夏野寛子さんのレビュー一覧

25時、赤坂で 4 コミック

夏野寛子 

シリーズ最高傑作の最新作。

BLって巻が進むにつれて喧嘩スレ違い等のストレス展開、ヤバい当て馬キャラ大暴れ、あとはプレイの激しさで話を繋ぐみたいになっていく事多いと思うんですけど本巻、最高傑作です。

4巻のレビュー読まれている方々はきっと2人の関係性などはご存知だと思うので説明は省きますが、あぁ...これまでの麻水さんのあの表情や言葉にはこんな意味があったんだな...人間らしくなってきて良かったね涙(全読者突然の三原目…

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アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

大人として引いた線、その線を越えようともがく少年

バンドマンの星名×バイト先の大学生瀬戸くんのお話。
25時、赤坂でと同じ世界線ですがキャラは直接的に出てきません。

バイト先のコンビニでわざわざシフトを被せて瀬戸くんに癒される星名。恋愛感情よりは犬猫のような感覚で可愛がっていましたが、ある日「家にいたくない」と雨に濡れ店先に佇む瀬戸くんを家に連れて帰ってしまいます。翌朝、大学生だと思ってた瀬戸くんが思っていたより年若いことが判明し動揺する…

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アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

なんどもおかわりできるピュアラブ

タイトルがエモ…と気になっていたのですが…「25時~」にハマらない読者だった私、さらに、あらすじはなんか普通だな~なんて思って書店の棚の前でちょっと購入躊躇してたのですが…
めちゃくちゃよかったです!!!
いい脚本に上手い演出を施された映画を1本見たような気分になりました。物語はオーソドックスだけど、言葉のひとつひとつや表情、すべての描写!に作家さまのこだわりやセンスが感じられるようで…めちゃ…

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25時、赤坂で 4 コミック

夏野寛子 

尊すぎる・・・

物語が進むごとに麻水さんと白崎くんの絆や愛が深くなって、読みながら心が満たされる数少ない作品です。

4巻の今作では、羽山の映研時代の友人が結婚するとのことで2人は地元に戻り結婚式に参加します。
その際、2人とも実家に帰省するのですが、今まで謎だった羽山の家庭環境について言及されます。

4巻最大の萌ポイントはやはり羽山から白崎への誕生日プレゼント。最高すぎる(;_;)

そして、山…

8

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

抱き合わせみたいな

『25時、赤坂で4』と抱き合わせみたいな感じで読んだことは否めない。ただ、そんなふうに思ったことが大変失礼だったな、と。
じわじわじわじわ染みてきて、気持ち良くなってきたところ、ずーーーんと落とされて、ふわ~〜〜〜〜っと浮上する。
私が求めてた萌えが、確かにあった。
何度も何度も読み返したくなる作品だった。
年末年始にふさわしい、タイムリーな話題も組み込まれてて、現実と物語が(私の頭ん中だ…

4

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

たぶん良作??

星名さんは、若い瀬戸くんをかわいいなーって思って勝手に癒されてて、つい手を出してしまったわけだけど、高校生だとわかって、まだ子供だった!と思って距離を置くわけですね。
瀬戸くんは、自分が間違ってる?って悩んでたことを、星名さんに肯定してもらえたことで、星名さんを好きになって猛アタック。

個人的には、星名さんはいつの間に、別れの曲が一曲出来てしまうくらいに瀬戸くんを好きになってしまったんだろ…

6

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

空気感が最高

夏野先生の漫画は、小説みたいに言葉選びが素敵だな、と思います。

漫画という手段は、文字だけでなく絵、とくにキャラクターの表情で伝えられる。一方、小説には文字しかない。だから、良い小説は、言葉選びが美しい。どちらが優れている劣っているの話ではなくて、時間をかける部分が、それぞれ異なるのだと思う。

そんな中、夏野先生の漫画は、言葉選びもすごく素敵で、台詞に色気がある。それでいて、文字で説明…

7

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

真骨頂

久しぶりにちるちるさんに書きに来るぐらい、ハイパーウルトライノセンス作品。
いやぁ、もうこれは今年始まったばかりですが夏野さん真骨頂じゃないですか?
コマの間に挟まる相手の目や、口。何かを語る前に人間がよく見ちゃうとこだと思うんですがそこから導き出される感情がとても心に響きました…

それに気づかないならまだあなたはべいべちゃんね…。
人生はもっと長いから沢山の人や経験に出会ってね。

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アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

じれった〜くて切ないけど...甘い!!!!

作家買いですが本当に夏野先生の作品はハズレがないと思います!今回も萌えに萌えました!

絵が相変わらず、すごく綺麗で何気ない表情などももちろん素敵ですが、特に舞台系の場面ではより一層ひきこまれるような描写でキャラも魅力が引き立てられていて良かったです。

ただキャラの設定なのか、セリフなのか、ストーリーなのか、なんとも言えませんが少し回りくどく思いました。
特に前半は同じループをしている…

5

アバウト ア ラブソング コミック

夏野寛子 

神作品!

年初になんて神作品が出版されたんだ!という衝撃で初レビューです。
あらすじはいろんな所で読めると思うので割愛して、星名さんのズルい誠実さに心がぎゅうううってなりました。
これ、10代、20代中盤までの人が読むのとアラサー以上が読むので感想が違ってくると思います。
きっと若い子は、もどかしい!!別に年齢差あっても早く手出しちゃえばいいじゃん!!!って思うはず。
けど大人ってやっぱり若い子の前…

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