二駒レイムさんのレビュー一覧

銀嶺のヴォールク 小説

北ミチノ  二駒レイム 

バックボーンが秀逸。

初読みの作家さまでしたが、二駒さんの美麗表紙とタイトルに惹かれ手に取りました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







主人公はアレクセイ。
麗しい美貌を持つ彼は若干25歳にして中佐という階級を与えられている。貴族の出身で彼の父親への忖度はあったにせよ、彼はまじめで有能な軍人だ。そしてそんな彼は現在北方軍で狼部隊の指揮官を務めている。彼の住まう国では雪深く、さ…

8

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

変態ちっくクールビューティー

あらすじやイラストに惹かれて手に取ると小中大豆先生だったということがよくあります。
いつの間にか読んでしまう作家様です。

カバーイラストを見たところ、秘めた恋に身を焦がすシリアスでじれったいお話かと思って読み始めたら、おかしなやり取りが多く笑いがこみあげてしまいました。

幼いころに出会った皇帝への行き過ぎた思慕が募り、近くでお仕えしたいと最高に優秀な成績で受かった瑞春。
楽しみは皇…

2

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

話の流れがうまい!

作家買い

ルビー文庫なので
それほどの文字数がない
そんな中
オメガバース、
中華設定と
説明することは多いはずなのに
それを
いかにもな説明されてる感を抱かさず
状況なりを
すんなり理解できた
しかも随所に伏線まであり
無駄がない文章だなという印象を受けました

攻め、受け共に
賢い者同士の会話が
小気味よく
それが切なさも生むんですが
とてもよかった

1

竜の妻恋 ~竜は彼に溺愛を捧ぐ~ 小説

いとう由貴  二駒レイム 

さらに溺愛!

ひたすら溺愛、これでもかってくらい甘い言葉を紡がれる!!もう溺愛というか寵愛!!
それでもまだまだ自己評価の低い尚行。
成長のために向かった先で拉致!からのあるある展開もリュシーのぶちキレっぷりにはヒョッッ!!さくさくっと死人が出ててヒョッて、なったわけですが、怖がることなく自身を見つめなおす尚行もある意味強い。二人の絆も深まり、間には誰も入れない蜜っぷり!

どんだけリュシーが心尽くしの…

0

竜の妻恋 小説

いとう由貴  二駒レイム 

行き着いた答えに震えた

運命の伴侶と見初められ、溺愛につぐ溺愛!
初めて他人に優しくされ、真摯な想いに絆され成長するシンデレラストーリーに加えて、実は獣人(竜)だったリュシーの想いに命尽きるまで応えれるか葛藤する姿が切なくて!!
行き着いた答えが!!究極!純愛っ!!!

運命だから魂を愛してる、生まれ変わっても愛してるって、深い告白のようで残酷。人格や気性は関係ないと言われてるようだってのが、これまで運命で恋しち…

4

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

前半は好き

東洋の雰囲気や2人とも聡明で強いとこが魅力的。二人の会話ややり取りがとても良い。お互いに惹かれ合うのに王位争いも絡み、気持ちを伝えれないのが歯痒い!思わぬ妊娠も皇子を思って隠すのが凄く切ない!けど、この辺からBLじゃなくて良いな感…腹を気にしての妊娠中のセは…何を読んでるんだ?という気分に。子育てに対する州舜の発言もは?ってなってしまった…そこまではとっても面白くて、挿し絵も美麗でドキドキワクワク…

2

熱中症 竜の愛した砂漠の男娼 小説

時田爽子  二駒レイム 

じんわり

一夜限りの関係で妊娠!責任取れよ!な展開で始まり、あ、読むの間違えたと思ったけど、オイヴァの溺愛っぷり、ゼンの生きる強さ 、灼熱の国と極寒の国の豊かな情景にするする引き込まれちゃいました。

竜人オイヴァに振り回されながら、信頼を築いてくのも! ゼンの気持ちは尊重したい!けど、囲い込みたい!!スパダリなのに溺愛がすぎてちょっと残念になっちゃうオイヴァをゼンが「はいはいっ」てあしらったり甘やかし…

1

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

キャラが良い

無愛想で努力家、やられたら倍返しにする瑞春が実は帝オタクで天然なのが可笑しくて可愛くて!最初の印象が悪かった帝弟·淑英とは嫌味を言い合いながら仕事を通して信頼·愛情が芽生えていくのも楽しくてキュンキュン。会話のテンポがよくて、これまたおかしかったり。瑞春のヒート時も理性的に接し、運命よりも…と言う淑英が良い男でした!!
東洋の雰囲気や陰謀に立ち向かうとこも面白く、オメガバだけど、そこまで嫌な奴が…

1

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

達成感と充実感がハンパない

達成感!充実感!読みながら思ったのはそんな言葉でした。

瑞春の奇人変人変態さ、帝のお側でお役に立ちたいために子供の頃からひたすら頑張るところ、いじめられても何倍にも返り討ちにするところ、いざ帝に対面したときの様子。
主人公瑞春が面白くてグイグイ読めました。
崇拝してますね、オタクっぽくもあり。

お仕事も不正に迫るのもとても読み応えがあり、弟皇子淑英とのやりとりも可笑しく、また淑英に…

1

皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ 小説

小中大豆  二駒レイム 

東洋風Ωバース恋愛譚

二駒レイムさんの、東洋美人画風のイラストがとってもムーディで素敵でした。

「皇子と偽りの花嫁」は、純愛物語で、妻の助言で試練を乗り越えて、無事皇子を主人公が流産を逃れて出産するまで。この作品は、小中大豆さんのオメガバースの初めての作品だそうです。純愛ロマンスを楽しむなら、こちらを選んだほうが良いと思います。

続いて、おなじ挿絵作家の「アルファ皇子の宮中秘恋」を読みました。
こちらは、…

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