千里は難聴というハンデがあるんだけど、特別な人の特別なお話って感じではないところが良かった。 「耳が聞こえない人の恋」みたいなところを謳ってないというのかな。 ネタ的なイヤラシサが皆無というか。 耳は聞こえないし、そのせいで引きこもりぎみだけど、でもコンプレックスも心に傷もないまま育った人なんていないという意味では、千…
ぴれーね
とても可愛らしい表紙とタイトルですが、どちらかと言うと穏やかに落ち着いたトーンで読ませてくれるお話だと思います。 重度の難聴を抱えつつ、イラストレーターとして生計を立てる主人公・千里。 彼が漫画を掲載してる創作投稿サイトで知り合ったのが、既にプロとして小説を出している波間。 進んでいた投稿作品の書籍化が中止になった事で落ち込む千里を慰めようと、波間がオフ会を提案して来てー・・・と言ったお…
桜部さく 兼守美行
テトくん
アラビアンナイトにオメガバースってもぉもぉ、どストライクてんこ盛り!。 オメガバースも好きだけど、スパダリも大好き♡♡な美魔女サマ達にも、「こんなスパダリ今までに居たか?!」と言いたくなるくらいの『スパダリ』です! 『攻め』王様よ!王様!!それも美しくてカッコよくてまだ二十歳なのに、「神から選ばれた!」と豪語する程に、素晴らしい手腕の持ち主。しかも『受け』にぞっこん♡♡。『受け』の苦し…
桜部さく 時瀬こん
nanao77
作者さんの「やさしくそっと、近づいて」が好みだったので、こちらも読んでみました。 主人公は、田舎と郊外の中間といった感じの街の、祖父が営む昔ながらの親しみやすい、街のパン屋さんの後継ぎ。 そんな彼が恋するのが、車の故障時に、親切にも色々助けてくれた自動車メーカーのエンジニア。 ちょっと無骨で、女性関係に疎い、いわゆる理系男子と呼ばれるタイプのいい人です。 実は超高スペックという設定…
叩き上げの先輩警官と、準キャリアのきれい&かわいい系の主人公の物語。 警官ものって、ザ・BLファンタジー!って感じのぶっ飛んだものも多いなか、こちらは丁度良い塩梅に地に足がついたラブストーリー。 登場人物、特に先輩警官に適度にリアリティがあるんですよね。 絶世の美男というわけではないけど、そこそこ鍛えていてそこそこカッコいい。 世慣れてコミュニケーションを取るのが上手だけど、遊びす…
NY赴任を機にゲイの自分らしく生きようとする人懐こい主人公が、現地採用の切れ者エリート、アダムに恋する物語。 2人は同僚として出会うのですが、主人公が人を寄せ付けないと言われているアダムと積極的にコミュニケーションをとるなかで、段々と打ち解けていき、ある事件をきっかけにアダムの誠実さと優しさに触れ、次第に心を寄せるようになります。 アダムも実はゲイなのですが、宗教上の理由から家族にゲイ…