苑生さんのレビュー一覧

被写界深度(上) コミック

苑生 

対称的なふたりが惹かれあって、、、

持って生まれた音楽の感性、才能を持つ早川。天才だからこそ周りに溶け込めずに無理して笑顔をつくる臆病過ぎる主人公と、真っ直ぐ自分に正直で好きな事をやり、周りからも受け入れられて自由に生きる対照的な紺ちゃん、二人の高校~大学のお話

早川くんの紺ちゃん呼び。これほんと好き。男が男友達にちゃん呼びするのが好き。(同士求む)

シリアスな場面も多いのに、ゆるい描き方もちょこちょこ入れてきてずっと張…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

志井なりの攻め方が最高です

1巻終わりで1年限定で付き合う事になった環と志井。
物語の根幹とも言える環の「普通ではない」家庭環境とそこから生まれた環の「性」に関するトラウマに、志井なりの攻め方で踏み込んでいきます。

頭の中は環に対するエロが直結している志井ですが、環のトラウマを理解し受けいれて解放してあげようと考え行動する姿が、幼なじみだからこそわかってあげたい、守ってあげたいと思う志井なりの優しさが伝わりました。

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兎の森 (1) コミック

苑生 

素晴らしく絵がきれいです

幼なじみで1歳違いの環と志井。
小さい頃からずっと一緒で、兄弟のように仲が良かった2人ですが志井が5年生の頃から環に友達以上の感情を持ちはじめます。
でも、自分の気持ちを伝えていいとは思わずにいます。それは、環の家庭環境を理解した上で、志井が「環が嫌がる事はしたくない」と考えているから。

作中それぞれの視点でお話が進みますが、志井は何も考えていないおバカな子のように見えて(実際無表情でや…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

近くて遠い

1学年差の志井と環。

幼少期からじっくり、ゆっくり描かれていて心の機微や心理描写がとても上手い。

1年間限定で付き合うことが出来た志井には拍手を送りたいですが、恋愛の好きと友達の好きでベクトルが違い、なかなか進まない。

それには相当の理由があり、歪みが見えます。
環の家庭環境は正直虐 待レベルだと思います。喘ぎ声の中、普通に家に帰るなんて感情が麻痺したのかと思いきや、まだ母親の…

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被写界深度(上) コミック

苑生 

キャラがハマってて読んでてすごく楽しい❤︎


上下巻まとめてのレビューです。
といっても、ひとことで言えば、
タイトル通りなんです。

先に、兎の森を読んだので
それに比べるとシンプルだなぁ
という印象はありますが、

2人の仲が深まるにつれ、
楽しくなるくらいお似合いだなぁ
と思う時は、もうそれ時点でいい話ですよね。
この話も正にそんな感じでした。

高校生の時に出会って、
その人の前でだけ、剥がされる
息…

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兎の森 (1) コミック

苑生 

アオハルには深すぎる…2巻まで読んで!


というのも、私は1巻を読んだまま
ずっと放置してたんです。

当時は、BLを読み始めたばかりで
最初の印象は、なんていうか
分かりやすい明るいモダモダを
楽しんでたので、
この絆される気配もない
2人のやりとりが全然刺さらなくて
志井くんなんなの。なんじゃこりゃ。
って思ってたんですよ。

それから随分と間があいて
改めて続きの2巻を読んだんですけど、
謎がね…って…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

こんなに待ち遠しい作品はなかなか無いです。

1巻からのファンです。
そして、ドラマCDも好きです。

ふたりの関係、親の執着・・・、いやいや本当に問題作ですよね。
この先がどうなるの?って、本当に気になって仕方がないんです。
ふたりは幸せのなるの?ってか、この二人の幸せってなに?
子供の家にこんな目にあったら、幸せって何かわからなくなってしまうのでは?

こちらを描いている先生も本当に大変だと思います。でも・・・、
私も、…

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兎の森 (2) コミック

苑生 

間違いなく神作品

一年前に2、3回読みました。一回読んだだけでは意味がわからなくて。読後感がものすごく、ずーっと忘れられない作品になりました。一年前に読んだときは、環くんのお母さんがとても気持ち悪くて、今後、どれほどの愛情と執着をみせるんだろうと思うと、書いている作家さん、神経すり減らすだろうな、と思いました。3巻目がまだ発売されなくてとっても悲しいですが、作家様、環くんのお母さんに、心を持って行かれないように、気…

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

なに…このふわふわした幸せな気持ちは…

いや〜〜!あまりのドキドキときゅんで心臓が破裂しそうでした〜……

攻めのえんちゃんに対する片想いを、受け視点で堪能できました。
(普段は攻め時点で受けを見るのが好きなんですが、BLってどっちの視点でも楽しめるのが素晴らしいですよね…一粒で二度美味しい・:*+.)

実はえんちゃんも受けを…と分かった時の、えんちゃんからのキスの描写がもう、たまらんでした。「俺が先にするんだよ」、昨日のあ…

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

思っていたより平坦なお話だった

同僚の域を出ないまま片側の傍にいれるだけでいい片思いな空気感で本の半分以上が過ぎてしまい、ラブに発展する気配を感じずの日常風景が続いていたので、この2人はいつ進展するんだ?後半怒涛の勢いで転じるのか?と思いながら読んでいたのですが、蓋を開けてみたらとっくに両思いな2人だったという。笑
先に好きになったのは昂大の方だけど、それに気づいてそう変わらない時期からえんちゃん(遠藤)も昂大が好きだったそう…

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