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5/6(合計:52件)
久喜わかめ
華宗。
前作『インサイドフルブルーム』の際にも感じたことですが、言葉選びが秀逸で…… その場の情景が浮かび上がるような表現に、ついつい引き込まれてしまいました。 幼馴染から恋人になる2人。 変わる気持ちと変わらない気持ちを感じることの出来る、素敵な作品でした。 ケゴカナもたくさん登場している為、2冊同時に楽しむことがオススメです!! 同人誌収録作品が再録されており、少し懐かしい気持ち…
ごにょ
ネタバレ
小学生の頃の話から始まり2人は凸凹がぴったりはまるみたいに相性がよく、中学生で攻めの京介が受けのあたるを恋愛対象として好きになり、高校生であたるが京介と同じ大学に行くと言い、同じ大学に行く。 ここまでの流れでもだいぶ京介が片思いで苦しんでいて、そんなこととは知らずあたるは親友として接してくるので、その様子が切なかったです。 大学生になっても変わらず、あたるが原因で悩んでいるのに京介を元気付…
ぷれぱーる
『インサイドブルーム』のスピンオフです。 前作未読でも大丈夫なのですが、描き下ろしが前作の補完作品なってるんじゃないかと思います。 あらすじ通りの内容で、幼馴染の片想いを描いた作品です。 もどかしくて苦しくて、片想いの切なさがこれでもかってほど詰まっています。 幼馴染のあたるに片想いする京介。 この気持ちはいつか薄れるはずと思っていたのに、想いは募る一方。 離れようとしても…
はたもと
大学の授業中に←pixivでたまたま試し読みして即惚れ。帰り道に購入しました。 2人の大学生の話、お互い過去にトラウマを持っている、そんなありきたりではあるけど、とても優しい話だと思うのです。 高校時代に好きだった人に裏切られてゲイバレし、以来大学ではゲイであることをひた隠しにして恋にどこか諦めているカナ。一方、ゲイがバレて居場所がなくなったとき、味方でいてくれた人に振り向いて貰えなか…
思っていた話と違ったけど、それなりによかったです。 あらすじを読むと、マイノリティを隠してきたカナと、ゲイである事を隠さないケーゴの対照的な2人の話なのかな?と思いました。 訳ありゲイ×前向きゲイのCPだと思いきや、むしろケーゴの方が後ろ向きでした。 カナは、学生時代に好きだった人に裏切られ、ゲイばれしてしまった過去をもっています。 ケーゴは、好きな人が男もいける人だったのに、自分は振…
フランク
辛口ですのでご容赦ください。 オープンリーゲイの攻めと、クローゼットの受け。 コンパでゲイを公言してる攻めに、受けもゲイであることを見抜かれてしまい……ってやつなんだけど、必死で隠している受けを見て「なにをそんなに怖がってるんだか」「ああいう無駄なあがきするやつ嫌いだ」などと馬鹿にした様子を見せたところで躓きそうになった……。 自分はオープンにしてるけど、そう出来ない人もいるよね…
雀影
不器用な二人の恋のお話。 ゲイであることにトラウマのある大学生の男の子が二人。 自分を隠して生きていくことに必死になっている果也。 ゲイであることは公表しているが、何かをあきらめて生きている景吾。 そんな二人が出会って、酔った弾みでセックスをして、そして、それから、、、。 お互いに、お互いの中に、自分で自分を見つめたくない自分自身の「何か」を感じて、反発しあいながらも、惹かれ合うのを…
犀葉
久喜わかめ先生 初のコミックスです。 ゲイであることを公表しているケーゴ × ゲイであることを隠しているカナ のお話です。 2人のことを"白いチューリップ"に例えた詩的モノローグが要所要所にあり、これがとても胸に響きましたしお話に深みが出てすごく良かったです! 正反対ではありますが、どこか自分を見ていると感じるのか互いに相手のことを気にかけてしまって、なんだかんだで少…
「白いチューリップ」を元にした言葉の選び方が、とても詩的で、寂しく、美しく……震えてしまうほどでした。 「本当に、デビューコミックスなの……」という、言葉の表現力が大変素晴らしかったです。 カナもケーゴも、過去の恋愛で負った心の傷。 それは他者から見れば「なんてことはない」ことなのかもしれない。 けれど、当人たちは辛くて苦しくて…… 2人の気持ちは等身大で感情移入し易く、読者の心の中…
清条蒼葉
【マイノリティ】 自分自身今年一番よく耳にしたWordの一つかもしれない。 この作品はソレを《白いチューリップ》に例えて 進行して行く。 作者(久喜わかめ)さんにとっては初コミックス。 導入部分で一旦躓く方が多いかもしれない。 正直自分もその一人だった。 しかし初コミックスなのだから…と、頑張ってw 読み進めた。 同族嫌悪がテーマ?のように感じたのは、過去のトラウ…