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苑生
Jewel
ネタバレ
苑生さん原作の「兎の森」の音声作品から入り、兎の森が完結しないまま休載状態のため居たたまれなくなり、兎の森以外の唯一の商業作品であるこちらを上巻と同時購入して一気読みしました。 兎の森ではカラーページのあまりにも美しい「光」の描き方に掴まれてしまったのですが、この下巻の表紙は更に好みで、飾るためにもう1セット買い足してしまい、2セット所有するという惚れ込みよう(笑) 作品の下巻だけしか…
音声作品の「兎の森」で苑生さんを知り、原作を読みたくなって購入したのですが、完結しないまま休載という不完全燃焼に耐えきれず、兎の森以外の唯一の商業作品であるこちらもすぐに購入しました。 兎の森と違わぬ名作でした! 画力の高さには目を見張るばかりですが、とりわけ「目」と「目線」で心情を表現する技術には感動しかありませんでした。 上巻での秀一郎くんの高校時代の目には光が感じられませんが、…
yumyumyum
最近初めての作者様の作品を読み漁っていますが、その中でも出会えてよかったと思える作品です。 ストーリーは自然な感じで、屋上での紺ちゃんと秀の会話を中心に、学生時代にある 心の揺れや憂い、不安、もやもやを丁寧に描きながら進んでいきます。 秀くんは紺ちゃんと話すことで、昔の傷と向き合って、自分を解放していく。 音楽がすきだと再認識していく。 一方の紺ちゃんは、いつも自然体でブレない。かっ…
月村奎 苑生
ロコモコモコ
月村先生の作品は結構読んでるつもりだったのでまさかまだこれを読んでなかったとは!と思って慌てて購入してあっという間に読み終わってしまいました! ゆったりとした幸せな雰囲気・・・今の私にはありがたいですw 昂大が1人でたくさんモヤモヤしてからわまったり勘違いしたりしてたけどそれもまた可愛い! 親の不仲のせいで周りの空気を読んで行動しがちな昂大。 そんな昂大が好きになった攻めのえんちゃ…
ざくざくちゃん
持って生まれた音楽の感性、才能を持つ早川。天才だからこそ周りに溶け込めずに無理して笑顔をつくる臆病過ぎる主人公と、真っ直ぐ自分に正直で好きな事をやり、周りからも受け入れられて自由に生きる対照的な紺ちゃん、二人の高校~大学のお話 早川くんの紺ちゃん呼び。これほんと好き。男が男友達にちゃん呼びするのが好き。(同士求む) シリアスな場面も多いのに、ゆるい描き方もちょこちょこ入れてきてずっと張…
1巻終わりで1年限定で付き合う事になった環と志井。 物語の根幹とも言える環の「普通ではない」家庭環境とそこから生まれた環の「性」に関するトラウマに、志井なりの攻め方で踏み込んでいきます。 頭の中は環に対するエロが直結している志井ですが、環のトラウマを理解し受けいれて解放してあげようと考え行動する姿が、幼なじみだからこそわかってあげたい、守ってあげたいと思う志井なりの優しさが伝わりました。 …
幼なじみで1歳違いの環と志井。 小さい頃からずっと一緒で、兄弟のように仲が良かった2人ですが志井が5年生の頃から環に友達以上の感情を持ちはじめます。 でも、自分の気持ちを伝えていいとは思わずにいます。それは、環の家庭環境を理解した上で、志井が「環が嫌がる事はしたくない」と考えているから。 作中それぞれの視点でお話が進みますが、志井は何も考えていないおバカな子のように見えて(実際無表情でや…
しろくろねこ
1学年差の志井と環。 幼少期からじっくり、ゆっくり描かれていて心の機微や心理描写がとても上手い。 1年間限定で付き合うことが出来た志井には拍手を送りたいですが、恋愛の好きと友達の好きでベクトルが違い、なかなか進まない。 それには相当の理由があり、歪みが見えます。 環の家庭環境は正直虐 待レベルだと思います。喘ぎ声の中、普通に家に帰るなんて感情が麻痺したのかと思いきや、まだ母親の…
きいろぞう
上下巻まとめてのレビューです。 といっても、ひとことで言えば、 タイトル通りなんです。 先に、兎の森を読んだので それに比べるとシンプルだなぁ という印象はありますが、 2人の仲が深まるにつれ、 楽しくなるくらいお似合いだなぁ と思う時は、もうそれ時点でいい話ですよね。 この話も正にそんな感じでした。 高校生の時に出会って、 その人の前でだけ、剥がされる 息…
というのも、私は1巻を読んだまま ずっと放置してたんです。 当時は、BLを読み始めたばかりで 最初の印象は、なんていうか 分かりやすい明るいモダモダを 楽しんでたので、 この絆される気配もない 2人のやりとりが全然刺さらなくて 志井くんなんなの。なんじゃこりゃ。 って思ってたんですよ。 それから随分と間があいて 改めて続きの2巻を読んだんですけど、 謎がね…って…