京山あつきさんのレビュー一覧

スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

500万のお買い物

◾︎本郷(先輩)×潤野 エンジニア
恋愛感に関するお話でした。ボーイズ"ラブ"作品はどれもラブなんだから恋愛感のお話だろってのもそうなんですけど、もう一歩踏み込んで恋愛を解釈するお話です。
自分の感覚と近しいところもあり、全くとなるところもあり、とても面白い。

そこに関心の薄かった潤野が、ひとつになることを切望し、本郷に丁寧に丁寧にしてもらった後は、毎日のように求める…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

BLソムリエ、ありがとう。

毎日の生活は、つらいことや理不尽でやるせないことだらけですが、BLコミックを読むことで最近は日常に潤いが生まれて楽しく過ごせるようになりました。次に何を読もうかと考えあぐねたので、AIのBLソムリエさんに選んでもらった1番先頭の作品を読んだところ、大当たり!感無量です。
特に、主人公加納クンの描き方にリアリティを感じウルウルしました。恋人と別れた後、本当のところ、なぜ別れることになったのかなんて…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

独特のテンポが生み出す切なさと萌え

レビューをあまり読まずに読みました。
高校生との出会い。
ああ、この子と恋に?と思ったのも束の間、オフィスラブでした。

自分を助けようとしてくれた(勘違いであっても)高校生に癒しを感じたり、毎朝電車に乗るときに仕事行きたくねーってなったり、一年半も前に別れた恋人の事をふいに思い出したり…。それにしても泣きすぎだけどね、加納くん(受け)。
上司とご飯を食べに行くようになって、気持ちにブレ…

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

雰囲気がいい

この作品独特の雰囲気がすごく好きです。きっと、キャラクターの台詞回しなどから溢れている魅力なのでしょうね。

受けの潤野くんですが、本郷さんの言葉を借りるならちくびもちんこも若くて可愛い20代の男の子です。SE男子、萌えます。
話の序盤では、好き=セックスの本郷さんと考え方の違いからいろいろ悩む彼ですが後半は合体したい合体したい合体したい...と攻めにせがんでいる姿がとても可愛く愛らしかった…

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すのーふれーくす コミック

京山あつき 

お湯で煮た、の破壊力

 京山先生の作品って、どうしてこんなに胸に沁みるんだろう、と改めて感じた作品でした。モノローグもけっして多い方ではなく、キャラクターの心情が必ずしも丁寧に言葉で表されているわけではないんです。絵のタッチも表紙の通り、ふわふわしていて軽い。なのに、キャラクターの表情1つで彼らの感情が手に取るように伝わってくるし、自分がどんどん物語の世界の中に引き込まれていく感じがするんです。理屈で説明するのは難しい…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

なんか良い

あらすじを読まずに、本編を読みました。
加納がどうしてこんなに落ちてるのか。元カレに何を言われたのか。
一気に情報を与えず、スローペースな展開の中で、少しずつ見えてくる状況、人柄、関係。それがモヤモヤしながらも心地よい。そんな感じの作品でした。
あらすじを読んでいないので、誰とどうなるのかすごくドキドキしました。加納がすぐによろめきやすいから。でもわかります。大多数の人って実はそうなんじゃな…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

電車に乗って、流れて流されて。

京山あつきさんの作品はこれで3冊読了しましたが、毎回お話の展開に「ええ~っ!」とさせられます。
BLの面白さでもあるのですが、京山さんの作品は この恋に悩む姿がとても良いのです。

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スリーピング・バグ コミック

京山あつき 

誰でも知ってる魔法の呪文

やっと読みました^^;
とてもよかった!すごく好きです‼︎
最初、二人の恋愛プログラムはぶっ壊れてる?と思いましたが、
実は壊れてるんじゃなくて作動してないだけ。
後半一気に〝ひとつになりたい〟という甘美なテーマに突入していきます。


上司の本郷が気になっている潤野ですが、借金を抱えた本郷を500万で買うところから同居生活スタートです。
一緒に住むならセックスしないと気が済まない…

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ヘブンリーホームシック コミック

京山あつき 

大事なものは移り変わっていく

 とっても胸に沁みる、素敵な作品でした。『3番線のカンパネルラ』でも感じましたが、私は京山先生の描くキャラの涙にどうも弱いようです。どちらかというとラフなタッチで、涙を流すといってもけっしてドラマチックに描かれているわけではないんです。ストーリーの流れを止めずに、淡々とぽたぽた落ちるように描かれる涙。でも、限りなく私達の日常に寄り添ったキャラの心情がよく分かるから、そんな軽い描き方でも十分心に訴え…

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3番線のカンパネルラ コミック

京山あつき 

綺麗な作品でした

読み終えてはじめに浮かんだ言葉が「綺麗」でした。

この作品のいいところは、登場人物の過去を必要以上に表現していないところだと思います。主人公の加納がなぜ元カレに振られたのか、どのくらい付き合っていたのか、どういう関係だったのか、そういう事が断片的にしか描かれていません。
でも、それって人間と同じなんじゃないかと思います。
誰でも傷ついた過去があり、それを必要以上に語りたがる人なんていない…

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