苑生さんのレビュー一覧

兎の森 (2) コミック

苑生 

続きが気になる

2巻発売日に思い立って購入した為、1巻が手に入らず苦労しました。
先に2巻読んじゃったんですが、1巻が届いてからもう一度読みました。

凄くリアルで気持ち悪い環と母親の関係性が、環を歪めてしまったんだろうと思うと辛いですね。子どもに性的な部分を出してしまうのって虐待ですよね。
高校生なら普通にあるであろう性欲を、これだけ毛嫌いしてしまうのは大変だろうと思います。

ダークな話に笑いを提…

9

兎の森 (1) コミック

苑生 

言葉に出来ない思春期の全てが詰まっている

『被写界深度』に続いて読んだ苑生先生の作品です。

高校1年生 志井 洵太と高校2年生 弓永 環のお話。

一歳違いの幼なじみの志井と環。
2人は小学校から中学校までは学年が違っても一緒に遊ぶほど仲良しでした。
しかし、その関係も環が中学を卒業すると疎遠になります。
なぜなら、志井はずっと昔から環が好きだったから…。

異彩を放った苑生先生のデビューコミックスと変わらず、今作も丁…

3

兎の森 (2) コミック

苑生 

そんなルール、どんどん突き破ってしまえばいい

新たな真実が明かされ、さらに環の抱えるトラウマの重みは増し、
それを共有することで志井と環、二人の関係性も深まってゆく2巻でした。

勝負の末、1年間の期限付きで環と付き合えることになった志井。
手を繋ぎ、ハグをして、キスをして、進展したようで縮まらない二人の距離。

そこにはやはり環のトラウマが障害として立ちはだかります。
想像以上に深かった環の闇。
人懐い笑顔の裏に抱えていたも…

7

兎の森 (1) コミック

苑生 

変化してゆく気持ちと変われない心

登場人物たちの変化してゆく心情、変われない心、
その一つ一つがどれも繊細で、リアリティを感じる作風でした。

志井は一つ年上の幼馴染・環を物心ついた頃から意識するようになり、
気がつけばそれは恋愛の〝好き〟になっていました。

高校生になった志井は環に幼い頃から秘めてきた気持ちを告げてしまいます。
けれど、あっさりフラれてしまい…

そりゃそうだ、それが真っ当な反応だ。
環は志…

1

兎の森 (2) コミック

苑生 

本当に神

1巻で魅了され、迷わずポチッと購入しました。作家様は相変わらず絵柄がきれいでコマ割りも上手く読みやすいし、何より受けを思う攻めが可愛くずっと見ていれます。環はトラウマな過去あり、と重くなりそうな内容ですが、コメディの部分もあり(環のTシャツのチョイスなど、笑)心地よく読めました。毎回、志井の環を思う気持ちがあるコマはなんとも苦しくドキドキします。続きが早く読みたいです!そしてタクミさんの生活も気に…

8

兎の森 (1) コミック

苑生 

表紙買いしてよかった

表情がとても美しかったので電子書籍で購入しました。絵柄も好みすぎるし、内容も期待を遥かに上回りました。志井(攻め)が環(受け)を思う気持ちがなんとも切なくかわいらしい。今後の展開が気になります!あと、作家買い決定です!

1

兎の森 (2) コミック

苑生 

1巻よりも更にレベルアップ

2巻!ずーっと心待ちにしていました。
電子版なのでようやく読めました。

1巻では描かれきれなかった環のトラウマを更に深く描いていて、切なく辛く感じるところもありますが、苑生先生の言葉に「志井なりの攻め方を楽しんで」とあるように、志井頑張ってる!!攻めてる!
恋愛的な関係を進めることに躊躇している環と、次に進みたいけど頑なに変化しない環にどうしたら好きになってくれる…?ともだもだする志井。…

12

兎の森 (2) コミック

苑生 

どちらの立場もツラい

変わらずコミカルさはあるんだけど、コミカルな部分がないと切なすぎるお話です。
志井のおバカさが程よい癒しになっています。
きっと環にとっても志井はそういう存在なんでしょう。

1年間という期限付きだと言えば、環は仕方なくキスも受け入れてくれるけどおざなりで友達感覚な対応を志井は不満に思っている。
志井の事が分からなくて、グイグイくるのにちょっと困っている環。
というとても複雑な関係性が…

8

兎の森 (2) コミック

苑生 

母親の呪い

幼馴染み愛のBLというキラキラしたテーマと思いきや受け(多分)の環の心の傷はかなり深い。かなり複雑な相手を好きになった1つ年下の志井。でも見た目の明るさの中にデリケートな内面を持つ環の全てをひっくるめて愛する攻めとしての懐の大きさ。「呪われた姫を救い出す王子様になってあげて」みたいな気持ちで全面的に応援してしまいます。

1巻に出てきた環の小学生の時の呪いのノート。絶対にしないこと、の項目に必…

10

兎の森 (2) コミック

苑生 

これからどうなっていくのか

環の心の中にある母親ってゆう存在がセクシャリティに関係していたのが確実になって一つ紐が解けたかんじ
環にとってはたった一人の肉親で母親。
母親にとってはたった一人裏切らず側にいてくれた息子?男?ってかんじで共依存に近い関係になってるのかな
母親の真相は不明だけど今息子が、性的か恋愛的対象になっている可能性がでてきてかなり不穏

二人の生活だったからか環にとっては当たり前って思ってたことだ…

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