京山あつきさんのレビュー一覧

枯れない花 コミック

京山あつき 

繊細な高校時代を詰め込んだ珠玉の作品

すごい作品ですね。野球部ピュアラブストーリー3巻のうちのシリーズ最終巻。

受けの引田はブサかわ受けというか本当に見た目はよろしくない。でも性格はひたむきでいつも一生懸命生きていて、エッチの時はなぜかとても色っぽい。攻めとの体格差があって一歳違いの高校生なのにショタっぽさ半端ない。でも決して美少年ではない。
 
攻めの今井はそんな引田にベタ惚れなので、先天的ゲイなんだろうな。しかしこの子が…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

型にはまらない二人の関係性を模索するのがいい

おもしろい!
恋愛がわからない潤野(バグと解釈)でも本郷のことが好きで一緒にいたい。
でも体の関係はいらない。

本郷は一緒にいるならセありき、なければ1人でいるのがいい。

恋愛、体の関係、一緒にいるにはどうしたらいいか…等がじっくり描かれていた。
正直、途中ちょっとめんどくさかった部分もあったけどw

終盤、潤野が本郷に好きと言われプログラムが動作し始め、くっつきたい、心の底…

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ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

さりげない空気感からのくっつく過程が最高

最初ふわっとした絵だなと。
余白がいい。

さりげにスキンシップする2人の空気感がよく、どうなるのかとドキドキ。
言葉少なめに淡々とした描写ながら目が離せず、葛藤ありつつ、じわりと2人の感情と行動が盛り上がっていき、くっつくとこが最高。 

ホームシックと天国の使い方がうまい!

どんどん絵の良さにも惹かれた。
触れ合い方、体のライン、絡みとか特に。 

ホームシックとは言え…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

500万のお買い物

◾︎本郷(先輩)×潤野 エンジニア
恋愛感に関するお話でした。ボーイズ"ラブ"作品はどれもラブなんだから恋愛感のお話だろってのもそうなんですけど、もう一歩踏み込んで恋愛を解釈するお話です。
自分の感覚と近しいところもあり、全くとなるところもあり、とても面白い。

そこに関心の薄かった潤野が、ひとつになることを切望し、本郷に丁寧に丁寧にしてもらった後は、毎日のように求める…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

BLソムリエ、ありがとう。

毎日の生活は、つらいことや理不尽でやるせないことだらけですが、BLコミックを読むことで最近は日常に潤いが生まれて楽しく過ごせるようになりました。次に何を読もうかと考えあぐねたので、AIのBLソムリエさんに選んでもらった1番先頭の作品を読んだところ、大当たり!感無量です。
特に、主人公加納クンの描き方にリアリティを感じウルウルしました。恋人と別れた後、本当のところ、なぜ別れることになったのかなんて…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

独特のテンポが生み出す切なさと萌え

レビューをあまり読まずに読みました。
高校生との出会い。
ああ、この子と恋に?と思ったのも束の間、オフィスラブでした。

自分を助けようとしてくれた(勘違いであっても)高校生に癒しを感じたり、毎朝電車に乗るときに仕事行きたくねーってなったり、一年半も前に別れた恋人の事をふいに思い出したり…。それにしても泣きすぎだけどね、加納くん(受け)。
上司とご飯を食べに行くようになって、気持ちにブレ…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

雰囲気がいい

この作品独特の雰囲気がすごく好きです。きっと、キャラクターの台詞回しなどから溢れている魅力なのでしょうね。

受けの潤野くんですが、本郷さんの言葉を借りるならちくびもちんこも若くて可愛い20代の男の子です。SE男子、萌えます。
話の序盤では、好き=セックスの本郷さんと考え方の違いからいろいろ悩む彼ですが後半は合体したい合体したい合体したい...と攻めにせがんでいる姿がとても可愛く愛らしかった…

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すのーふれーくす コミック

京山あつき 

お湯で煮た、の破壊力

 京山先生の作品って、どうしてこんなに胸に沁みるんだろう、と改めて感じた作品でした。モノローグもけっして多い方ではなく、キャラクターの心情が必ずしも丁寧に言葉で表されているわけではないんです。絵のタッチも表紙の通り、ふわふわしていて軽い。なのに、キャラクターの表情1つで彼らの感情が手に取るように伝わってくるし、自分がどんどん物語の世界の中に引き込まれていく感じがするんです。理屈で説明するのは難しい…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

なんか良い

あらすじを読まずに、本編を読みました。
加納がどうしてこんなに落ちてるのか。元カレに何を言われたのか。
一気に情報を与えず、スローペースな展開の中で、少しずつ見えてくる状況、人柄、関係。それがモヤモヤしながらも心地よい。そんな感じの作品でした。
あらすじを読んでいないので、誰とどうなるのかすごくドキドキしました。加納がすぐによろめきやすいから。でもわかります。大多数の人って実はそうなんじゃな…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

電車に乗って、流れて流されて。

京山あつきさんの作品はこれで3冊読了しましたが、毎回お話の展開に「ええ~っ!」とさせられます。
BLの面白さでもあるのですが、京山さんの作品は この恋に悩む姿がとても良いのです。

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