有木映子さんのレビュー一覧

アンダースキン コミック

有木映子 

サスペンス仕立て

男性好きな議員の秘書を努めるイケメン、弘瀬。冷たくて感情をあまり出さず、本気で人を好きにならないという設定。
一方、その議員の愛人(もちろん不倫)をしている晃。実は晃と弘瀬には因縁があり、晃は弘瀬に復習するためにここまで来たという設定があります。

昔は太っていて紙もながく、ひきこもりだった晃。しかし弘瀬を落とすために美しく成長する。

一方の弘瀬も、同僚の女性とも関係がありそうなやさぐ…

0

と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

ふんわり

主従関係にあった真咲とユノが
長い時間をかけて恋を成就させるお話でした。

ずっと自分のそばにいると約束していたユノが
突然妹の萌と駆け落ちして居なくなってしまった真咲のその後の5年間を思うとすごくツラかったです。
ユノにも事情があってのことでしたがその間に萌も亡くなってしまうし、やっと再会出来たユノには突き放されてしまうし…
真咲にとってツラいことばかりだったように見えたのですが、真…

1

親愛なるオメガへ コミック

有木映子 

王道だけれどそれがまたイイ

切なさと苦しい日々があって、でもそれを乗り越えた先の大きな幸せに包まれるふたりを見たいがために
ついついオメガバースものを手に取ってしまいたくなるのです。
その流れからいくと期待を裏切らない王道展開だったなと思いました。

Ω嫌いの若き当主・慧星(α)と
Ωというのを隠し秘書として働く雁野。
半ば強引に番になった後明かされた、雁野を慧星のもとへ送り込んだその黒幕には驚かされました。

0

と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

ものたりない~

有木先生の描かれるお話が好きなので、今回も購入したのですが...
なんだか物足りない!

先生の描かれる、しっとりと切なく甘すぎない雰囲気はもちろん。
言葉に表されない感情が、たっぷりと含まれていたのはいつもどおりなんです。

でも物足りない。
扱われている題材にしては、ストーリーがあっさりめだったからだと思います。
あらすじも導入も面白いのに!なんだかもったいない!
過去の2人…

1

と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

カバーイラストは良かったけど

あらすじとカバーイラストに惹かれて購入しました。
既に何冊か出されていらっしゃいますが、有木映子先生の作品は初読みでした。

雰囲気はとても良かったですが、アッサリと読了してしまいました。

それというのもユノが真咲の妹と駆け落ちした真相が何となく分かってしまうのが原因だったと思います。
彼等の過去の回想シーンやユノの妹の呼び方などから、ユノが誰を思っているのかがバレバレなんです。

5

と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

萌2寄りの萌評価

初読み作家さんです。
表紙の美しさ、主人と使用人という設定、ちるちるさんのTwitterでのあらすじ付紹介に惹かれて買わせていただきました。

使用人(ユノ)×主人(真咲)
2人はずっと一緒、と誓ったはずなのに5年前のある日ユノが妹と駆け落ちしてしまって…5年後、真咲が見つけたユノは子供との二人暮らしを送っている。

ストーリーについては、展開が分かってしまうというか特に斬新なものはな…

3

と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

絵柄とストーリーが醸し出す世界観に萌える

初読みの作家さまですが、電子で立ち読みしてそのままお買い上げしました。
主従ものって言うんですかね、使用人×ご主人さまというCPのお話です。

ネタバレ含んでいます、ご注意ください。





主人公はユノ。
彼は男手一つで息子の若菜と暮らしている。が、ある日、若菜の母親である萌の兄・真咲がやってくる。萌が亡くなったことを知り、彼女の遺児である若菜を引き取るためだった。

6

アンダースキン コミック

有木映子 

ほの暗い復讐劇

淡々としていて、終始低温のまま進む復讐劇。
甘いお話ではないです。どちらかと言うとビター。
少しのダークさとシリアスさが混ざったお話でした。
ストーリーも悪くなく、お話として面白いです。
ハッピーエンドでもあると思うのですが、甘さがないからか、ややひんやりとした読後感。
WO◯OW系のドラマのような、ほの暗い雰囲気といった感じでしょうか。

議員秘書である弘瀬が不思議なキャラクターな…

1

親愛なるオメガへ コミック

有木映子 

切なくてラストに涙

なんとなく手にとったオメガバース作品なんですが、結果買ってよかったと思えた作品でした。

Ωであることを隠して使用人として働く受けと、Ω嫌いというより自分以外の誰も信じられない攻め。
仕事を通して心を通わせていくというよりは、歩み寄っていくような印象でした。

しかし歩み寄っては行くけれど、お互いの間にある溝を越えられず...
それでもなんとか溝を埋めようと、話は進んでいきます。
こ…

4

親愛なるオメガへ コミック

有木映子 

もう少し!

オメガバースも色々ですけど、Ωっていつもつらそうな。
ハッピーオメガバースが増えたのも、差別的な表現が嫌だと思う事もありますかね。

こちらは、ザ オメガバースです。でも、一捻り有ります。
αは恵まれて、幸せ。
βは凡の幸せ。
Ωは、不幸せ。
そんな構図がメインでした。
とはいえ、ひどい場面の描写は殆どなく。
αに対する妬みが、根底に有ったりと静かなトーンで描かれていくのです。

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