夏野寛子さんのレビュー一覧

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

空気感が最高

夏野先生の漫画は、小説みたいに言葉選びが素敵だな、と思います。

漫画という手段は、文字だけでなく絵、とくにキャラクターの表情で伝えられる。一方、小説には文字しかない。だから、良い小説は、言葉選びが美しい。どちらが優れている劣っているの話ではなくて、時間をかける部分が、それぞれ異なるのだと思う。

そんな中、夏野先生の漫画は、言葉選びもすごく素敵で、台詞に色気がある。それでいて、文字で説明…

7

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

真骨頂

久しぶりにちるちるさんに書きに来るぐらい、ハイパーウルトライノセンス作品。
いやぁ、もうこれは今年始まったばかりですが夏野さん真骨頂じゃないですか?
コマの間に挟まる相手の目や、口。何かを語る前に人間がよく見ちゃうとこだと思うんですがそこから導き出される感情がとても心に響きました…

それに気づかないならまだあなたはべいべちゃんね…。
人生はもっと長いから沢山の人や経験に出会ってね。

10

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

じれった〜くて切ないけど...甘い!!!!

作家買いですが本当に夏野先生の作品はハズレがないと思います!今回も萌えに萌えました!

絵が相変わらず、すごく綺麗で何気ない表情などももちろん素敵ですが、特に舞台系の場面ではより一層ひきこまれるような描写でキャラも魅力が引き立てられていて良かったです。

ただキャラの設定なのか、セリフなのか、ストーリーなのか、なんとも言えませんが少し回りくどく思いました。
特に前半は同じループをしている…

5

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

神作品!

年初になんて神作品が出版されたんだ!という衝撃で初レビューです。
あらすじはいろんな所で読めると思うので割愛して、星名さんのズルい誠実さに心がぎゅうううってなりました。
これ、10代、20代中盤までの人が読むのとアラサー以上が読むので感想が違ってくると思います。
きっと若い子は、もどかしい!!別に年齢差あっても早く手出しちゃえばいいじゃん!!!って思うはず。
けど大人ってやっぱり若い子の前…

12

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

ずるい大人の魅力

とってもマイペースな星名さんと進路に悩む健全な瀬戸くんが相思相愛になってお付き合いを始めるまでのお話。

バンドマンの星名さんは同じバイトの瀬戸くんを気に入っていて、ちょっと手を出したけど、DKと知り距離を置こうとします。
瀬戸くんは避けられてることに傷つきますが、星名さんを好きになってしまい、食い下がります。
瀬戸くんの想いに星名さんは曲で答えます。
瀬戸くんを想って書いた、別れの歌で…

5

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

2人のラブソングの続きを

疲れた身体に沁みる温かいストーリーに癒されました(*´꒳`*)夏野先生の描く作品は透明感があって空気が澄んでる…。
この作品もそう。キャラクターも魅力的。コミカルさもあり、しっとり感もあり胸がキューンとしました。ストーリーやキャラクター、心の描きが素敵でした。


バンドマンと高校生のラブストーリー。
バイトの先輩後輩の関係だった2人が、星名が家に瀬戸を泊めたことで変化していきます。瀬戸…

8

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

作品は神!しかし・・・

作家買いでもありますが、最近はこちらの作品の方にどハマりして本誌連載追っていました。

繊細で美しい作画は全腐女子の知る所なので割愛しますが、言葉選びの秀逸さとモノローグや台詞の間合いなど流石ですし、バンドマンの星名は掴みどころのない狡さとダメさで色っぽいし、真っ直ぐに星名を見つめる瀬戸くんの瞳は意志の強さと健気さで可愛いいにも程がある!本当、悶絶物の可愛いさ!
卒業式シーンで星名が表情を見…

48

25時、赤坂で 4 コミック

夏野寛子 

麻水さん〜!!

表紙の穏やかな表情の麻水さん。どんなお話しが読めるのか楽しみにしていました。

4巻はふたりの地元へ。
結婚式参列面白かったです!笑
麻水さんの過去とそれぞれの家族の雰囲気も分かりました。
羽山家の過去は色々あったんだなぁ…。

ふたりの出会ったころの大学のお話しも読めて今までふわっとしかわからなかった部分が鮮明になりすっきりしました。
麻水さんにとって由岐くんの存在がどれほど大き…

8

25時、赤坂で 4 コミック

夏野寛子 

麻水視点がぐっと来た

今回は確かに何も起きなかったりえっちなシーンも少ない巻でしたが、本当に良い意味のスローテンポさが出てて大好きな巻でした。

特に麻水の家族の話だったりとか大学時代にどんな心情だったのか、由岐に出会ってどう好きになっていったのか、麻水視点でものすごく丁寧に描かれていてすごく心地が良かったです。絵とモノローグの両方で描かれていて満足感が半端ない。
次巻は麻水のお仕事の関係で2人が離れ離れになるの…

8

25時、赤坂で 4 コミック

夏野寛子 

初めての神に

今までの1巻〜3巻まではずっと萌2評価にしていました。そして、今回は4巻で初めて神評価にしました。

今までの3巻に比べたら大きな出来事も事件もありません。でも地元での友人の結婚式に参列する様子とかが読めて凄く楽しかったんです。芸能人である麻水と由岐に対する周りの反応に、何度もニヤニヤしてしまってました。

また、大学時代のお話も過去作にもチラッとは描いてありましたが、今回詳しく描かれてい…

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